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プロフィール
コメント数 1974
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  雨月物語 《ネタバレ》 
溝口健二、代表作である。 まだ、こんな傑作を観てなかったか、と唸ってしまった。 見事、この一言に尽きる。  田中絹代を本で調べていたら、次のような記述があった。 撮影後、溝口が森雅之に、その演技の見事さにライターで火をつけたという。 田中は「私だってうまいと言わせてみせる」と思ったらしい。 まさしくラストの霊の田中は絶品である。  以後、溝口と田中は映画界で、力をみせつけあうかのように、張り合い、 田中絹代は同年、「恋文」(未見)という映画で監督までしてみせるのである。
[ビデオ(邦画)] 10点(2021-06-30 23:35:04)(良:1票)
2.  ウィンチェスター銃'73(1950) 《ネタバレ》 
文句なく面白い。 名銃をめぐる物語。 これを時代劇に置き換えると、名刀の奪い合いになり、 それがマキノ監督の「丹下左膳」なのかなぁ・・  劇中、西部劇十大事件のうち、一つ、第七騎兵隊(カスター)の殲滅が 話に出てきて、ワイアットアープまで出てくる。 しかし、本作はOK牧場の決斗は描かれない、スピンオフ西部劇である。  西部劇に面白い映画のエッセンスが満載! この映画は観といて損ないぞ~!
[DVD(字幕)] 9点(2023-08-02 01:01:31)
3.  ウンベルトD 《ネタバレ》 
「自転車泥棒」デ・シーカ監督のネオリアリズム映画。  公務員勤め上げた老人の年金額の不足による、もの哀しい映画。 家賃滞納のなか、年金日までどうやって暮らすかという切なさが来る。  老人とペットといえば、アメリカの「ハリーとトント」を思い出す。 あちらは、元気にやっていたが、こちらは戦争前のイタリア。 ただでさえ、戦争に敗けたイタリアのモノぐるしい空気が手厳しい。  自分に身を置き換えて観てしまう。 現代に置き換えるなら、ケンローチの「ダニエル・ブレイク」だろうなぁ。 寒い。うぅ・・
[DVD(字幕)] 8点(2023-11-07 22:03:14)
4.  動く標的 《ネタバレ》 
面白い!  ポールニューマンの魅力を全部出し切れてないが、 このシリーズは、当時の映画人に光を与えただろう!  最初は、女たらしが武器の私立探偵か、と思ったが、とにかく頭が切れる! それがポールニューマンのルックスにピッタシなんですね~  でもデジャブがある。 そう刑事コロンボは、これがベースになって創られたシリーズものではないのでしょうか!! 先にコロンボを見た後の世代ならではの、デジャブですなぁ・・  崖っぷちのカーチェイスもカリオストロを思い出しました。
[DVD(字幕)] 8点(2022-12-03 00:14:48)
5.  ウエスト・サイド・ストーリー(2021) 《ネタバレ》 
旧作大好きです♪ でも箱庭的だった旧作を、スピルバーグが今風に翻訳してくれて、 この作品の面白さがさらに分かりました!  やはり作家は最後はシェイクスピアに挑みたいんじゃないかなぁ・・ スピルバーグのセンスに合うのが、 ロミオとジュリエットの現代劇ウエストサイドだったために、 今回の映画化になったんじゃないかなぁ?  もう一回、改めてロバートワイズのウエストサイドを観直したいと 思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2022-06-10 01:27:52)
6.  海よりもまだ深く 《ネタバレ》 
是枝監督作品の中でも好きな作品だ。 何より、小説家志望のくたびれた男(阿部寛)に共感できるし、 彼の家族(樹木希林もまた!)の話す台詞が、とても心地よく刺さる。  いつもの是枝時間の中に、今回は台風という時間が入ってる。 「歩いても歩いても」と似てる映画ではあるが、両作とも好きだ。  リリーフランキーもいて、是枝組、真骨頂である。
[DVD(邦画)] 8点(2021-01-30 22:19:14)
7.  美しい星 《ネタバレ》 
吉田大八はいいなぁ。  ズレてる人(じゃぁ何が「フツウ」なんだよって怒られそうですが・・)たちの 世界観を壊さずに、現実との軋轢を描いて、ラストに持っていく、この力技。 今までの作品、全部そうだもんね。  いや、中々いないですよ、こんな映画監督。 観ている側を混乱させつつ、映画として引っ張り、ラストは観客も登場人物もハッピーな話を 創り続けてる監督って・・  三島由紀夫が原作なんだってね。 どんな話だったんだろ?(読めって言われそうだけど、私は映画が好きなのだ)  宇宙との交流を言う方々いますよね。 でもきっとこんな幸せになってくれるといいな。
[DVD(邦画)] 8点(2018-11-23 18:35:27)
8.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 
良質の娯楽作品。 それを矢口監督は提供し続けてくれる。 本当に感謝。 彼のような監督が多い方が業界としては健全なのだろうけど・・  怪優、染谷くんの主演映画。 好感持てます。 そしてクライマックスのラストの祭り。分かりやすい祭りですね~(笑)  それに長澤まさみって色んな役に挑戦してますね。頑張れ~!
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-29 15:05:18)
9.  うなぎ 《ネタバレ》 
誠実な夫を裏切り、不貞を働く妻。そんなショッキングな冒頭から始まる。この夫婦に何があったのかは描かれてない。しかし、夫の役所広司にしてみれば、この妻はつかみどころのない(理解できない)うなぎのような存在だったのだろう。だから、この劇中のうなぎは、元妻である。しかし、そんな現実逃避を周囲がほっとくわけない。やがて幸せが手の届くところに来たところで、主人公はうなぎ(元妻)を河に離す。そんな話である。この映画で、ラスト刑務所に行く役所に弁当を渡す清水美砂。この二人がその後、幸せになったことを今村昌平監督の中で整理するために遺作「赤い橋の下のぬるい水」をこの同じカップルで創ったのかもしれない。本作は大人のラブストーリーである。しかも人間ドラマが重厚で見ごたえのある作品である。カンヌ映画賞受賞もうなずける。つまらない男の、子どもを宿した清水美紗の幸せを祈る映画観客のハートを掴んだからだろう。どこの世界も、いい人は幸せになってほしいという気持ちでいっぱいなのだ。そして映画というものもそういう祈りからできた総合芸術なのだと思う。
[ビデオ(邦画)] 8点(2016-10-01 19:58:21)
10.  ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 《ネタバレ》 
このイベント最中の雨は、歴史を変えた雨と言えるかもしれない。あれでみな裸になり、 イベントで一体化することで、「みな一つ」という感覚を味わったのかもしれない。そんな50万人の若者がやがて、社会の中核になり、平和とは垣根を取り払うことだと確信めいて行動することで、世界を引っ張り、時には衝突し・・。感慨深いものがある。それにしても時代は垣根をはらう方向に行くのだろうか?それともやはり風土に根差したそれぞれの環境からくる文化の違いを尊重することが大事と考えるのだろうか?ふと思ったのだが、銭湯文化の衰退と、格差社会の到来は関係がある気がした。往年のミュージシャンの演奏を聞きながら、ふとそんなことを考えてしまった(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-14 12:46:45)
11.  ウォールフラワー 《ネタバレ》 
青春映画の佳作です。トラウマを描いたことで、奥行きが出ましたが、必要だったかなぁ?友だちができる瞬間を丁寧にファーカスするだけでも、十分素敵な作品になります。そして、成長まで描くと、もう青春映画の金字塔です。でもここでは、成長よりも、親友を通して、ふさぎこんでいた心の整理ができる方にクライマックスを持ってきます。それをぐっとくる音楽がいい調味料になって、本当美味しい作品になりました♪ごちそうさま!おかわり!と言いたいとこだけど、中々こんな青春映画ってあるようで、ないのが映画界の不思議なんですね~。(あるんでしょうけど、残らない・・涙)
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-21 18:13:07)(良:1票)
12.  浮き雲(1996) 《ネタバレ》 
アキカウリスマキ、いいなぁ。リストラされた人の心にピタ~ッてくるね。中々この味、出せないよ~!?
[DVD(字幕)] 8点(2014-05-08 19:40:26)(良:1票)
13.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
思ったよりも二重スパイが意外な人物じゃなかったのですが、考えてみれば、これは映画だから、良かったんだと思いました。2時間枠の映画であまりにも意外な人物にしてしまうと、映画が破たんしてしまうからなんですね。(破たんを笑ったのが喜劇映画「殺人ゲームへの招待」でしたが・・)だからいかに映画としての品位を保ちながら、なおかつ面白くするか、それがこういう映画のポイントだと思います。その意味では、これはカッコいいし、雰囲気もいいし、音楽も映像もセンスあるし、最高です。細かいとこまで理解したとは言えませんが、十分楽しめました。最後、まるで二人の間には何もないかのように、ゲイリーオールドマンと、若い職員が会社の中ですれ違うとこがまた粋ですねぇ。いいじゃないですか。スパイ映画としては、一級品だと思います。アクションに頼らないで、演出過多にもならないで、ちょっと欲言えば、魅力的な女性が出てきたらなぁとも思いましたが・・(これはおじさんの趣味でしたか・・?)ただちょっと疲れました。難解らしいと、このレビューで知っていたので、緊張した2時間でした。ふ~。コーヒーでも飲んで、一服するか・・。そういえば最近、このような渋い男の映画に、喫煙シーンがなくなりましたね?
[DVD(字幕)] 8点(2012-11-19 05:52:18)
14.  浮雲(1955)
何度も観ている、好きなラブ(?)ストーリーの1本。たった一人でも腐れ縁の女性がいるってことは素敵な人生だと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-12 17:38:02)
15.  ウエスタン
こんな作品があると、マカロニウエスタンの方が面白いのでは?なんて思っちゃう。ヘンリーフォンダも「荒野の決闘」より、こちらの役の方がはまってる。オープニングの緊張感から、もうこれは期待できると確信した。本場の西部劇は開拓の苦労もあるので、どうしても無からつくりだす苦労や移動する時の苦労、実際てこずったであろう先住民たちとの闘いがメインになるのかもしれない。「男」の生き様をメインに描こうと思ったら、設定だけ借りて、ヨーロッパなどのよその地域の方がかえって創りやすいのかもしれない。この映画のような「間」は、日本の時代劇の武士にもみられる一瞬の勝負にすべてをかける緊張感から生まれるのだろう。探してみると、日本の時代劇の設定だけ借りて、他の国が創っているってこともあったかもしれないですね。
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-02 13:55:38)
16.  ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ 《ネタバレ》 
〈原作未読〉夫婦の再生という風に自分は観ました。「存在の耐えられない軽さ」を思い出しました。自分に尽くす奥さんがいるから、外でも浮気をする浅野は、奥さんが飲み屋で働き人気者になり、自分は寝盗られるんじゃないか、と自分のコアである奥さんが心配でしょうがない。しかし奥さんの方はそんなことより、生活を守ろうと旦那のそんな心配に少しも気づかない。それが浅野には奥さんが腹に一物あるのでは、とうつる。広末との心中もそんな、みんなからもてる彼女のまぶしさに自分が醜く見えて、不安に思えて、行ったのだろうと思います。ラストの方で堤と松との間に何が起こったかははっきり示されませんが、松はそこで浅野の広末との心中に精算がついたものと思い、最後の「あなた!」につながるのだと思いました。太宰治の本は高校の頃、一冊読んだきりですが、こういう内容の小説なら読んでみようかな、なんて思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-25 11:57:25)
17.  ヴィデオドローム 《ネタバレ》 
特撮が楽しい。  ソフビのビデオなどにキュンと来る人たちは、 こんな時代だし、心ゆくまで特撮作って、 youtubeにアップすればいいんじゃない?
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-27 00:30:23)
18.  右門捕物帖 紅蜥蝪 《ネタバレ》 
最後、右門が推理を披露する場面が芝居小屋! なんだ!これは!まるでヒッチコックじゃねえか!?  そうなんです。時代劇は、外国映画の良いとこもふんだんに取り入れて、 芳醇な文化を築いてたんですね! ところが外国映画が面白くなってきて、日本映画つまんないよって 誰かが言いだして、時代劇は衰退していくんです。  これは国家的損失ですぞ! 観もしないで、映画を語ってた人の責任じゃないか!!
[DVD(邦画)] 7点(2022-10-30 20:20:41)
19.  海辺の映画館 キネマの玉手箱 《ネタバレ》 
玉手箱というタイトルどおり、冒頭2時間くらい 映画のクライマックスのようなイメージの洪水が続く。 うわぁこりゃしんどいなぁと思ってたら、 ラスト1時間くらいになって、さくら隊の話で一気に話がしまってくる。  それからは、あの広島での出来事である。 あぁそういえば、監督の尾道って広島だっけ・・  大林監督の、戦争を体験した映画監督、やり残したことないような とても重い3時間でした。
[DVD(邦画)] 7点(2021-06-26 22:16:55)
20.  歌麿をめぐる五人の女(1946) 《ネタバレ》 
狩野絵師が浮世絵師に惚れこむという着想がいい。 その後、田中絹代などの女たちの男をめぐるバトルがあるのだが、 ラストは、壮絶な"おきた"の女の生きざまを 歌麿が絵にするところで終われば、良かったのだが・・  それを画面に映し出してくれれば、もっと良かったなぁ・・ 「美しき諍い女」もそうだが、絵を題材にした作品で、完成した作品を 画面に出す作品はない。 音楽なら「蜜蜂と遠雷」があるのだが・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2021-04-03 02:52:18)
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