3. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 冤罪をテーマに扱っていて、ラストに有罪となるところで、下手なエンターテインメントにはすまいという監督の意気込みを感じました。マジメに真っ向から冤罪に取り組んでいる印象を受けました。加瀬亮演じる主人公が、少しずつ狂気していく様はなかなか見応えがありました。そしてなんと言っても、役所広司が全体をキュッと引き締めていて、妙に説得力があるというか、それだけでもこの映画を観る価値はあると思います。 [DVD(邦画)] 8点(2007-09-12 21:36:25) |