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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  零戦燃ゆ 《ネタバレ》 
先週見た「ゼロ・ファイター 大空戦」からの流れで今週も東宝の零戦題材の戦争映画を見る。「日本のいちばん長い日」から始まる「東宝8・15シリーズ」の一本で出演者もなかなか豪華な大作だが、そのほとんどが顔見世的出演に終わっており、中でもトップクレジットである加山雄三は登場後すぐに(10分ほどで!)死んでしまう役で、「ゼロ・ファイター 大空戦」を見た直後だけになんじゃこりゃという感じがした。(ちなみに佐藤允も1シーン出てる。)空中戦シーンは見ごたえある(特技監督は川北紘一。ゴジラ映画以外で初めて名前を見たような気がする。)が、「連合艦隊」でもあった特撮シーンの過去作品からの使い回しっぽい映像があるのは少々残念。それでも「連合艦隊」は脚本がなかなか良く、大味ながらドラマとしても見ごたえのある映画だったが、本作はドラマ部分がつまらない上に主役三人の演技も下手なので本当に空中戦の特撮くらいしか見るところがない感じで見ていて退屈。またこれで二時間を超えてるので少々長く感じる。同じ舛田利雄監督の零戦を題材にした戦争映画ならば本作とは方向性が違うような気がするが「零戦黒雲一家」のほうが面白かったかな。そういえば主題歌と挿入歌を日活時代に舛田監督とよく組んでいた裕次郎が歌っているのだが、裕次郎本人が出演しないで主題歌や挿入歌だけ担当してる映画ってのは珍しいような。
[DVD(邦画)] 4点(2009-04-15 21:58:00)
2.  セーラー服と機関銃
相米慎二監督の第2作。普通アイドル映画というのは主演俳優のアップを多用した作品が主だと思うのだが、この映画は主演女優である薬師丸ひろ子のアップが極端に少なく、望遠レンズを使って遠くから撮影された映像が多く時には顔が識別できないほどであったり、驚異的な長回しがあったりして本当にこれがアイドル映画なのかと半ば疑いたくなったと同時にちょっと新鮮に感じた。でも内容的にはいかにもアイドル映画という感じで何か軽いのがなんともアンバランスな印象。ただ、三國連太郎の演じたキャラはアイドル映画に出てくるようなキャラとはとても思えなかったので強烈に印象に残った。テレビで放送されていた「釣りバカ日誌17」を見たばかりだったのだが、見比べてみるとスーさんよりはこういう大物悪役のほうがうまい気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2008-01-08 03:48:42)
3.  瀬戸内少年野球団 《ネタバレ》 
野球映画というよりは終戦直後の瀬戸内の島を舞台に、そこに暮らす人々の日常を描いているという感じで、女性教師と子供たちを中心にした物語であったり、瀬戸内の島の街並みも美しく撮られているなど今見ると篠田正浩監督は「二十四の瞳」をけっこう意識しているんだろうなと思ってしまうのだが、その女性教師役に夏目雅子というのがドンピシャにはまっていて、20年以上前に初めて見た時もそうだったのだが、やはり凛とした姿が非常に美しく、女優としてのうまさやオーラ、大人っぽさも感じられ、自信を持って好きな女優と言うことができるし、今後、夏目雅子のような女優は本当に二度と出てこないのではと思う。惜しくもこの映画が遺作となってしまったわけだが、とてもこの一年ちょっと後に亡くなるなんて思えないほど元気そうなのがまた切なく思えてくる。この映画はそんな夏目雅子の映画での最後の演技を見るだけでも価値があると思うし、個人的には今まで見た夏目雅子の出演作の役の中ではこの駒子先生がいちばん好きだ。本当にもっと長生きしていろんな作品に出て欲しかったと思う。さて、主軸となる子供たちのエピソード、中でもやはりメインとなる竜太(山内圭哉)、三郎(大森嘉之)、武女(佐倉しおり)の三人が織りなす恋物語、ベタな感じがするのは否定しないが、これが意外にも面白く見られたのは良かったし、なによりも子供たちが活き活きとしていたのが印象的で、それがこの映画の魅力の一つでもある。あと、出演者に関してもう少し書かせてもらうと、武女の父親役で伊丹十三が出ていて、この年に監督としてデビューしていることもあるので、本格的な俳優活動としてはこれが最後になるのかなぁと考えたりもした。それに夏目雅子の遺作であることはさっき書いたけど、駒子先生の義弟を演じた渡辺謙の映画デビュー作でもあり、彼がこの数年後に夏目雅子と同じ病気に罹ってしまうのは何の因果かとつい思ってしまう。渡辺謙は復帰して今も世界的に活躍しているが、これからも元気でいてもらいたいと切に願う。(2022年8月16日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2005-07-11 09:45:37)
4.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 
20年前に初めて見た時はついていきづらい映画だなと思っていたが、久しぶりに見てみると、やはり言いたいことはよく分からないものの、意外にも昔よりは退屈せずに見られたし、ジャック(デビッド・ボウイ)とヨノイ(坂本龍一)、ハラ(ビートたけし)とローレンス(トム・コンティ)という二組の関係が描かれているが、同性愛描写も思ったほど気にならなかった。久しぶりに見て印象に残ったのはジャックがヨノイにキスをするシーン、以前に見たときはとくに何も思わなかった覚えがあるのだが、このシーンが非常に美しく、このシーンだけで映画の格調はかなり高まっていると思う。それよりもドラマとしてはハラとローレンスの関係のほうが印象に残り、中でもやはり酒に酔ったハラがジャックとローレンスを無断で開放し、サンタクロースの話をして、それがラストカットのハラの「メリークリスマス、ミスターローレンス」というセリフにつながっていくのは単純といえば単純かもしれないが、素直に巧いと思った。それにやっぱり、このラストカットのハラの笑顔がなんとも切なくて良く、そこからの坂本龍一のテーマ曲の入りが最高。(この一連のくだりだけだともっと高評価なんだろうな。それにタイトルも邦題より英題のほうが好きだ。)たけし監督作の「BROTHER」でもそうだったんだけど、切腹シーンはなにか海外のマーケットを意識しすぎているように感じてやっぱり気になってしまったのがちょっと残念だった。それにしてもたけし、今テレビに出てるのを見慣れてると、このころはかなり若いなと思わずにはいれない。(2020年1月19日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2005-03-20 12:41:37)
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