1. 絶対の愛
《ネタバレ》 あまりにも彼を愛するが故、時間が経つにつれもしかしたら自分の容姿を飽きられてしまうのではないか。思い詰めた女はある決断をする…そうだ整形して別人になってもう1度最初からやり直せばいいんだ!…ってそんなバカな!!早くもギドクワールド全開である。やはり今作の登場人物も一筋縄ではいかない。異常すぎる。しかし、テーマはいたってシンプルだ。愛についての物語である。狂おしいほどに…。 それにしてもこの男、軽薄すぎるでしょう。彼女だけを愛するとか言っておきながらひっきりなしに合コンに参加するわナンパしまくるわで、なるほど彼女のあの決断も無理はないなと妙に納得。こんな男なもんだから、終始ドロドロした修羅場が展開されていく。 男が女の正体に気付き驚愕するシーンを観た時、ああ私はこういう瞬間を観たいが為に映画を観てるんだなあ、と改めて思ったのであった。そしてラスト、追い詰められた男がとった決断とは…整形返し!?またしてもそんなバカな!と叫んでしまった…。 ロケ地はほぼ喫茶店と芸術公園と主人公の部屋。低予算かつ短期間の撮影でこれだけの傑作が撮れる手腕はさすがである。 [映画館(字幕)] 9点(2013-10-28 21:21:30) |
2. 全然大丈夫
爆笑できるほど面白い映画ではないが(人によりますが)、クスリと笑えるネタが10個以上はあるので、全然大丈夫です。自分はエレベーターのボタンのくだりで危うく爆笑しそうになりましたが、なんとかこらえました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-07-30 19:18:57)(笑:1票) |
3. 世界最速のインディアン
自分のバイクが世界最速だと信じる主人公がレースに出て記録を更新するため、ニュージーランドから遠路アメリカを目指すという物語。アンソニー・ホプキンス主演で実話がベースの感動作なんだけどあまり一般受けはしないだろうなぁ。でも、すっごい心温まる映画でした。見終わって、夢をあきらめないことの大事さ、人生を楽しむコツなど色んなことを教わった気分です。また、クライマックスのレースのシーンの迫力は大画面で見てこそ味わえるってもんです。最近人生に疲れ気味のあなたにお勧めしたい一品です。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-04 23:04:08) |
4. 世界
ひとつひとつのエピソードの連なりがぶつぎりで展開されていって、登場人物に感情移入できないままどんどん勝手に進んで行っちゃう感じだった。世界公園という現実感の乏しい作り物の世界。そこで働くダンサーや警備員の空虚な日々の繰り返しがよく表されていたのではないかと思います。たしかに凄い作品なんだろうけど、私にはちょっと理解しがたい所もあって、イマイチこの作品世界に没頭することはできなかった。 [映画館(字幕)] 4点(2006-10-29 21:01:00) |
5. セブン ソード
《ネタバレ》 ツイ・ハーク監督ということでド派手なアクションを期待していましたが、それほどアクションも少なく、全体的に地味な印象でした。冒頭でものすごい殺戮を演じてくれる悪党の女ボス(髪にすごい剃りこみを入れてる人)がすごく格好良かっただけに、その後の展開を期待しましたが、その後は目立った活躍もなくいつの間にか死んでいたのは残念でした。あと頭禿げのボス役の人はかなり存在感があって良かったですが、主人公のレオン・ライが地味すぎて存在感なし。この人は時代劇には合わないですね。アクションも限界がきたのか、いい所でドニー・イェンに見せ場を奪われる始末。他の剣士にいたっては誰が誰だか区別も付かないくらい印象が薄いので、もっとキャラクターをしっかり描くべきでした。なんか文句ばかりになってしまいましたが、期待していただけに残念です。 [映画館(字幕)] 3点(2005-11-05 12:15:52) |