21. ソサエティー
言ってみれば人類補完計画の実写版映画。我が同胞スクリーミング・マッド・ジョージのイマジネーション冴え渡る特殊メイクてんこ盛り(ラストの人体裏返しが凄いぞ)。フェリーニの「甘い生活」を徹底的にグロテスクにリメイクしたという風情で、その風刺精神を読みとろうと思えば読みとれるけれども、ただの特殊メイク映画でしかなくなっているのが残念…。↓しかし【イマジン】さん、徹底的にこの分野をレヴューしまくってますね。頑張ってください、と陰ながら応援しつつ4点献上。 4点(2002-01-08 22:35:23) |
22. 続・猿の惑星
フジテレビったら、なんてタイムリーなんでしょ。確かにティム・バートン版は1作目よりも続編群に近いということが良く解る。類似点は2点、①猿の擬人化が激しい、②故にテーマが希薄になる(=駄作化する。バートンはこのことに気がつかなかったのかなぁ?)。この「続」の脚本はチャールトン・ヘストンが3作目以降の出演を拒否した為に、ああいうラストになったようです。それと、バートン版も含めた全「惑星」での猿のベスト・アクターは決してティム・ロスなどではなく、ジーラ役のキム・ハンターだと思います。んで、「続」の評価はバートン版に同じく3点献上。 3点(2001-12-16 00:21:09) |
23. ソイレント・グリーン
映画のストーリーもそうですけど、街に溢れる群衆をブルドーザーで「撤去」していく映像は衝撃的。人口爆発による食糧不足で、生鮮食料品が一部の特権階級しか口に出来ない未来の映画です。SFミステリーとしても秀逸に作られていると思います。このころは全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンのファンでした、と言いつつ7点献上。 7点(2001-08-06 11:33:10) |
24. ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり
「死霊のしたたり」観た人いませんかぁ。マッド・サイエンティストが死体を蘇らせるっていう話なんですけど、これがまた、後半むちゃくちゃ。ただのゾンビのはずが、まさに「物体X」状態にまで進化しちゃいます。手をたたいて大笑いした記憶があります。皆さんの評価が気になりますが6点献上。 6点(2001-08-02 16:57:53) |