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1.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 
「『パニック映画+エメリッヒ』だ。細かいことを言ってはいけない」と自分に言い聞かせてから観にいったので、全く問題なく楽しめた。全ての意味で「なんともエメリッヒらしい」作品になっていると思う。津波がニューヨークを襲うCGは、当時凄いと思った「ディープ・インパクト」のさらに上を行っていて、「ここ数年でまた進歩したもんだなー」と感慨深く思った。確かに、皆さんがおっしゃるようにストーリーは薄っぺらだし、オオカミとの攻防や仲間がショッピングモールで死ぬところ、また、主人公らの忠告を無視して出ていった一団が全員凍死する展開などは、あまりにも古典的で少々イラついたが、映像とノリを楽しむお祭り映画だとして見れば十分及第点だと思う。相変わらずヘンテコな日本&東京の描写もご愛敬だろう。ただ一つだけ言いたいのは、「ギレンホール、そんな極寒の中、船の手すりを素手で触ったら危ないぞ」
7点(2004-08-10 15:07:36)
2.  デイブレイク(2000) 《ネタバレ》 
本当、どこかで見たような展開の寄せ集め。なんか最初から結末が読めてしまうところがある。登場人物がことあるごとにくだらない喧嘩するので、見ていて「いい加減にしてくれ!」という気分になってくる。彼らは一人一人キャラがあるといえばあるが、逆に濃すぎて胃もたれ気味。常に主人公に楯突いていた乱暴者の彼氏は、なんの脈絡もなく必然もなく途中で死んでしまうが、どうせ他がありきたりの展開であるのなら、最後は誰かを助けて死ぬとか、改心してから死ぬとか、そこまでありきたりにやってほしかった。あと、本作含めアメリカ映画によく登場する「天才少年」というキャラは個人的に嫌いなのです…。ところで、この映画の地下鉄脱線・転覆シーンて「マネートレイン」の使いまわしですよね?間違いなく。このシーンを見た瞬間にC級映画の烙印が押されました。
1点(2004-07-17 12:24:28)
3.  デイライト
「ポセイドン~」より先に見たので、正直あまり違和感は感じなかった。換気孔からトンネル内に入っていくシーンは当時ハラハラしたが、よく考えると、もうあの時点で奇跡の連続っぽい。序盤、生存者達の協力性の無さにはイライラしたが、実際ああいった災害に巻き込まれたら最初はああだろうな、とも思う。まあ、いわゆるパニックものの王道を行く作りなので、軽く見るのにはいいかも知れない。音楽は良いと思う。最後の脱出方法は、潜水症は大丈夫かと妙に心配してしまった。
6点(2004-04-01 12:49:47)
4.  デモリションマン
個人的に、「舞台は荒廃した近未来…」というのに辟易しているので、本作のような未来設定は新鮮に感じた。確かにぶっ飛んではいるが、支離滅裂ではなく、進路を保って「ちゃんとぶっ飛んでいる」感じ。暢気な未来人たちが微笑ましい。ストーリー?そんなものあったっけ?
6点(2004-03-30 15:27:08)
5.  天空の城ラピュタ
今思うと、見た年頃が良かったんだと思う。ちょうどパズーやシータと同じくらいの歳だったので、自然に感情移入できた。「俺んとこにもシータが降ってきて、あんな冒険が始まらないかなぁ」とか、夜空を見上げながら馬鹿なこと考えたこともあったっけなぁ…(遠い目)。やはり、このテの冒険活劇は誰しも一度は憧れると思う。アクションあり、ロマンスあり、哀愁あり…というストーリーは、確かにベタベタかもしれないけれど、やっぱ未だに心踊ってしまう。あ、そう言えば、当時はパズーの独り暮らしを凄く羨ましく思ってたけれど、実際やってみるとすぐに慣れちゃったっけ。
10点(2004-03-30 13:43:38)
6.  天使の牙 B.T.A. 《ネタバレ》 
はっきり言って、見所がまったくなかった。それでいて、妙に血糊の量が多い、血生臭い演出ばかりで気分が悪い。原作を5歩飛ばしにトレイルしていったような脚本だったが、「で、結局どこで観客を楽しませようとしてんの?」という感じで、見せ場が全く無かった。古芳は弱過ぎるし、宿敵となるはずの神は早々に退場(最後の整形入れ替わりは超蛇足)、君国に至っては単なるエロ親父と化してしまっている。さらに、見ていて致命的に痛かったのは、安っぽいハイテク描写。脳波を鍵にするところの説明なんて赤面ものだし、「君国を撃ったらホログラムだった」ってシーンは崩れ落ちて涙が出そうになった。大体、ダーティーボムで強迫してくる設定が何も活きていない。手口が傍若無人すぎて、あれじゃ犯罪組織というよりテロリストだよ。君国の手下達は黒装束にキャップという出で立ちで、特命リサーチのエージェントかと思った。久々の「箸にも棒にも…」映画で、これは0点かと思ったが、このサイトにおける0点には、「我々の世界とは次元が違う」「とんでもないイモ映画だが憎みきれない」というニュアンスがあり、ある意味神格化されている。それとは明らかに違うのでこの点数。佐田真由美が映画初出演の割に善戦していたのと、この脚本でもそれぞれの仕事を健気に全うした役者陣の姿勢が救いか。
1点(2004-03-30 12:41:37)
7.  ディープ・インパクト(1998)
とにかくこの映画は、終盤の泣かせの連続に尽きる。次から次へと畳み掛けられる、感動シーンのオンパレード!独りで映画館へ見にいったから、登場人物に余計感情移入してしまい、号泣してしまった…(笑)。ラストにもうちょっと工夫があれば良かったが、とにかく泣いた!泣いてしまった!不覚にも!
8点(2003-11-11 19:44:02)
8.  デンジャラス・ビューティー
確かに薄っぺらいストーリーかも知れないけど、個人的にはこういう、明るいばかばかしい映画は好きです。各所に散りばめられているジョークも、割と感性に合って、素直に笑えました。コメディと割り切って夕飯のお供にでも見ましょう。
7点(2003-11-11 15:00:00)
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