1. ダブル・ジョパディー
《ネタバレ》 ちょいちょい午後ローあたりで放送されてるんで、なんとなく何回か観ちゃってるわりとどうでもいい映画の一本。 この映画の最大の問題点は、ヒロインであるリビーの頭の悪さにあります。 その行動は短絡的で斜め上。 たとえば車に括りつけられてるのに車ごと湖にドボン。ノープランにもほどがあるだろ、と。 いや復讐するならもうちょっと深く考えて行動しようよ…といちいち思うんですが、悲しいから娯楽にふりきった安い脚本のせいで彼女の偏差値は最後まで低いままです。かわいそうすぎる。 アシュレイジャッドって、個人的には「特に美人じゃない並の女優」というイメージだしこの映画でもそういう印象なんですが、他の方のレビューを観ると美人美人と書かれていてびっくり。 いや女性の好みっていろいろなんですね… [地上波(吹替)] 5点(2020-11-11 14:48:15) |
2. タイタニック(1997)
こいつのレビューを書かないと「好みの近いレビュワーからのおすすめ一覧」から消えてくれないので、めっちゃ今更ですが… 過不足のないよくできた娯楽大作映画…だと個人的には思っていたのですが、ここのレビューを見ると意外と否定派がいるんだな、と。 それらのレビューを読んで思ったんですが、確かにこの映画は「タイタニックの沈没」という大スぺクペタルを描きながら、群像劇ではなくその焦点をよくわからない2人の恋愛にフォーカスしちゃってるんですよね。 「2人の出会いと悲恋を描いた映画。で、その舞台としてタイタニック沈没が使われている」みたいになっちゃってるわけです。 そんな構成なのでラブロマンス物があまり好きではない人や、この2人が好きになれない人にとっては「そうじゃないだろ」「観たかったのと違う」「タイタニック沈没がメインなんとちゃうんかい?」という事になっちゃうんだな、と妙に納得したわけです。 とはいえ、個人的には先に書いた通り過不足のないよくできた娯楽大作映画ですし、ひょっとしたらすべての映画の中で最も広くマネされる有名な例のシーンがある事ひとつをとってみても、この映画が名画として確固たる地位を築いている事は否定できないのではないでしょうか? そもそも映画というのは、(だいたいの場合)観客が感情移入するためのキャラクタを置くわけで(一般にそれを主人公というわけですが)、この2人にフォーカスして話を描く事は(その2人への好き嫌いはさておき)ごく自然な手法ですしね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-02-13 13:06:18)(良:1票) |
3. ダンテズ・ピーク
《ネタバレ》 溶岩の表現や火山の爆発表現はリアリティがあるのに、それが全く生かされてない残念な映画。 その理由は、いちいち小粒なエピソードを描く事に終始しちゃってるから。 そもそも火山が噴火するまでが長いし退屈。 例えば途中の調査シーン(骨折して救助とか)、あのシーンいる?いらないよね? こういうディザスター映画に観客が期待しているのは「驚くほどの大噴火!」「迫りくる溶岩!」なんだからとっとと噴火させて大騒ぎさせてくれ。 …ところが、いざ噴火してみると、やっぱり地味! 観客側は街に迫りくる溶岩!次々と起きる大惨事!みたいなものを期待しているわけだけど、実際にはなんか車でばーちゃん助け出しに行きますよみたいな、非常に局所的などうでもいいエピソード。 いやいやそういうの観たいんじゃないから…と。 やはりディザスター映画は「驚くほどの大災害」を描いてこそだし客だって割り切ってそういうのを期待してるわけだから、こんな作りにしちゃったら、これじゃない感は半端ないわけで、結局それがこの映画の評価につなっがってしまってる。 ところでこの映画の主人公とヒロイン、無駄にイケメンのピアースプロズナンに微妙な顔のリンダハミルトンという、普通の映画だったら違和感ばりばりの組み合わせなんだけど、この映画だと意外と自然な印象を受けるのが面白いところ。 エピソードが変に小さくリアリティを追求してるせいなのか…現実だったら美男美女なんて組み合わせってそんなになくて、これくらいのカップルっていそうだもんなぁ… [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-22 18:11:42) |
4. ダイ・ハード3
ダイハードシリーズで一番の駄作が最新の「ラストデイ」(ロシア行っちゃう奴)である事は間違いないのですが、それまで一般に一番評価が低かったのがこのダイハード3でした。 ダイハードシリーズのつらいところは、1作目があまりに完璧すぎた事と完全に話が完結していたことにあります。 そのため、続編の製作は非常にむつかしくなり、一方で興行的には続編の製作は要求されちゃうわけで、結局のところ「マクレーン刑事がとりあえず主人公」というだけのシリーズになってしまっているわけです。 その中でかつて一番評価が低かったこの3ですが、しかし改めて十数年ぶりに観たのですが、変な期待と先入観をなくしてみれば一般的なアクション娯楽映画としては水準以上の出来だと感じました。 評価が低いのは、傑作「ダイハード」の続編として最初からハードルを高く設定されすぎていることによる問題が大きく、変な色眼鏡を外してみれば、あまり評価が高くないこの3ですら並のアクション映画よりは数段楽しめる娯楽映画になっていると思います。 この作品の相対的な評価の低さは、なまじ傑作が出来てしまった事によるシリーズとしての悲劇だと思います。 まぁそれは仕方ない面もあるのですが、そういう意味でちょっとかわいそうな作品かもしれません。 ただし「ダイハードラストデイ」、あいつだけはダメです。 あれはどういう観点で観ても駄作ですから。 [ビデオ(字幕)] 7点(2016-11-22 16:10:35)(良:2票) |
5. ダークマン
もうともかく、サム・ライミ、サム・ライミ、サム・ライミ。 だれが見ても5分でサム・ライミだとわかるB級娯楽映画。いいんじゃないでしょうか。 6点(2004-06-28 12:45:17) |
6. ターミネーター2
チープな1作目から、またえらく大作になっちゃってって感じの2作目。 たしかに面白いとは思うけど、「傑作!」といえるほどのものは感じないなぁ。まさに8点の基準「率直に面白くて出来としてはよい」という感じ。 あと、この1,2ともヒロインのサラコナーの顔が、僕はどうもだめで.. 8点(2003-11-18 18:52:44) |