1. セッション
映画としての出来はいいと思いますが主人公もフレッチャーも気持ち悪くてどうしても好きになれませんでした。ああ言う教え手は害悪にこそなれ、何かプラスの作用をもたらす事は無いと思います。ラストはフレッチャーの裏切りではなく主人公への単なるカンフル剤だったのでしょうか。覚醒した主人公を見つめるフレッチャーの眼差しが羨望に変わっていく様がまた気持ち悪かった。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-02-26 15:03:34) |
2. ゼロ・グラビティ
仲間も家族も重力さえも失う恐怖と、それを打ち破る生への躍動感。映像も音響も全てが素晴らしかった。年の瀬にとんでもない作品を見せてくれました。天晴れです。しかしどうして邦題にわざわざ「ゼロ」と付けたのでしょう。 [映画館(字幕)] 8点(2013-12-20 19:49:55)(良:1票) |
3. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 いきなり襲来!→やかましく撃ちまくる!→エンディング…と言う「だけ」の映画でした。内容らしい内容も無く、その薄っぺらさはトランスフォーマー以下。アメリカ万歳ご都合主義SF映画はむしろ好きな方ですが、本作の適当さや海兵隊の礼賛具合にはさすがに気持ち悪さを感じてしまったところも。 エイリアンやマシーンの造形は好きなんだけど、途中から「これエイリアンじゃなくてもよかったんじゃ…?」と思ってしまうほどの存在感に。米国公開時からものっ凄く楽しみで、何かとてつもない映画を見られるのではないかと予告編を何十回見たか分かりませんが、正直「これじゃない!」と言った感じ。続編は無いでしょうな。 [映画館(字幕)] 5点(2011-09-20 18:45:14)(良:1票) |
4. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 病気、マシーンの不具合、出会う人に恵まれすぎていること等、伏線が沢山張られていたので最後のレースシーンは何かとんでもない事が起こるのではと冷や冷やしながら見てしまいました。レクターのイメージしかなかったので完全に負のオーラを消したホプキンスの演技はさすがだな、と思います。本当に心温まる物語ですね。ただ作品としては悪い人が一人も出てこないので教育テレビを見ているようなバランスの悪さを感じました。・・・自分の心が汚れてるだけかな? [地上波(字幕)] 7点(2009-08-21 19:12:18)(良:1票) |
5. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 素晴らしい映画。とても面白かったです。ジブリ的ノスタルジー、日本的ファンタジーと駿的記号哲学の集大成であると思います(言い過ぎ?)。浄化される河の神と最後の「大当たりー!」でいつも泣いてしまうのはなぜでしょうか。千尋がとても愛らしく、頼れるお姉さんに成長していく姿には心打たれました。もう長編アニメーションは撮らないとのことなのでとても残念に思います。 [映画館(邦画)] 9点(2009-06-07 16:26:30) |
6. 選挙
車での会話やおばちゃんの雑談等は長くて見るのが苦痛になりました。日本文化を知る上で外国の方なんかは興味深く見られるのでしょうが、結局コメディなのか純ドキュメントなのか分からない上に要点も掴みづらい。もっと上手く編集できたのでは…とネタが良かっただけにただただ残念な気持ちになってしまいました。どうせならパッケージの勢いのままにもっとバカバカしく撮って欲しかったです。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-06 01:38:15) |