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黒猫クロマティさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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1.  鶴八鶴次郎(1938)
長谷川一夫と山田五十鈴、紛れもない玄人の迫力があります。近頃の学芸会に毛が生えたか生えねぇかって位の素人臭い役者とはワケが違う。芸ごとの世界が持つ緊張感やおごそかさ、艶っぽさ、或いは厳しさが作品全体を覆っていて独特の格調を醸し出しているのがいいッス。路地の映像なんかもとてもしっとりと美しい。ラストの楽屋での鶴次郎の表情、彼を捉えたアングルなんかがまた堪らなく切ない。くーーーーっ!分かるよ、アンタの気持ち。よっく分かっているよ次郎さん!み、みなまで言うねぇ・・。なので、↓【STING大好き】様ご指摘の通り、飲み屋での説明は無い方がより良かったと私も思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-23 15:59:01)(良:1票)
2.  妻として女として
森雅之!お前は性懲りもなく~(怒)!  違うって、そりゃ他の作品だってーの。いやもう何だか身につまされる話でしたよ。ま、私は一人の男に尽くしたってワケじゃないけどさ、ふと気が付けば40歳で財産もなけりゃ家族もいない。私の人生なんだったのよ?「歳とるとどうして汚くなっちゃうんだろう。シミとかシワとかさ。」うんうん、ホントだよ最近しみじみ思うよ。でもさ、アンタ子供産んでるじゃん。その点はさ産めない奥さんは何たってツライよ、ねぇ。などと画面に向かって一人話しまくり。高峰と飯田の掛け合いがいいんだなー。あと笑ったのがホステス達の話しに所在を無くしてひとり手品の練習をする旦那さん。みんなそれぞれ立場もあろうが、自分のやった事には責任もとうよ。と思ったス。それにしても「男の朝食を作るのが女の幸せ」ってすごーく良く分かります。リアルすぎ。どうして男の人がこんな映画つくれるんだろう?マイッタね。
8点(2005-03-24 12:31:50)(笑:2票) (良:3票)
3.  椿三十郎(1962)
痛快コメディ時代劇として見ました。映画全体の流れるような静と動の表現が素晴らしかったです。有名な対決シーン。にらみ合う二人に見ている方も思わず息を止めてしまいます。ムッ・・・・・・。あのタイミング!血しぶき噴射担当者は「その時が来たらGOだ」との指示しか受けていなかったそうですが、バッチリ合ってます。「気が満ちる」ってそう言う事なんでしょうね。室戸半兵衛の最期に自分の行く末を見ながらも、生き方を変えることはできない。去って行く三十郎の後ろ姿が切ないです。
9点(2005-01-05 11:51:57)(良:1票)
4.  追憶(1973)
何度見ても泣いてしまう映画。いくら愛し合っていても、一緒に生活していくとなるとまた別物なのよね。ラストでばったり出会ったレッドフォードとバーバラ・ストライサンドがお互いを愛おしそうにしばし見つめ合うが、またそれぞれの道に戻って行く。そして流れるエンディングの「The Way We Were」。あぁ、思い出しただけでも泣きそうだ。
10点(2002-08-23 16:43:44)(良:1票)
010.20%
120.40%
281.61%
3204.02%
4387.65%
56913.88%
68016.10%
712224.55%
89519.11%
9295.84%
10336.64%

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