1. ダンサー・イン・ザ・ダーク
こんなに不幸な人物があっていいのだろうか。全てに救われない主人公に落胆し続け、観賞後の脱力感に耐えきることが出来ません。一体どういう気分のときにこの映画をあえて見ればいいのだろう。そしてどう解釈すればいいのだろう。確かなのはビヨークの表現者として、表現する力のあまりの強さとストーリーの重さ。ただスタッフにひとつ撮影前に試してもらいたかったことは、ハンディで撮影する際のズーム幅やブラし幅。またそれらを2時間続けたときにどういう印象になるかということ。ブレた印象とブラして撮るのは違う。 6点(2002-12-10 06:23:34) |