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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2598
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  デストラップ/死の罠 《ネタバレ》 
映画におけるサスペンス作品は、舞台設定と登場人物が限られる程、「上質」になると思っている。  そもそも“サスペンス”とは、ある状況における「不安」や「緊張」といった心理描写を描いたものであり、設定に制約がある程に、その緊迫感は高まることは必然だと思う。  ただし、もちろんそこには、限られた映画世界の中で、緻密な人物描写と研ぎ澄まされた台詞回しが絶対不可欠なわけだが。  この映画は、そういった「上質なサスペンス映画」に不可欠な要素を充分に備えた傑作と言える。  落ち目の舞台作家が、ある日届いた作家志望の青年の作品が引き金となり「殺人」を画策することから物語は転じ始める。  以降、ストーリーの舞台となるのは、作家の豪邸内のみ。後はほぼ作家と作家の妻と作家志望の青年ら限られた登場人物たちが織りなす会話劇で展開される。  二転三転……いや四転五転とするストーリー展開の中で、互いが見え隠れする心理を探り合い、あぶり出そうとする掛け合いこそが、この作品のハイライトだ。  観ている側は、まるで登場人物たちの滲み出ては覆される心理の裏側を、覗き観ているような感覚に陥り、思わず息を呑む。   中盤以降の心理戦は、同じくマイケル・ケインがジュード・ロウと共演した「スルース(2007)」を思い起こさせた。 (というよりも、原作は同じなのではないかと思わせる程だった。少なくとも今作に対するオマージュが含まれていたことは間違いない)  「スルース」は、マイケル・ケインとジュード・ロウの男同士の“妖しさ”が印象的な映画だったが、今作のクリストファー・リーブとの絡みにも独特の緊張感と妖しさが溢れていた。  今作は、クリストファー・リーブが「スーパーマン」になってからの作品であるから、彼がキャラクターに頼らない確かな演技力を持ち合わせた良い俳優であったことを改めて認識させられた。  もちろん、25年の月日を経ても変わらぬ魅力を放ち続ける、ナイトの称号を持つ英国俳優に対する尊敬は尽きないが。
[DVD(字幕)] 9点(2010-08-12 12:39:19)(良:3票)
2.  転校生(1982)
ふと“尾道”へ行こうと思いたち、「それならば大林監督の映画を観なければ!」と思い、初めてあまりにも有名な今作を観た。 いやー、スゴイ映画だと思う。知名度の高い映画なので、内容を知っていた分、今まで敬遠してきたことをうらめしく思う。 大林監督の、まさに郷里への愛情溢れるノスタルジー。可笑しくそれでいて切ないストーリー性。郷里の美しさ、感情の美しさ、過ぎ去った時間の美しさ、あらゆる美しさが合わさり、また違う美しさが映画いっぱいに溢れている。 それにしても、何よりスゴイのは、この映画に主演した“新人”俳優二人の発見である。この映画の、特に主人公の二人の間での台詞がいちいち完璧なのは、もちろん脚本の素晴らしさもあるが、演じる二人の俳優のチカラに他ならない。ほんとに「天才じゃないか」と感嘆してしまう。 良い役者というものは、そのキャリアの発端から“巧い”ということをつくづく感じた。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-08 02:30:23)
3.  天空の城ラピュタ
今までに私はこの映画を何度観たのだろう。しばしばよく観た映画を「もう何十回も観た」などと多少おおげさに言ったりするけど、この映画は誇張なく「何十回」と観ているだろう。それでもなお、色あせることなく観たくなる。「深遠」という言葉さえ、この映画の前では陳腐な表現に思える。明らかに人の手による創造物であるが、この作品はひとつの人生である。
10点(2003-10-21 12:35:36)(良:1票)
4.  デッドフォール
シルベスター・スタローンとカーと・ラッセルのコンビが意外に良くてとりあえず楽しんで見ることができる。
[地上波(吹替)] 4点(2003-09-28 02:20:41)
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