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おはようジングルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 783
性別 男性

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1.  世界の中心で、愛をさけぶ
見る人に気を遣い過ぎ。過去.現在の映像の色彩を意図的に変えているのですが、逆に説明的過ぎて違和感有り。異なるカメラマンが撮った作品を交互に見せられているような感じ。色調(映像のトーン)での区分けは「HERO/英雄」でも使われていたのですが、あのようなファンタジー&アクションのは映像に幅が出て効果的。だが、このような本格的な人間ドラマを唄った作品には不必要だと感じる。 キャスティングもイマイチ。柴咲コウはどうなのだろう。あの役にネームバリューが大きい役者を使うとは・・・。結婚式に花嫁よりも派手な格好で行くようなものだね。商魂たくましい配役には時代を逆行するアホなセンスが見え隠れする。 原作にも少し言いたい。読み手に対して感動物としての要素を貪欲に伝えたいというのは分かるのだが、強引に成りすぎているように思う。手紙の送り役が婚約者だったり、ラジオでの物語・・・。少々無理が有るかも。お約束で有る“浪花節”的なものが一般受けしたのだろうが、チョットね・・・。 あと、長澤まさみって助演なの? 主演女優賞は鈴木京香。もし、両方に賞を取らせるために振り分けたのだとしたら、その行為は日本の映画界の発展を後退させるだろう・・・。「長澤まさみは主演だろ!」と、世界の中心で叫びたい。賞をもらって泣いてる場合じゃないぞ!「私は主演よ!」というぐらいの気骨が欲しいね。まぁ、日本アカデミーなんて何の権威も無いけどね(今年なんて深田恭子が主演女優賞にノミネートされてたよ)。
3点(2005-02-21 08:49:25)
2.  切腹
書物に残される歴史を鵜呑みにしがちな我々だが、本質というものは“その場に居合わせた者のみ知る”ということでしょう。特にこの時代は写真や映像も残ってないのですから。井伊家の連中にしても、千々岩求女の本心(本質)は分かっていなかった。つまり、自分のことは分かっていても他人のことには無関心なのが人間である。 争いのない泰平の世。皮肉なことに武士(侍)たちはその職を失い、戦乱の時代より比べ物にならないほど苦しい日々を送ることになった。果たして争いの無いことだけが幸せな世の中と言えるのだろうか? 確かに今の日本は“比較的”裕福であり、戦争という物の危機感も無く、食うことにも困らない。しかし、それは“比較論”であり、苦渋の生活を強いられている人もいるのです(現代ではバブルの影響もあったでしょう)。この作品で語られる物語は、戦後間もない時代のバランスを欠いた生活土壌が舞台である。世の移り変わりの際には、こうした理不尽な理由で転落の立場に置かれてしまう人達が置き土産とされてしまう。それは今も昔も同じではないだろうか?
9点(2004-10-14 12:01:45)
3.  千年の恋 ひかる源氏物語
あまりの駄作ぶりに驚いて鼻毛が全部抜けてしまった。返して欲しい。
1点(2004-08-31 14:11:35)(笑:4票) (良:1票)
4.  戦火の勇気 《ネタバレ》 
これはなかなかの作品だと思います。 まず難点から先に言えば、キャスティングが悪いこと。メグ・ライアンにあの役所は無いでしょう。演技が下手とかでは決して無いのです。むしろ凄く頑張って熱演していると思います。が、キャラクターが違いすぎますよ。 あと、低予算だったのかも知れませんが、戦闘シーンの描写(戦車での戦闘シーン)が少々安っぽい。ただ、これは我慢できる範囲内ですが・・・。 逆に良かったところもたくさん有りました。生き残った兵士達の証言の食い違いを表現するために、2パターンの回顧シーン(ウォールデン大尉の行動)を見せます。良くある表現法ですが、これは面白いやり方ですね。 あと、モンフリーズ(ルー・フィリップス)に本気でムカついたこと。これは役者と演出が上手い証拠です。イラリオ(マッド・デイモン)の軟弱ぶりにもムカつきました。これも役者と演出が上手い証拠です。 この作品の中のエピソード〈サーリング中佐(デンゼル・ワシントン)の誤射・ウォールデン大尉の死〉のように、実際の戦争でも“闇に葬られた真相”というものが有るのでしょうね・・・。 ウォールデン大尉は最後まで部下を気づかい、リーダーとしての役割を全うして死んでしまいます(しかも裏切りを犯した部下を)。最後にサーリングは自分の勲章をウォールデン大尉の墓に捧げます。“名誉勲章”は、本当の勇気を示した彼女にこそ相応しいと感じたのでしょう。 
7点(2004-03-15 17:06:45)
5.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
強引に力業で橋を建設しようとする斎藤に対しニコルソンは合理的なやり方を主張する。お互い絶対に自分の考えを曲げない人物なので持久戦となってしまうが、結局はニコルソンの粘り勝ちとなる。“主義主張が合わなくても時間が有ればお互い歩み寄ることが出来る”ということをこの作品はメッセージとして伝えているのではないでしょうか。戦争だって同じような理由で始まってしまうのですから、殺し合う前に時間を掛けて分かり合う努力をすることが大切だということが言いたいのだと思います。 一つの目標に向かって日英の敵対する人間が互いに協力しあい、苦労してやっとの思い出完成にこぎつけたものがいとも簡単に破壊されてしまう。最後の「なんと愚かなことか・・・」という台詞が心に響きます。 
7点(2004-02-03 18:17:18)
6.  戦争のはらわた 《ネタバレ》 
まず、最初に言いたいのは、どこのアホがこんな邦題付けたんだということ。これではまるで戦争好きのサイコ監督が作る馬鹿戦争映画のようではないか!こんなセンスの欠片もないタイトルを付けた奴を吊し上げてやりたい!・・・と、余りに腹が立ったので取り乱してしまいました。 肝心の作品の中身についてですが、冒頭の民謡のような歌、いいですねぇ。おそらく歌詞の意味は戦争とは全然異なる歌だと思うのですが、オープニングの映像と一緒に見ると、何故か戦場に赴く若者の歌のようにに聞こえてきます。この辺の表現は上手いですね。 物語のテーマはやはり、本来のタイトルであるべき「鉄の十字」をめぐる物語だと思います。お坊ちゃん育ちのプロイセン将校、ストランスキーは、名誉と勲章の象徴である「鉄十字」に執着する。人から勇敢だと思われたい、出世して尊敬されたい、という短絡的な目的の為に、自ら戦争に志願したその単純な思考は正に子供である。それを象徴するように、身の回りには常に仲間を置き、危なくなったら卑怯な手を使ってでも相手を陥れる・・・。 ラストシーンでストランスキーは拳銃の扱い方も知らず、あたふたと慌てふためく。そのストランスキーの間抜けな醜態と重ねるように子供の映像を流します。この描写は「ストランスキーは未熟な子供のように無知な男」というにように意味づけをしています。更にバックミュージックとして、オープニングでも流れた歌を流すことにより、一層「ストランスキー=子供の思考」「戦争=無知で幼稚な行い」というメッセージを浮きだたせているように思えます。それを見たスタイナーは大いに笑います。まだ未熟な子供の失敗を見るように高らかに笑います。
[映画館(字幕)] 10点(2004-01-13 18:12:47)
7.  セブン
「7つの大罪」という設定が興味をそそる。 全体的に暗くて雨ばかり降っているが、それが陰惨な物語に上手くマッチしている。 この映画はラストの落ちで驚かせるだけの映画ではない。そこに行き着くまでの「7つの大罪」になぞらえた5つの殺人のエピソードが面白い。 俳優陣も有名所が数多く出ているが、安っぽくなっていない。 演出・映像のテーストというものを大切にしている監督だと思う。 この作品を見た後、思わず自分は何個の大罪を犯しているのか気になって、数えてみた人も少なくないはず。 
7点(2003-11-17 16:07:06)
8.  千と千尋の神隠し
ダメだった。のっけから盛り上がりに欠けていて物語にのめりこめない。 意外にも、これまで豪快だった宮崎作品の世界感が今回はおとなしめの設定。 物語も終始平坦に続く。やはり、シンガーソングライターや小説家にもありがちだが、宮崎作品も初期の作品の方が良いですね。
2点(2003-11-17 16:02:38)(良:1票)
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