1. 戦場のピアニスト
期待していたほどではなかった。期待が大きすぎたのかも。6点と7点の間ぐらい。レジスタンスでもないし、戦時中は何も人のためになることをしていない主人公が、ピアニストであるというだけで周りの人から特別な援助を受けて生き延びるというのがどうも共感できなかった。ピアニストだからというよりも、一人の人間としてのスピルマンがいろいろな人から助けを受けてという方がずっと共感できたと思う。芸術が戦争をなくせるわけでもあるまし、今も各地で紛争がおきている中で、芸術のよさを引き立たせるのは自己満足のような気がする。悪い映画ではないと思います。でも期待が高すぎただけに残念。 7点(2003-06-13 12:19:39) |