1. 宇宙戦艦ヤマト
今更言うまでもないことだが、この作品は劇場用に編集されたテレビアニメである。よって自分的には映画とは言いがたい性格のものである。テレビでは昭和49年かそこいらに、訳のわからない時間帯で放映されていたと記憶している。そこそこの年配の方ならヤマトシリーズを観た経験をお持ちだろうが、若い、特にファンでもない人が今になって観た所で、大して面白くない、古臭い御都合主義ドンパチSFアニメに過ぎない作品という按配に酷評されてしまうかもしれない。実際、当時テレビ版は余りの不人気さゆえ、予定クールを大幅にカットされ短期で終了したのだから。その後の一大ブーム・続編の製作が行われるなど一体誰に想像がついたことであろうか。さて、スーパー99や電光オズマ、高速エスパーといったとんでもない昔(笑)から松本零士の作品の熱烈なる愛読者であった私にとって、ヤマトと言えば、そのキャラ・メカ設定に遺憾なく独特の松本世界が繰り広げられたTVシリーズ(第一作目)が全て。たとえ考証が滅茶苦茶でも、自分にとっては微妙なマニアックさ加減に心をくすぐられて楽しかったからそれでいいのだ。本来は正当なる映画(作品)とはいえないのかもしれない。が、しかし、敢えて5点の評価を贈らせて頂くと同時に、後続のスペオペ系アニメ全般に大きな影響を与えたエポックメイクな作品と言っておこう。ついでに言うと、もはやスタンダード曲と化したメインテーマより、「真っ赤なスカーフ」の方が情感豊かでいい。まぁ、ともあれ、何もかも皆懐かしい。 5点(2003-11-11 00:57:57) |
2. ヴァンパイア・イン・ブルックリン
これはまた本当につまんなかった。何かとの同時上映だったか、映画館で観てしまったのは我ながら恐ろしい。最初から最後まで印象的なシーンは一切何にもない。そもそも何が主題であるのかさっぱり判らない。笑える部分も皆無。駄作と言われても仕方がないのではないかと。エディ・マーフィーが出演した作品で、まぁ、ここまで滑ってるのも珍しいのでは・・・。 2点(2003-06-16 13:15:31) |
3. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
ひょんなことでビデオで観たんですが、意外と面白かったですね。笑える場面、こだわりの場面、それぞれ随所にさり気なくあって楽しかったと言うか、関心しちゃいました。(テレビシリーズはあまり詳しく知らないのだが・・・)それにしても面堂って一体どんな軍事組織を持ってるんだw 5点(2003-06-05 22:41:02) |
4. ウォーターボーイズ
こういうの、いいですねえ。バカっぽくて好きです。変に熱くなりすぎていないのもいいです。深いところからの批判的内容もそれなりに多いようですが、この程度のお約束的人畜無害(たぶん)の作品を「真剣に」批評するのもどうかと言う気がします。作り手側の思惑はさておき、単純に喜ぶ人間が多いのはいいことじゃないですかね・・・危険思想的なものがあれば勿論話は別ですが。本作品のヒットに日本映画の行く末を案じるなんて、無しにしましょう。 5点(2003-06-05 12:00:09)(良:1票) |
5. ウエスト・サイド物語(1961)
名作です。これからも名作と呼ばれるでしょう。テーマ曲は本当に素敵です。 7点(2003-06-05 11:56:53) |