1. チャイニーズ・オデッセイ
《ネタバレ》 チャウ・シンチーの真骨頂とも言えるドタバタハチャメチャコメディファンタジー。吉本新喜劇のようなベタなドタバタ喜劇を受け付けない人や細かい事が気になるタイプの人は観ない方が良いかも。最初は自分もアホになって笑いのツボを開放しガッハッハと笑っていれば、後半になってホロッと来るストーリーになってくる。カレン・モクって若い頃はホントに可愛かったんだな~。しかしなんと言ってもチャウ・シンチーとン・マンタのコンビの演技あってこその映画。この2人は素晴らしい。孫悟空になったチャウ・シンチーはどう目をこらしてもチャウ・シンチー(至尊寶)には見えない。メイクしているからということではなく、キレのある動作、仕草に加えいつものチャウ・シンチーとは全く違ったオーラを発しているのが凄い。しかしあのチープ過ぎるSFXはもう少し何とかならなかったのか。製作費の問題なのかも知れないがあまりにもチープ過ぎる為にB級映画になってしまっている。もっと多くの人に観てもらいたいのに。 [DVD(字幕)] 8点(2008-09-25 13:31:47) |