1. ウェディング・プランナー
結婚を甘く考えたらいかん。これは私自身への戒めの言葉である。こんな馬鹿げた恋物語になんか憧れちゃいかん。結婚は妥協の産物なんだ。運命の出会いなんて有る訳ねぇんだ。ドールハウスのプロポーズいいじゃねぇか。目を覚ませ!しっかりするんだ、オレ!この映画の事は忘れるんだ!-以上、独身男のたわ言でした。 5点(2004-06-27 23:55:30) |
2. 麗しのサブリナ
サブリナがパリで洗練されていく過程やライナスに恋心を抱く過程が説明不足のような気がする。2人(オードリーとボガート)の年齢やスタイルの違いが目立ち、違和感を最後まで払拭できなかった。とは言うものの、小洒落た演出や小ネタが散りばめられ、監督らしさは楽しめる。ララビー家の親父さんがいい味出してる。バカでかい葉巻やオリーブ瓶に個性がよく出ていた。 5点(2004-06-19 17:21:34) |
3. うる星やつら3 リメンバー・マイラヴ
絵のタッチはこの作品が一番好みである。相変わらずの摩訶不思議な設定も“らしく”て良い。だが、ルウにキャラとしての魅力に欠けるのが痛い。映画の軸として登場させるなら、強烈なアクのあるキャラかお約束の美少女キャラでないと、この『うる星やつら』シリーズではキャラ群に埋もれてしまう。 6点(2004-04-22 01:19:51) |
4. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
映画シリーズ中、特異な作品として際立ち、娯楽性よりもメッセージ性に重きが置かれている。公開当時中学生の自分にはチト難解だったように思う。繰り返される時空の歪み。幾重にも現れるパラレル。自己存在を問う哲学的命題。訳の分からないうちに終わってしまったというのが正直な感想である。だが、後に作られながら印象の薄い3作目、4作目に比べると良し悪しは別にして作品に力があるのは間違いない。 6点(2004-04-21 23:51:06) |
5. うる星やつら オンリー・ユー
当時は中学1年生か。映画のパンフレットや特集記事はよく読んだし、ポスターも貼ったし、サントラも聴きまくったなぁ。高橋留美子さん描き下ろしのポスターが嬉しかった思い出がある。幼少の頃のあたるとエルの絵が可愛かった印象が強い。あぁ、『影ふみのワルツ』がリフレインしてきた。第1作としてテレビシリーズの持つ雰囲気をそのまま踏襲した作りである。第2作では大いにその反動が来ることに…。 7点(2004-04-21 22:56:04) |
6. 海の上のピアニスト
メルヘンとリアリティが絶妙に同居しているので、かえって戸惑いを覚えた。素敵なエピソード満載で、いかにも優等生的な構成であるのだが、佳作にとどまっている印象を受ける。自分にはラストの突拍子のなさは受け入れがたい。音楽はさすがにモリコーネだけあって美しい。 6点(2004-03-02 22:48:34) |
7. ウォーターボーイズ
タイトルのネーミングは好きだ。ぶっちゃけ、元ネタの高校生のドキュメンタリーのほうが面白い。内容自体は涙あり笑いありのベタな青春映画で平均レベルといった印象。クライマックス以外は見所を感じなかった。でも、妻夫木聡のさわやかぶりは最高レベル。竹中直人には食傷気味。 5点(2004-02-01 23:58:03) |
8. ウエスト・サイド物語(1961)
10年くらい前に一度観ただけだった。ダンスや歌のシーンは印象に残っているものの、ラストがどんなだったか覚えておらず、リバイバル上映をやっていた時に、いい機会なので観直した。ダンスの振り付けはもちろん、撮影の手法も当時かなりエポックメイキングであったことは容易に想像がつく。そのパフォーマンスに魅了され、多くのダンサーに影響を与えたのも頷ける。特に『クール』は目が離せない。メンバーのキレキレのダンスには思わず鳥肌モノの大感動。『マリア』や『トゥナイト』、言うまでもない名曲で必聴です!観終わった後、曲を口ずさみながら帰る自分の姿は公開当時の若者と何ら変わりないだろうな、と思いを馳せたりして。確かにラストは弱いし、単純で陳腐なストーリーだが、そこは触れる箇所ではないと思わせる最高のミュージカル。再見してホント良かった。 9点(2004-01-30 22:51:10) |
9. ウェディング・シンガー
あーあ、観るんじゃなかったなー。ロビーとジュリア、幸せな2人にあてられた。シングルにはちょっとツライ。ドリュー・バリモアは、身近にいる可愛いコとしての設定は適役だね(『エバー・アフター』のような美女系はキツイけど)。思いやりのある2人の結婚って素敵だな。ちなみに、今の自分の心境は荒れていた頃のロビーに近い。独り身の自分が虚しくなってきた。まぁ、それだけこの映画が良かったってコトで…。結構気に入ったかも。 7点(2004-01-05 01:11:04) |