1. ソフィーの選択
《ネタバレ》 訳ありオンナの、究極の二者択一。選べないものを選んじゃった罪なアタシ。そんなアタシはアナタを不幸にしちゃう。時代が生んだ悲劇とはいえ、罪悪感を一身に背負うしかないアタシ。前半のぬるい三角関係ドラマから一転、オンナの過去を追憶するシリアスな展開に。連れ去られ、泣き叫ぶあの娘の姿を忘れられぬ。最高級の後味。罪なオンナ熱演のメリル・ストリープが米主演女優賞受賞。傑作。 [DVD(字幕)] 8点(2019-06-02 22:47:04) |
2. ソロモンの偽証 後篇・裁判
《ネタバレ》 ガチでマジな校内裁判にて真実が明かされる後編。学芸会の延長線上にあるような新人若手俳優のあどけない演技によるベタベタな学園ミステリーだが、しょっぱいナミダをかっさらうおハナシで悪くない。むしろ傑作の域。裁判スタッフはみんな優等生すぎる、我々が中学生の頃はこんなんではなかったな。キーマンは熱くてミステリアスな他校生・カンバラくん。多くのぱちが飛び交ったが、結局自殺のカシワギくんこそが偏屈で救いようのないイチバンのワルかもね。 [映画館(邦画)] 8点(2015-05-31 23:20:39) |
3. ソロモンの偽証 前篇・事件
《ネタバレ》 みんなウソつきにしてわれ関せず。要するに、みんなぱちコキにして野次馬。登場人物全てが胡散臭い。原作者・宮部みゆきが作り上げたきな臭いミステリー学園に引きずり込まれた。生徒役は全て無垢な新人俳優。ヒロインの脇にいる子は見れば見るほどにまえだまえだのカタワレと思ってたらご本人で失敬。この映画の真価は、ガチでマジな校内裁判の行方を紡ぐ後編次第。 [映画館(邦画)] 8点(2015-05-24 22:09:47) |
4. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 刑事のずさんな取調べ体質、決して正しい判決が下されるとは限らない日本司法制度の盲点が浮き彫りにされた問題作。無実の罪を問われて厳しい取調べの末に留置場に勾留される痛々しい青年の姿。彼の苦悶の一年を擬似体験することによって冤罪の恐ろしさを肌で感じると共に、司法制度の専門的な知識を知る上で大変勉強になりました。 [DVD(邦画)] 8点(2008-06-01 21:48:25) |
5. 空飛ぶタイヤ
《ネタバレ》 どうしてタイヤがお空を飛んじゃったんだろうか。中小企業の熱血社長が従業員や銀行、ライバルをも動かして巨大組織を追い詰めていく。池井戸ドラマはいつもパターンは同じだけど心揺さぶられるよね。良作。 [映画館(邦画)] 7点(2018-07-08 00:42:12) |
6. そして父になる
《ネタバレ》 血のつながりか共に過ごした時間か、取り違えた子を6年間育てた2つの家族が交差するドラマ。BGMのない静かな空気感の中で物語は紡がれます。初の父親役を好演した福山雅治、エリートイケメンパパはハマっていたようです。切ない展開に引き込まれたのですが、あっさりとしすぎたオチに違和感アリ。 [映画館(邦画)] 7点(2013-12-16 22:58:38) |
7. 続・荒野の用心棒
《ネタバレ》 棺桶を引きずる地獄の使者ジャンゴ、若き頃のフランコ・ネロが老けメイクして好演のマカロニ・ウエスタン。クリント・イーストウッド主演の前作とは異なるアナザーストーリー。パンドラの箱から飛び出すのは破壊力抜群のマシンガン。ドロンコ女レスリング。耳を切って喰らわせる、血みどろに砕かれた両手などグロいシーンも印象的。前作を凌ぐ良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-08 01:48:44) |
8. ソー:ラブ&サンダー
《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。シリーズ第4弾。今作のソーはより情愛的。「アイムグルード」しか言わねえボクネンジンみたいなんがいるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと旅するオイラ。その間にムニョムニョ(?)を手にしてマイティ・ソーになちゃってたご病気のアタシ。クリスチャン・ベールが悪役の気色悪いモンスターを怪演。だけどイケメンが台無し。ちょっぴり笑えるセリフ回しは健在でアクションも迫力あったけど、やはり中身が無い。次作の敵は神の子か。 [映画館(字幕)] 6点(2022-07-31 04:01:03) |
9. ソウルフル・ワールド
《ネタバレ》 数週間ぶり2度目観賞。ピクサーアニメ、バディアドベンチャー・ファンタジー。ちょっぴり哀愁漂う髭面の音楽家と生きる意味を見出せないマシュマロみたいな22番。猫を媒体にして両者が魂入れ替わり。徐々に自分たちの生きる目的を見出していくんだね。吹替版のエンディングテーマ曲はJUJU。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-25 06:32:34) |
10. ソニック・ザ・ムービー
《ネタバレ》 約1年半ぶり2度目観賞。JリーグのイチG大阪ファンとして、続編観賞に向けて復習。紺碧のハリネズミがダサいひげメガネに追われている冒頭から始まる物語だけど中身は無い。ストーリー性よりも音速アクションとドタバタコメディで魅せる。音速ならではの一人野球は印象的。芽生える「X-MEN」のスコット(ジェームズ・マーズデン)との友情。続編に黄色いきつねみたいなんが参戦。 [DVD(字幕)] 6点(2021-02-27 07:06:48) |
11. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 北野武監督の代表作。ヤクザたちの沖縄遠征。壮絶な果し合いの末に、ドパパパ~ンで皆殺し。最後に自分で自分をズドン。無駄なべしゃり抜きの、間の抜けた雰囲気は独特だよね。今はまだ未熟で…アウトレイジには遥かに及ばない。 [DVD(邦画)] 6点(2019-06-08 16:05:10) |
12. その男、凶暴につき
《ネタバレ》 たけしクン初監督・主演のヤクザ映画。どいつもこいつも凶暴なヤツばっか。けれども中身がないよね。 [DVD(邦画)] 6点(2019-05-30 22:47:00) |
13. その男ゾルバ
《ネタバレ》 アンソニー・クイン怪演の豪胆な男、ゾルバがギリシャ・クレタ島の炭鉱村で過ごすひととき。物語に見所はありませんでした。女将が亡くなり群がる尼僧―「カバディ、カバディ」。ラストショットは自分の失敗を嘲り、軽やかなテーマ曲に合わせて踊るゾルバ。 [DVD(字幕)] 6点(2014-04-06 00:35:52) |
14. それでも夜は明ける
《ネタバレ》 自由黒人が体験した地獄の12年間。実話に基づいた物語だが痛々しすぎる虐待シーン。こんなことがフツーに行われていたなんて…信じらんないやっ。「奇跡」としか言い様のない生還。米アカデミー最優秀作品賞受賞作。 [映画館(字幕)] 6点(2014-03-23 22:23:49) |
15. ソウ ザ・ファイナル 3D
《ネタバレ》 約4年半ぶり2度目観賞。新作公開に向けての復習。三角関係ゲームのエグすぎる公開処刑にてショーの幕開け。ことごとく任務失敗しちゃうパチコキ生還者。その失敗シーンはもちろん全てエグい。限られた時間と空間による悪趣味ゲーム。これぞ最凶のシチュエーションスリラー。けれども、よい子には観せられねぇよな!? [DVD(字幕)] 6点(2013-02-26 21:36:55) |
16. ソウ6
《ネタバレ》 ジグソウ第2の共犯者が悪シュミゲームのタクトを揮うシリーズ第6弾。ヒトの生死を判定する保険人に4つのゲームを仕掛けます。ラストの回転木馬では極限状態に追い詰められたヒトの本性を生々しく描写。今作はグロさ・エグさに加えて、アメリカの医療問題を投影しています。シメゼリフはやっぱり“ゲームオーバー”、そしてドアがバタンと閉まります。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-23 21:13:56) |
17. ソウル・サーファー
《ネタバレ》 サメに襲われ片腕を失った少女サーファーの実話に基づいた勇気の物語。選手生命の危機に立たされながらも臆することなく持ち前の明るさと澄んだ心で荒波に立ち向かいます。過酷な現状を受け入れて人生を楽しもうとする彼女の天性の前向きさと周囲を取り巻く人々の温かさに共感。全国大会で敗れはしたものの清々しさが残りました。波と水の描写が透き通って美しいです。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-20 23:25:23) |
18. ソウ5
《ネタバレ》 続きが気になり観てしまったシリーズ第5弾。ジグソウの共犯者に迫ります。今作でも拉致した数名を相手に猟奇殺人ゲームを仕掛けます。両側から迫る壁にサンドイッチの結末、エグいグロい。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-19 01:10:21) |
19. ソウ3
《ネタバレ》 猟奇殺人鬼ジグソウによるヒトの生死を利用した悪シュミゲーム第3弾。今作のテーマは“赦し”。息子の復讐に囚われる男が4つの“テスト”に臨みます。第1弾の伏線と第2弾のその後が描かれます。今作ももちろんグロくてエグい、特に脳手術のシーンは絶句。この男への“テスト”は次作に続きます。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-12 01:40:20) |
20. ソウ2
《ネタバレ》 連続猟奇殺人鬼ジグソウによる密室殺人ゲーム第2弾。死に至る神経ガスをうたれた8人が妖しい館に閉じ込められます。ストーリーうんぬんよりグロくてエグいです。今作も続編を匂わす終わり方、“ゲームオーバー”。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-01 00:59:57) |