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1.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
心に傷を持った大人が作った「平和な村」。それを守る為に作られた「嘘」。観賞後『大人は心を閉ざし、盲目のアイバーが心の目を開いて突き進んだ、って事?』と一瞬思ったのですが、どうも、違和感を覚えました。ルシアスを傷つけたのはノアですが殺してません。そもそも、彼に「殺す」という概念があったのでしょうか?大人達はルシアスを助ける手だてを知りながら、見殺しにしようとしていた。そして、誰かを殺したのは突き進んだアイバーです(身を守る為だったけど、怪物がいないのは知っていた筈)息子を殺されても「平和な村」の為に親は黙っているのでしょう。心の傷を癒す為に作った「村」の筈なのに…一度嘘の世界を作ってしまえば、嘘に嘘を重ねて補修していくしかないのでしょうか?怪物がいない事を知っているアイバーだけれど、黙っていると思う。彼女にとってルシアスが世界の全てだから(外と接触しても、知ろうともしない)あの村は「ごまかしの村」ではないでしょうか?自分の世界だけしか見ていないのは、アイバーも含めて全員同じ気がする。でも、それってこの村じゃなくても起きている事。例えば『隣の家の子供がいつも痣だらけ。虐待かもしれない。でも、やっかいだし怖いから見て見ぬふりをしよう。その方が楽だし…』子供が虐待死したとしても「私は知らなかった。何も見ていないから」といって誤魔化し、「あの時私が話していれば…」なんて思わない。自分の心の平和を守りたいから。この映画の登場人物達にとって大切なのは「自分の世界の平和」でした。何を、誰を犠牲にしようとも…それが言い知れぬ怖さに感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-31 17:09:00)
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