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1.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 
やはり、目に見えるはっきりとした「悪」に対し「正義の戦士」が戦いを挑み、勝つというストレートな物語を描いて欲しかったです。そういうシナリオを書くことに抵抗感があるのでしょうか。みょうに観念的、ひねり過ぎで、私がシナリオを読んだら企画段階で却下しますが、よくぞ予算がおりて映画化されたと思います。アニメーションの技術は昔に比べ格段に素晴らしくなりましたが、原作(ヨミ編まで)の面白さ、素晴らしさをスクリーンで表現することは難しいようです。他にも不満はあって、9人戦闘服を着せて勢揃いさせるべきですし、007と008はほとんど活躍もせず、レーサーでないジョーなんてがっかりです。期待を裏切られるとわかりながらも、オールドファンは夢を求めて、映画館へ足を運んでしまったのでした。
[映画館(邦画)] 6点(2012-11-18 01:34:54)
2.  戦争の犬たち(1980・アメリカ)
フォーサイス原作で、クリストファー・ウォーケン主演とくれば燃えないわけにはいきません。でも公開当時、批評が良くなかったので、劇場で見るのをためらいました。それ以来、見る機会を逸していたのですが、改めて鑑賞してみると、うーん、雑ですね。原作の良さが損なわれているし、細かいところに目をつぶって見たとしても、アクション、サスペンスなど中途半端です。残念至極です。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-21 06:10:48)
3.  セブンティーン・アゲイン
国際線搭乗時に鑑賞しました。日本語吹き替えがあったので、楽に見られました。ティーンエイジャー向きというより、おじさんのための映画ですね。予定調和的に進むストーリーですが、私は感じ入ること多々あり、ちょっとしんみりしました。
[DVD(吹替)] 5点(2009-08-16 17:28:57)
4.  戦略大作戦
観賞後、「ええ、こんな終わり方でいいの!?」と思ってしまいました。しかし、一昔前の映画は、破天荒な設定を娯楽と割り切り、大いに楽しんで見たものです。納得の面白さでした。CGなんぞ無い時代なので、豪快にドカン、ドカンと爆発シーン満載です。役者の顔ぶれもなかなかのものがあります。私は、テレビ鑑賞でしたが、2時間を超える作品とは知りませんでした。いつか、腰を落ち着けて、じっくり鑑賞し直したいと思います。
[地上波(吹替)] 7点(2008-09-01 01:00:05)
5.  千と千尋の神隠し
宮崎駿作品は、人の注意を聞いておればそんな面倒なことは起こらないのに、ということではじまる話が多いと思います。本作は、冒頭で、お父さん、お母さんが娘の忠告を聞かずに暴走します。ここであらあらという気持ちになって、理解不能の珍妙ワールドについていけず、感動し損ねました。両親の声を当てているのは、「新・科捜研の女」のお二人。沢口靖子ファンなのでうれしくもありますが、ついに母親役か、と複雑な心境です。宮崎監督に対しては、アカデミー賞授賞式に欠席されたのが残念でした。ぜひとも式に出席していただいて、壇上からメッセージをしっかりと発信して欲しかったと思いました。
[DVD(邦画)] 1点(2008-04-20 16:05:00)
6.  戦争のはらわた
アメリカ人が英語でドイツ人役を演じる異色作です。公開当時は否定的な意見が多くて、受けが悪かったと記憶しています。私も同様で、大きな期待をかけていたこともありますが、とくに結末は不完全燃焼感が強かったです。皆さんの評価がとても高いのにビックリしてしまうくらいです。しかし、多量の血しぶき飛び散るバイオレンスシーンは素晴らしかったです。なんだかんだ言って、ペキンパー作品は好みなので、この点数です。ジェームズ・コバーンの代表主演作を選ぶならこの映画と思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-02-29 22:53:05)
7.  西部戦線異状なし(1930)
普遍的なテーマゆえ、時代を経ても色褪せることはない。映画館の席を立つひとりひとりが、何かをずっしりと心に持ち帰る映画。
[映画館(字幕)] 9点(2007-10-21 13:08:52)(良:1票)
8.  絶叫屋敷へいらっしゃい
これ、面白かったです。アメリカ人の大好きなおバカギャグがOKの方にお薦め。そうでない方は、敬遠しておく方がよいでしょう。お下品で、悪趣味きわまりないです。しかし、私は見事ツボにはまりました。奇妙奇天烈な邦題は、実に内容とマッチして、、、ないか。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-18 23:34:35)
9.  セブン 《ネタバレ》 
アメリカに移り住む直前に観た映画でした。夫婦して戦慄を覚えたものでした。荷物の配達ベルにくれぐれも注意しなさいと嫁さんに何度も言い聞かせました。 数年後、犯罪に巻き込まれること無く、無事に日本に帰国することができてよかったです。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-29 10:16:03)
10.  戦争と平和(1956) 《ネタバレ》 
3時間半はとにかく長く辛い。また、この長尺でも原作を映画化するにはなお無理がある。どのように物語が展開していくのか、方向性が明確に示されず進むことが致命的。歴史的背景を頭に入れておいても、「今の戦闘は何の戦いで、場所はどこだったのだ?」といった疑問が起こる描き方はいかんだろう。そして、登場人物の名前と顔、人物関係を常に確認しながらの鑑賞はたいへんだった。確かに大きなスケールの映画なのだが、歴史的名作にカウントされることは少ないだろう。オードリーは美しく、魅力は十分に引き出されている。プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスは多くの作品を送り出し、長い間活躍していることに驚かされる。鑑賞前に、「無事完走」が目標と、嫁さんに告げたが、後半彼女は爆睡・リタイヤしていた。戦死者一名。
[DVD(字幕)] 4点(2007-05-19 17:17:02)
11.  切腹 《ネタバレ》 
切腹する場所を貸してくれと言われて、井伊家はさぞ迷惑であっただろう。津雲半四郎に斬られたもの達こそ、哀れだ、とちょいと斜に構えた見てしまった。彼は口上を述べ、立ち回りをしたことで鬱憤をはらせたのだろうか。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-21 10:52:37)
12.  戦場のメリークリスマス
公開時映画館で鑑賞しました。観賞後、原作を読みましたが、正直言ってそんなに面白いものではありませんでした。その原作からストーリーをふくらませ、よくぞこれだけの映像を大島渚は撮ったものだと逆に感心しました。この映画の後、ビートたけしが映画監督となり素晴らしい作品を世に送り、坂本龍一は「ラスト・エンペラー」でオスカーを得るまでになります。デビッド・ボウイも映画に関わり続けました。まさに、エポックメイキングな映画だったと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2007-01-28 17:08:19)
13.  青春残酷物語 《ネタバレ》 
映画館でしっかり見ました。荒い部分がたくさんあるのですが、衝撃的で、面白いです。川津祐介がインパクトのあるたいへんに素晴らしい演技をしています。今見ると時代的背景に古さを感じざるを得ないでしょうが、若者の危険な無軌道さは普遍的なテーマだと思います。「美人局」と書いて「ツツモタセ」と読むことを本作で初めて知りました。
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-28 13:27:52)
14.  青春の蹉跌
原作とは異なりますが、映画としてよくまとめてあると思います(原作、面白いです!)。脚本は後に「太陽を盗んだ男」を監督する長谷川和彦です。才能があったのに、のちに麻雀の世界に入るとは思いませんでした。本作のラストシーンにはいささか疑問を感じましたが、非常に面白く見ました。 桃井かおり、いい女です。
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-17 01:25:13)
15.  1900年 《ネタバレ》 
リバイバルに気づき映画館へ行きました。飲み物、食料を十分に用意し、そしてクッションを二個持参して鑑賞しました。観賞後、無事完走した何とも言えぬ充足感に包み込まれました。長時間作品で、きついエロ・グロの描写があるので、未見の方はしっかりとした覚悟を持って臨んで欲しいと思います。ラストシーンはせつないような、ちょっと救われるような、とても奇妙な感傷にひたりました。とにかく、役者陣の演技がたいへんすばらしいです。もしも、スタッフ、キャストの中で、あなたが誰かのファンを自負するならば、この作品こそが登らなければならない山だと言えます。
[映画館(字幕)] 8点(2007-01-13 12:32:41)
16.  セルピコ 《ネタバレ》 
負傷シーンが脳裏に焼き付いています。
[地上波(吹替)] 5点(2007-01-13 10:06:34)
17.  戦艦ポチョムキン
むかし京橋のフィルムセンターにて鑑賞しました。通路まで観客が座り込むほど、ごった返していました。本を読み、モンタージュ理論を勉強して懸命に見たものです。観賞後、友達と熱く語り合ったのも懐かしいです。わくわくするような面白さを感じることは今日ないと思いますが、史的価値が薄らぐことはないでしょう。フィルムセンターはその後、火災にあい、多くの貴重なフィルムを失いました。本当に惜しまれることです。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-13 08:17:55)
18.  千里眼
なぜ、このDVDを手に取ってしまったのだろう。水野美紀、黒木瞳のネームに負けたのか、半額セールに負けたのか、、、。 見抜く千里眼が私になかった。
[DVD(邦画)] 2点(2007-01-04 23:04:38)(良:1票)
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