2. デューン/砂の惑星(1984)
興行的失敗で評判悪い上、デイヴィッド・リンチも気に入っていない不遇の映画ですが、ありきたりなスペースオペラにせず、超変態SFに仕上げた所に凄みを感じます。こだわりの音楽と美術にSFX技術の向上による見劣りをあまり感じさせない圧倒感があります。ただし、皆さんが指摘するように、長い物語を凝縮したため、登場人物達の存在意義が希薄でストーリーは無理矢理過ぎたと思います。TV放映長尺版もありますが、編集がダメダメで公開版でカットされた映像を楽しむコレクターアイテムに過ぎないと思いました。カイル・マクラクラン、ショーン・ヤングは好きだったので、最近の行方が気になりますな~ 7点(2003-08-16 16:00:02) |