1. チェイサー (2008)
韓国のとある街で起きている風俗嬢を狙った連続猟奇殺人事件。主人公は元・刑事で、現在デリヘルオーナーを務める男。自分の店の女性が事件に巻き込まれたことから犯人を調査して行く主人公と、犯人の2つの視点から物語りは進むのだが、これがかなり気持ち悪い。特に殺人描写は強烈で、映画史上でも屈指の背筋モノ。間違いなく家族で見て欲しくない映画だが、ここまで人間の狂気の面を描くという点では、とても評価に値する。甘い恋愛映画だけ迎合する日本映画も少しは見習って欲しい。 [映画館(字幕)] 8点(2011-03-13 23:19:59) |