1. セルピコ
アル・パチーノは好きですが、何故かこの作品は感情移入できませんでした。もっともっとカリスマ性に溢れた人物かと期待していたのですが、期待しすぎてしまったのかも。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-06 22:28:08) |
2. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
エドワード・ノートンが出てるってことで要チェックと思って観たのですが、或る程度予想していた通り、自分には肌の合わない作品でした。しかも、ノートンの役柄が単なるヘタレのヤサ男…。映画開始早々いきなりノートンが登場して歌い始めたときには、或る意味衝撃的でしたけど…。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-09 00:46:12) |
3. 世界の中心で、愛をさけぶ
これが2004年を代表する日本映画の大ヒット作で、多くの人が「泣ける」と口を揃えて言う映画ですか。はっきり言って、全然泣けません。私なんかは、最初から泣くつもりでスタンバってたにもかかわらずです。しかも、ストーリーとしては最愛の彼女を病気で亡くすという「泣かせる」には定番中の定番のメソッドが用いられているにもかかわらず、何故泣けないのか…。それはおそらくストーリーの根幹が薄っぺらだからだと思います。最愛の人と死に別れるというそのシーンだけでも見た瞬間に即涙が零れ落ちる人ならともかく、感動というのはもっと胸の奥底に共鳴するものがないと味わえないわけで、「最愛の人が死にます」「悲しいでしょ?」「さあ泣いて下さい」ってあまりにも御仕着せが過ぎると言うか安直すぎるように思います。5点は、熱演の出演者たちに対して。 5点(2005-01-25 21:51:09) |
4. セブン
7つの大罪ですか…。こういうテーマは好きだし、猟奇殺人もののアプローチとしても凄く期待を持たせます。次々にクローズアップされる犠牲者たちの死に様に、「一体犯人はどんなやつなんだ?どうやってこんな犯行を行ったんだ?」というネタ明かしへの期待が膨らんでいき…。最後の最後に犯人が出てきて、7つ目の大罪がブラピ演じる刑事自らの手によって成し遂げられようとする結末に、思わず「なるほど」と肯かされます。だけど、個人的に残念なのは犯行の手口が全く謎のままで終わってしまっていること。「誰がやったのか?」については解明されるものの、「どうやってやったのか?」が完全に謎のまま。この部分は、この映画の本質では無いんでしょうか?でも、個人的には何だか気になって気になって消化不良。。。 7点(2004-06-21 22:08:26) |
5. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
まさにアル・パチーノの、アル・パチーノによる、アル・パチーノのための映画。このオッサンの一挙手一投足に、終始釘付けになってしまいました。多少オーバーアクトだろうが、リアリティが無かろうが、そんなことは一向に構いません。最後の演説はいささか偽善っぽく又同時に説教くさいですが、これも、苦境に陥ったチャーリーを救うために一芝居打ったのだと解釈すれば、嫌味臭さが抜けてすっきりします。それにしても「ぅあぁ!」がツボにハマってしまいました。酔っ払いのオッサンがよくこんな奇声を発しているけど、そっかぁ、みんなアル・パチーノのファンだったんだね。 9点(2003-12-26 00:30:08) |
6. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 ドイツ兵の乱行や極貧状態の民衆が必死に足掻く様が淡々と描かれている様子は、ドキュメンタリーチックに感じました。主人公の行動も殆どが周囲の保護と成り行き任せで、この辺りがある意味真実味を加えています。主人公を救ってくれたドイツ将校が戦犯として処刑されたという結末(と言うより、主人公が救おうと何らかの行動を起こさないこと)は不満ですが、まあ仕方が無いか。主人公がドイツ将校の前でピアノを弾くシーンと、エンディングロールでの演奏は素晴らしいです。少しでもクラシックピアノをかじった事がある人なら必見です。 8点(2003-10-20 00:53:52) |