1. ディープ・ブルー(2003)
圧倒的な深海の映像。海底なんて初めて見た。 音も無く、太陽の光も届かず、暗闇と静けさが支配する世界。地球の亀裂に覚える恐怖、吹き出る黒煙。 けれどその暗黒の中で、無数の生き物が存在しているという事実。 地球上の全ての生命は海から誕生した。 魂や心といった、形ではない意識、思考、本能、自我、それら全てが海によって創られたことになる。 深海に潜るにつれ、未知の世界に近づくにつれ、我々生き物のルーツへ向かっていく。 海とは故郷であり、母親の胎内であり、神であり、全ての始まり。 生命はどこから来たのか、生命とは何なのか、その全てが深海に眠っている。 考える事も、探る事も、学ぶ事も、感動する事も、何も必要ない。 ただ映画館へ行き、巨大なスクリーンで、無限の神秘に身を任せれば良い。 7点(2004-07-28 00:41:28) |
2. 天使が隣で眠る夜
最近、毎日のように「ハードボイルドに生きたい」と考える。朝起きてベッドから立ち上がる瞬間から、常に頭にあるのは「いかにハードボイルドであるか」。一人でいる時も、誰かといる時も、食事をするときも、映画を観る時も、あくびをするときも、全身と精神をハードボイルドに研ぎすませている。 そしてこの映画こそ、邦題からして既にハードボイルドである。ヨーロッパ映画ならではの等身大な息づかい、色遣い。そして語られるのは奇妙で不思議な、友情とも愛情ともとれる物語。嫉妬し合うカップルのようなやり取りが可笑しい、いうなれば天使争奪戦である。何だかんだでハードボイルドな男たちも寂しがりやなんだな、と優しい後味が残る。もう少し男を磨いて、もう一度じっくりと再鑑賞したい映画。 5点(2004-07-09 20:46:17) |
3. デイ・アフター・トゥモロー
7点満点の6点。何か書こうと思ったが、帰る途中に忘れてしまった。 6点(2004-06-06 20:16:59)(笑:1票) (良:1票) |
4. ディーバ
ガラクタの山からクズ鉄を何個も拾い集め、それらをくっつけて青いスプレーを吹きかけた芸術作品。 こんな映画をリアルタイムに観ていたとしたら、映画に対する価値観は1080度ひっくり返ったとすら思える。 有限の物語と無限の音楽、夢幻の色彩。 すべてが胸をグッと震わす。 8点(2004-05-22 15:55:41) |
5. テキサス・チェーンソー
序盤は気になってしょうがなかったタンクトップ姉ちゃんの揺れるムネが、終盤にはそれどころじゃなくなるぐらい怖かった。 7点(2004-03-31 01:57:20)(笑:1票) |
6. 天下の伊賀越 暁の血戦
親父さんが斬られた事への無念を余り見ることができず、荒木又衛門の怒りがそれ程伝わってこない。その為「忠臣蔵」の様な仇討の達成感は薄いのだが、それでも市川右太衛門さんはラストに見事な立ち回りを魅せてくれる。流石東映、流石日本映画黄金期。叱咤されながら戦う北大路欣也さんはそのまま親子の関係に見えてしまい、何だか微笑ましい。 4点(2004-02-11 22:42:33) |
7. ディナーラッシュ
映画史上、最もスタイリッシュな戦争映画。 8点(2004-01-24 16:17:22) |
8. 天使の牙 B.T.A.
このような映画によって「邦画離れ」が助長されているのだと思う。そしてこの考えが正しいとしたら、自分はこの映画を許すことができない。何故こんなにも、全てにおいてチープなのだろうか。タトゥーの主題歌は映画にマッチ。けど宣伝としてはマイナスになったと思う。 2点(2004-01-18 17:46:20) |
9. デッドコースター
《ネタバレ》 ラスト、「絶対まだ何かあるぞ」って思ってたらやっぱあった。前作は未見だが、これは面白かった。幽霊とか化け物を見せて怖がらせるのではなく、最後まで死神は出てこない。それが逆に恐ろしい。 人が死ぬ場面ではニヤリとしてしまう自分ってちょっとヤバイかな・・・。 7点(2004-01-02 17:24:20) |
10. ディア・ハンター
あまりにも一方的な描き方。だけど最後の音楽が良すぎる 7点(2003-10-13 21:11:57) |
11. DEAD OR ALIVE 犯罪者
自分の誕生日が上島竜平と一緒だった、と知ったとき以来の衝撃。 7点(2003-10-13 11:52:10)(笑:2票) |