1. それでも恋するバルセロナ
ウディ・アレンが「バルセロナ」なんて事件ですよ。 ウディ・アレンから連想されるのは「ニューヨーク」「インテリ」「繊細」… この連想ゲームではどうやったって「バルセロナ」にはたどり着かないのに。 なんだか最近ウディ・アレンが亀仙人に見えてくる…。 スカーレット・ヨハンソンは「マッチポイント」以降ウディ・アレンのお気に入りだけど、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムなんていうムンムンな二人を、おじいちゃんになったウディ・アレンに扱えるのだろうか気になってて、やっと鑑賞。 ウディ・アレン特有のインテリ風味が弱いのでちょっと物足りない気はしましたけど、おじいちゃんになってもこんな映画をつくれるなんて素敵。 カンペキな人間なんていないけどそれでいいんだという気持ちになります。 スカーレット・ヨハンソンと対峙しても、あぁこの女性にはかなわないと圧倒させるくらいの自信とか美しさは、ペネロペ・クルスにしか出せないなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-21 14:05:39)(良:1票) |