1. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 期待度マックスにしてハードルキンキンにあげて鑑賞。総論からいうと期待外れでターミネーター外伝的。人気作2作目大外れの法則を外した傑作2作目があっての、その反動が3作目に来た感じ。主人公が女の子ボディガード女性で加勢するのがおばあちゃんとおじいちゃんでは迫力に著しく欠けるのは仕方なしか。敵方もそれに合わせてぬるい感じ際立つ。いたるところに過去作リスペクトシーンや展開があるんだけど、逆に溶け込めにくくなってる。ヒロインも即状況を飲み込んでるし。シュワちゃんもマシンが人間化してるところに納得性がない。でもシュワちゃんリンダハミルトンを楽しめただけでOK。 [映画館(吹替)] 6点(2019-12-07 18:48:10) |
2. ダンケルク(2017)
冒頭からのいきなりの緊張感で、終始力が入った。いろんなエピソードも並行させていたけどそこは不自然さはなかった。でもエンタメ感は薄いんで、そこは覚悟しないと。記録映画だなあ。フライトシュミレータで戦闘機の撃墜はよくしていたんでその難しさは実感できた。海と砂浜のロケーションがしみた。 [映画館(字幕)] 6点(2017-10-09 19:48:01) |
3. 大脱出(2013)
シュワさんとスタローンが本主役でドカーーンとやってくれて、年配の観客にそこがたまらん。緊張感がないとかトリックが稚拙はさておいて、共演こそが肝。ホブス所長も口は怖いけど、ぬるさ満載。脱獄するぞと言ってるスタローン泳がせたり、シュワに口を割らせたいと思っているのに拷問にかけないとか。だから気楽に見れた。テンポもよいんで一気見できたし、良い娯楽作。大ファンの2大スターのために1点加点。どちらかいうと昔のシュワさん作品のテイスト。 [地上波(吹替)] 7点(2016-10-04 14:27:38) |
4. ダラス・バイヤーズクラブ
《ネタバレ》 主人公のマシューマコノヒーの表現が素晴らしかった。生に対する逞しさというか執念が。レイヨンの死に間際の演技に泣かされる。うまく感想書けないけど、感じるものはあった。良作だと思います。あとでコメントみたら、マシュージャレッドとも賞取り。なるほど、納得。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-06-29 15:24:17) |
5. タワーリング・インフェルノ
面白かったあ。ハラハラして力入ったし。尺の割りに長さも感じさせない緊張感もあった。古くささがかえってこの現代でみると臨場感を与えてるって感じ。ポールニューマンスティーブマックウィンのヒーローぶりは実にカッコいいし、脇の人間模様も典型的ではあるものの良かった。日本でもタワーマンションが普通の光景になっているんでなんかお手軽な感情移入しちゃったなあ。9点つけます。でもボクはポセイドンには8点という評価が矛盾逆転しているのに大いに自己反省してる。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2015-12-19 18:29:32)(良:1票) |
6. ダブルフェイス 偽装警察編<TVM>
後編も緊張感持って楽しく見ることができた。香川さんが設定の割りにちょっと見かけが年取りすぎている感がしないでもない。演者は皆熱演。西島さんはカッコいいなあ。彼の表現に関しては、スーパースタートニーレオンディカプリオに決してひけを取ってないようにみえるな。犬探しに焦点が当てられているけど、香川さん側は警視正の携帯を抑えているんだから簡単に見つけることができるのになあとずっと考えてさせてしまっていること自体は突っ込みどころっていうことかな。 [地上波(邦画)] 8点(2015-11-12 17:12:34) |
7. ダブルフェイス 潜入捜査編<TVM>
《ネタバレ》 インファナルアフェア、ディパーテッド見てるので、展開は把握している。なのでサプライズはないけど、それをふまえて設定の説明や導入の巧みさは評価できる。双方の犬探しのゆるさ、西島香川が簡単に外されてしまう過程が描かれてないんで突っ込まれても仕方ない面もある。でも伊藤君の存在を上手に使ったこと、そしてなんといっても西島秀俊の表現はとても素晴らしいものがあった。彼の演技だけでも2点は上がる。角野さんも良かったです。これがオリジナルだったらとんでもない高評価できたんだが、リメイクだし。大元のインファナルアフェアはとんでもなく優秀ということの証明。 [地上波(邦画)] 7点(2015-10-20 10:33:07) |
8. ダイ・ハード/ラスト・デイ
《ネタバレ》 シリーズ締めの打ち上げみたいなもの。ド派手で火薬の量も多かった。初っ端から派手なカーチェスが延々と続く。設定は特にサプライズもなく平均的アクション映画の範疇。ちょっと意外性のある悪役と言い、無残なやられ方とか、シリーズのところどころを回想させるようなリスペクトシーンも盛り込み。絶対ハッピーエンドになるのは想定済みだし、息子がらみだと米映画特有の親子愛に終わるのは確定的だからドキドキ感は全くなかった。演出のせいなのかなあ、回を重ねるごとにドキドキ感がなくなるんだけど。今傑作1を見たらどんな気持ちになるのか逆に自分に興味。御苦労さまでした。と思ったらまだ続くみたい。まさしくダイハード。 [地上波(吹替)] 5点(2015-06-14 13:36:11) |
9. 大日本人
最初見始めた時はなんという凡作、松本さんのひとりよがりかなと思ったけど、段々日本における日本的な風景をシュールな目で切り取る作品なんだなあと好意的に思えるようになった。とは言え、一般受けは全くしないだろうし、そもそもこの手の作品は超ミニシアターからじわっと上に上がっていくもので、いきなりの大公開では観客も戸惑うだろう。解かる人にだけ解かればいいというスタンスで作っているんだろうから、理解できない人を責めてはいけない。ダリの「記憶の固執」的な感じかなあ。松本さんの監督処女作、もっと解り易いかたちで天才松本を表現してもらいたかった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-11-07 12:54:37) |
10. 大脱走
点数が高いので、名画ということで初鑑賞。ほのぼのした感じもあってなかなか面白かった。冒頭に実話という振りがあったんで、いっそう楽しめた。戦時中だし、脱走って重罪で即銃殺と言う印象、ナチスだし、を持っていたんだけど、脱走の攻防もちょっと温いとこあったりして面白かった。逃げるために穴を掘るという映画はいまさらの初めてだったんでなおさら興味深かった。実話だけあって、予定調和的なハッピーエンドでもなく、好ましかった。ドイツというと一方的に悪役にされてしまう戦争映画も多いけど、所長とか白キツネの人間らしさもバランスがとれていてよい。観ながら連想したのは「パピヨン」「暴力脱獄」「告発」だった。独房ということでケビンベーコンの告発、この大脱走ではそこまでの深刻さは演出されてなかった。脱獄ものということで、ポールニューマンの暴力脱獄も連想した。どちらも主人公の格好よさが光っている。良作でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-11 20:19:44)(良:1票) |
11. ダークナイト(2008)
ここでのあまりの高評価にビックリ。原作とか背景とか知らないからなのかなあ。映像美はあった。ジョーカーのキャラクターや意匠も十分に評価できる。でもさっさと殺っちゃえそうなのに十分にジョーカーしぶとすぎる。普通に楽しめた娯楽作品でした。自分にとって。6点 20/11/23 再見 ジョーカーの悪っぷりが良かった。とはいうもの、そのほかの腐敗っぷりに胸焼けする。アーロンエッカートはどうもこのくらいの蔵が似合う。7点に変更。 [地上波(吹替)] 7点(2012-08-20 18:11:43) |
12. 食べて、祈って、恋をして
内容的に共感できるところが少なく、観ながらイラッとくるようなもどかしいとこも多かった。なんか見入るような場面がないんんだよね。ダラーと流しているのみ。ロケーション的には画的にも興味をひくところもあるのだが。ジュリアロバーツのキャリアに傷をつけたのでは。ジュリア自体も年齢的なものからくるキャラチェンジの壁にぶつかっているのでは。女性誌のなんとか特集を見せられているようで、特に男性にはつらい作品であろう。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2012-06-11 17:22:54) |
13. タイタンの戦い(2010)
子供向けなのかなという先入観あったけど、映像も迫力あって、登場人物も興味深くなかなか楽しめる作品ではあった。ただ、ちと都合も良すぎる感じもするし、テンポも良すぎるかな。イオがなんかエロスを感じさせた。 [地上波(吹替)] 6点(2012-04-23 18:11:38) |
14. タイムライン
後味はスッキリ。こっちは欧州の歴史に疎いんでちょっと背景掴みにくい、英仏の区別も面倒。でも、よくあるテイストとは言えSFと歴史物を上手くコラボ。戻ってくる仕組みが少しちゃち。いい絵はとってあるしいい娯楽作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-10 22:28:39) |
15. 第9地区
ドキュメンタリー風のテイストで作ったことはセンスが良い。現実感がでてくる。SFながらテーマ性も、南アを舞台にしたり人種差別問題想起させたりと優れている。解り易いくらい。ただ人が撃たれた時に木っ端微塵にする演出は少し・・・。良い作品でした。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2011-02-28 19:38:17) |
16. ダウト ~あるカトリック学校で~
《ネタバレ》 事実上二人芝居を観たことになるなあ。どちらの演技も素晴らしかった。メリルの厳格かつ粘着的な、またフィリップの寛容かつ冷静の演技。クライマックスは両者のプライドをかけたかのような演技合戦。素晴らしかった。キリスト教の素地がないと理解が浅くなるかもしれないけど、それでも堪能できた。冒頭の神父の説教、そしてラストエンド。しみじみ味わいながら、余韻にひたれた。この手の設定の映像やロケーションはさすがにハリウッド毎度上手いなあと納得した。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-02-07 14:40:48) |
17. ダイ・ハード3
なんか無理矢理ビックスターのサミュエル放り込んでてこ入れした感じがするな。民間人がずっと事件に入り込む必然性が薄いし。FRBに強奪とスケールがとんでもなくでかくなっているけど、相手の側の作戦がちょっと力仕事すぎて1,2にあった緻密さが薄れて粗い仕上げになってる。何回目かの観賞だとは思うけど、内容完璧に頭から消えてたんで、そのたぐいの作品なんだろう。でもとりあえず面白く観てた。 [地上波(吹替)] 5点(2010-09-06 11:20:25) |
18. ダンサー・イン・ザ・ダーク
とにかくいろんな意味で重い。ビョークの圧倒的な存在感に感嘆。主人公にとってはなにものにも替えがたいものがあったんだろう。眼であり息子であり。その運命と責任感の一方にミュージカルに夢見るのも理解できる。いい映画だと思います。 [DVD(吹替)] 7点(2010-03-19 16:06:25) |
19. ターミネーター4
名作の呪縛から逃れることができず、デジャブのような作に。オマージュと言うべきかリスペクトと言うべきなのか。私には冒涜とか悪ふざけにしか感じませんでしたが。ただただ苦笑いです。できれば「おっ、ニヤリ」としたかったです。新たな提案もないままただ作ってみたんですけど的な内容になってしまっている。25年前なら許されたシチュエーションも21世紀になった今ではツッコミ無しで許されるとか言うとそうも行かないだろうし。マシン型人間に触れたことのあるジョンのマーカスに対する異常な警戒心も?だし。カイルもせっかく押さえたんだからスカイネットもあっという間に殺してもよさそうなものだし、そもそもカイルが最重要人物であることはスカイネットは知るよしもないはず、ジョンのみがその価値を知っているはずだし。スカイネットもネットという割りにはなにか昔のコンセプトの巨大コンピュータ型だし。なんかドッチラケ的な感じ。映像音声の迫力に免じて6点。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-03-17 22:26:59) |
20. ダイ・ハード2
傑作の第一作に比べるとずいぶん大味で雑になってる。でもそれはそれで良い意味でも悪い意味でもハリウッドらしい面白さにあふれていることも否定できない。こんなとこありえないとか都合がよ過ぎるとこも満載。頭空っぽにして、娯楽として楽しむ。それでいい。8点は十分にあげられると思う。 [地上波(吹替)] 8点(2009-08-13 13:42:06) |