1. ディープ・ブルー(2003)
これは、凄い。 どうやって撮影したのだろう、と、驚くシーンの連続。 一見の価値あり! ・・・ だが、ドキュメンタリー映画としてはどうだろうか。 終始流れるオーケストラの音楽が気持をリラックスさせ、眠気を誘う。 まるでクラッシクのコンサートを聴きに来ているような錯覚さえした。 ドキュメンタリーなら、音楽中心ではなく、映像に対する説明をもう少し増やし科学的な興味を満足させてほしかった。 いつ何処で誰がどうやって撮影した映像で、どれだけ希少価値のものなのか不明な点が多く、 ビジュアルな凄さは伝わってくるが客観的な凄さがわかりづらい。 映像をつなぎ合わせ音楽をかぶせただけで、全く構成になっていないような気がする。 また、捕食の場面など、ところどころで聞かれる"ザー"とか"ジュバーーー"という音、 あれは後から付けた効果音ではなかろうか? ドキュメンタリーとしてはマイナス面が多いように思う。 これだけ凄い映像を観た後に感動や興奮はあまりなく、落ち着いたなんとも心地よい気分になった。 リラクゼーションビデオとしたら満点。 7点(2004-08-08 14:10:26) |