1. ツインズ
誰がどう見たって似ても似つかぬどころか正反対に見える双子、このあり得ない設定に馬鹿馬鹿しいと思いつつも次第に引きこもれてしまう。シュワルツェネッガーとダニー・デヴィートと大小コンビのやることなすことがとても楽しくおもしろい。ちょっとしたサスペンスあり、ロードムービーあり、そしてヒューマンドラマありのホームコメディ。悪くない。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-07 05:56:56) |
2. 月の輝く夜に
米国映画だけどイタリア的ラブコメディの匂いがプンプン、そうかイタリア系米国人の家族なのか。オペラもイタリア、プッチーニの「ラ・ボエーム」だし・・・。でもポエームが主人公の死で悲しく終わるのに、この映画はどさくさに紛れてハッピーエンド、危篤の病人まで生き返るし・・・。ストーリーは結構単純なのだけど、雰囲気と音楽の良さでカバー、ビッキー・カーの歌とディック・ハイマンの音楽がすばらしい。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-04 22:25:34) |
3. 積木くずし
ここに描かれているドラマは、決して人ごとではない。どこの家庭にだって起こりうることだと思う。「うちの子に限って」という無関心さは許されないし、「学校が悪い」「家庭が悪い」と責任を押しつけ合っても何も解決しない。本当に身につまされる映画である。 私はこの映画が上映された頃、すでに教職についており、不登校や非行問題にも直面していた。ここまでひどい経験はないが、それでもこれに似通ったケースはいくらもあった。 映画の中盤で両親が少年相談室を訪れるが、最初のことばは「いじりすぎましたね」だった。ここまでこじれると荒療治をするほかないのである。竹田さんから両親に5~6つの約束事が提示されるが、これが大変重要だ。おそらく専門家を通して語られたことばだろうが、意味をしっかり受け止めなければならないだろう。 映画としての評価が低いのにびっくりするが、わたしはあまりのすごさに震えが止まらなかった記憶がある。 家庭崩壊の恐ろしさを見事に描いた映画であり、教育関係者はもちろん、子を持つ親は一度は見るべきだろうと思う。そして考えるべきである。 [映画館(邦画)] 8点(2011-09-25 21:39:10) |
4. 釣りバカ日誌2
前作「釣りバカ日誌」は一つの独立した映画であり、このパート2からいよいよシリーズになる。前作が釣りに全く興味がない私でもおもしろかっただけに続けて見ることに・・・。それに原田美枝子さんも好きだし、そうかこのシリーズも山田洋次さんの脚本か、マドンナが出てくるはずだ。 [ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-15 07:02:42) |
5. 釣りバカ日誌
何と甲子園応援バスの中で高校生らと一緒に見た。夜通し走るバスで、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をⅠⅡⅢ通して見た後で、見た映画。もちろん、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もおもしろかったが、「釣りバカ日誌」も負けないくらいおもしろく、結局一睡もしなかったという思い出がある。 まったく予備知識がなかったのだが、ハマちゃんの社員とスーさんの社長さんのコンビがすばらしく、奥さんとの「合体」というのも映倫に触れなくて(高校生はもちろん18才未満)よかった。 [ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-15 04:42:52) |