1. 小さな恋のメロディ
またエラク高評価ですナ。ノスタルジーって奴ですか?昨今のキッズ・ムービーみたいなイヤらしさ・毒気が無い分、微笑ましくって好感が持てるのは分かるけど…。ワリス・フセイン(イラクの元首とは関係ない…よね?)の監督ぶりが何とも素人自主制作映画か文化祭の劇みたいで、プロフェッショナル魂を全然感じないのが致命的。確かコレ1作でフェイドアウトしたハズだけど、それも納得!個人的にはアナ・トレントやメリンダ・キンナマンみたいなタイプが好みなんで、トレーシー・ハイドは特に可愛いとは思えないッス。それにしてもアラン・パーカー(脚本)も節操無いヒトだね、全く。 7点(2003-01-02 18:33:03) |
2. 血を吸う薔薇
”日本のテレンス・フィッシャー”山本迪夫監督の怪作ですな…。岸田森の鬼気迫る怪演は確かに必見!こういうジャンルが廃れてから、邦画はどんどんダメになっていったような気が…。DVD出ないかなぁ~。ユニバーサル・ホラーは古典作品が一気にDVD化されたってのに…。 6点(2003-03-22 15:18:33) |
3. チャイナ・シンドローム
悪いけど…シリアスなジャック・レモンってダメです、私ゃ。コメディ俳優って刷り込みがどうしても邪魔して作品にのめり込めなくなってしまう~。あと、この映画って序盤は核の脅威を描くかに見せておいて、後半ではフツーのサスペンス映画にシフトしちゃってるんですけどぉ。何か”羊頭狗肉”って四字熟語を思い出しちゃったよ(^^)。ん?マイケル・ダグラスのヤツ、この頃辺りからチョロチョロし始めたのか?後年、「危険な情事」や「氷の微笑」で男を下げまくるコトになるとは知る由もなかっただろうな。 6点(2003-01-27 02:32:30) |
4. 地底王国
《ネタバレ》 「恐竜の島」シリーズのスタッフが調子ブッこいて勢いで引き続きエドガー・ライス・バロウズ原作の映画化に朝鮮!じゃなくって挑戦!結果は言うまでもなく”玉砕”!!と言って全く見所が無いわけでもナイ。先ず地底人の美女ディアにナイスバディのキャロライン・マンローがキャスティングされた時点で個人的にカナーリ心動かされてしまうw。とどめに老体にもかかわらず粉骨砕身のコメディ演技を披露するピーター・カッシング先生の頑張りを見ては最早コレを”駄作”の一語で切り捨てるなんて…そんな非道いコト私には出来ない~!!とか言いながら5点。フッ、恨むのならヘタレな主役のダグ・マクルーアとショボ過ぎるモンスター共を恨むんだな。 5点(2003-10-30 23:28:32)(良:1票) |
5. 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
《ネタバレ》 冒頭に漫画のフキダシで「おい、アンギラス!」とか「OK」とか会話するゴジラとアンギラスに禿げしく萎え。こちとら楽しみに劇場まで行ったってのに…。お目当ての新怪獣ガイガンも単独出演なら少しはキャラも立ったのかもしれないが、生憎(よれよれの)キングギドラのお供じゃあインパクトも低下。いくらお子様映画だからって(当時の)子供をあんまり馬鹿にするな!円谷英二御大は唯一無二の存在であるコトを当時にして既に痛感していた私としては、本作如きには悪いが5点が精一杯。 5点(2003-10-13 00:11:53) |
6. 地球の頂上の島
ディズニーのお子様向けSF?冒険映画なんだが…キャストが全然馴染みのない顔ばっかりで、ストーリーも(子供向けとは言え)余りにチープで御都合主義過ぎて「ツマラン」の莓じゃなくって一語。あ、一応日系俳優のマコ岩松が出てたっけ。でも面白くないコトに変わりはないので…5点ということで夜露死苦。 5点(2003-07-12 00:12:10) |
7. チャンプ(1979)
1932年のキング・ヴィダー監督による同名作品がオリジナル。ウォーレス・ビアリーの父親、ジャッキー・クーパーの子供いずれも見事な演技で正にクラシックの傑作だった。に比べるとリメイク版たる本作は…子役はマァマァかな?もうちょっと悪ガキっぽい品の無さが欲しいけど。でもジョン・ボイトの父親役が全然ダメ、ハッキリ言ってミスキャストだね。もっとインテリジェンス皆無な肉体労働者の風情がないと説得力に欠けるって!母親役のフェイ・ダナウェイも身勝手さがハナについて良くない。ゼフィレッリの演出も「泣かせまっせ」節が余りに見え見えで、ヴィダーの豪快で天衣無縫なディレクションぶりには遠く及ばない。ま、旧作を知らずに観るヒトにゃコレでも結構楽しめるのかね?…リッキー・シュローダー、今何してるんだろ? 5点(2003-01-22 02:28:28) |