1. ヴィレッジ(2004)
知り合いが先に観に行って「30%クソ映画」などと言われたので、観に行こうか迷ったんだけど、ラッキーな事にタダ券が当たったので行ってみた。クソ・・とまでは言わないし、途中自分があの森の中のアヴィーの立場だったら・・と思うと恐かったが、反対にそんなにしても助けたいと思える相手がいる事がうらやましく思った。長老たちが家族の悲惨な死を体験し、そういう思いを子供らにさせたくは無いというのは誰もが思うこと。しかしそれが子供や孫たちにとってどうなのか?化け物の正体は架空のものなのだと知らない村人たちは一生恐れながら生きていかねばならず、無理やりに閉じ込めてることが安心、安全だと思いこんでるだけなのでは?今は平穏であっても、これから先、ルシアスやアヴィーのように街へ行ってみようと言う若者が出て来て、小さな崩壊は始まるかもしれない。そうそう、観てる途中で「あ、これって初めてのお使い映画じゃん!」とひらめいた。ほら、よく子供が泣きながら買い物行くっていうあれね、あれ。 7点(2004-09-27 00:16:06) |