1. デビルマン
公開当初から今まで見たことが無いほど凄まじい勢いで叩かれまくっていて、どれほどの酷さなのか自らの目で確認してみたくて観てみました。んで観終わった後は、しばし(゜Д゜)ポカーンな感じでした。前半はもうこれ以上ないほど最悪の極みで何が言いたいのかさっぱり分からず、観てるのも苦痛なほど。一応大まかなストーリーは頭に入れておいたものの全く理解できない映像の羅列が多く、「もう何が何だか」状態でしたね。終盤になってようやくこの映画のテーマが見えてきた気がしたんだけれども、いかんぜん序盤からず~っと延々と続いていた俳優の演技のあまりの大根ぶり(特に主演2人)が嫌でも目立ってしまい説得力が全く感じられない。普段なら演技の下手さも見ている内に慣れるものだと思うんだけど、この映画の場合は激しい違和感が終始続いて慣れることが出来なかった。一応彼らはオーディション通ったんですよね?>スタッフの皆さん。この映画の売りの1つであるはずのCGもプレステ並かそれ以下というほど平凡な出来。無駄に多すぎる意味のないカメオ出演にも苛立つばかり(特にボブ・サップ、お前は何しに出てきたんだ!?)。過剰すぎるほどの暴力描写にグロ描写もただただひたすら不快なだけ。観終わってからしばらくたった今考えてみたら、こんな映画にレンタル代300円も払って115分不快な思いをして無駄に過ごした自分が少し惨めに思えてきました。先日亡くなった那須監督には申し訳なく思いますが、いくらなんでもこの出来でこの点数以外は考えられないので0点です。これからこの映画を観ようと思ってる方は文化祭の学芸会観ると思ってみたほうが幾分かマジかと。でないと115分間違いなく持ちません。 [DVD(字幕)] 0点(2005-04-24 21:24:34)(笑:1票) (良:1票) |