1. 大福星
福星シリーズ第二弾という触れ込みだけど、前作の設定は全てリセットされているみたい。全体のまとまりの無さは相変わらずで、福星シリーズ全体に言えることだけど、サモ・ハン以外の詐欺師メンバーが任務に加担する必然性まるで無し。前作は巻き込まれ形式だったので止む無しだったと言えるけど、今回は警察の呼びかけで収集したにも拘らず任務そっちのけでドリフばりのコントばかり展開しているのは如何なものかと思うんだけど。でもサモ・ハン作品だからしょうがないか。ラストバトルもおちゃらけな締め方で興醒め。そういえばエリック・ツァンを初めて認識したのはこの作品からだったな。尤も当時は「なんだこのくしゃみする直前みたいな耳障りな声撒き散らすチビは」ぐらいにしか思っていなくて、その偉大さなんか知る由もなかったんだけど。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-06-11 16:20:15) |
2. タイガー・オン・ザ・ビート
気軽に楽しめるバディアクションものとしてはまあ普通に評価できますが…これがラウ・カーリョンの作品かと思うとなんだか悲しいなぁ。あのカーリョンが撮ったとは思えないほど、クンフーアクションはキレも迫力も無いです。一応高低差を生かしたアクションなどモダンアクションなりのアレンジを加えているのですけれども、同時期のジャッキー作品のようなクンフーとスタント渾然一体の畳みかけで観客を圧倒させるまでには到らず。完全にブツ切りで盛り上がりに大して貢献していないのが惜しい。あとユンファは元々殺陣の指導を受けていない役者なので仕方ないのでしょうが、功夫映画の重鎮揃いのキャストにおいて悪い意味で浮いております。アクションシーンになると一人だけ銃ブッ放してばかりってのもなんだか…。ようやくラストあたりで銃剣銃の殺陣を披露してくれますが、これも時間短めのいかにも即興で振付けてもらいましたという感じで何だか惨めに見えてしまいました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-10 23:43:02) |
3. タイム・ソルジャーズ~愛は時空(とき)を超えて~
このテの香港映画にしては各人物の描き方が割りと丁寧。むやみやらたに騒がしいだけのキャラクターを出さず、極力登場人物を絞ったのが功を奏したんでしょうね。まあ内容としては要するに不埒なエロ兵士の金玉を潰しにいくだけの映画なんですが、アクションシーンとコメディの見せ場もたっぷりあり、尚且つ程よいバランスで配分されていて、娯楽作として十分成功しているレベルだと思います。でもこれも数ヶ月経つと忘れちゃうような内容だよなぁ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-10 23:41:16) |
4. タランチュラ
ジャッロ映画。要するに謎解き云々よりも猟奇的な殺人描写に重点を置いたイタリア製サスペンス映画の一編。このテの映画は殺人描写の出来不出来が映画そのものの良し悪しにもそのまま委ねられると思うのですが、首に針を刺して神経を麻痺させ犠牲者の意識がある目前で腹を引き裂いていくという殺しの手口は幾多あるジャッロの中でもなかなか凝っているほうではないでしょうか?犠牲者も歴代ボンドガールを演じた比較的名を知られた女優さんばかりで豪華。まあジャッロらしくサスペンスとしては破綻しているのもいいところなので、逆に言えばそれしか見所がないわけですが…。というかジャッロをきちんと見るのは実はこれが初めてなのですけれども…別にエグい殺人描写だけを単独で見たいとも思わないので、自分にとっては一体どこに面白さを見出したらよいのか分からなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-11-14 21:56:28) |
5. たまごっちホントのはなし
ううむ、こんな作品まで登録されているとは・・・。 ご存知、一時期ブームとなったたまごっちのアニメ映画化。 内容はたまごっちが何故地球にやってきたかを紹介する9分足らずの短編アニメです。 正直レビューするほどの内容じゃないんですが、レビュー数100突破のための踏み台となっていただきましょう。(ひ、ひでぇ…) [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-06 08:39:56) |