1. チョコレート(2001)
ハル・ベリーのデブの息子、寂しさを甘い物で 紛らわしていたのかもしれません。甘いものには人の心を癒す効果がある。 ラストに二人で食べるチョコレートアイスクリーム。 黒人と白人、絶対に埋まらない厳しい溝があります。 ハル・ベリーは確実にそれを感じつつ、甘いチョコレートアイスクリームの効果なのか ほんの一瞬だけ、全てがうまくいくような雰囲気が流れます。 不幸なだけなら電話で呼び出される娼婦のほうが もっと辛い人生を背負っているかもしれません。 やっぱりアメリカの人種差別問題という背景を抜きには この映画は見れないのではないでしょうか。 5点(2005-01-19 23:28:16) |