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1.  でんきくらげ
大映は倒産直前に「軟体動物シリーズ」と銘打った映画を連作してたみたいで、増村保造監督による本作もそんな1本。去年1年間に10本も増村監督の映画を見ているせいか、かなり久しぶりに見る増村映画という気がする。うーん、渥美マリ演じるヒロインはいかにも「増村映画のヒロイン」という感じだし、クライマックスのヒロインの行動やラストの選択も増村監督らしいと思うし、見る前に思ったよりは面白かったのだが、正直これまで見た増村監督の映画と比べると何か物足りない。渥美マリはせりふ回しは確かに棒読みだけど、それが不思議と見ていて苦にならないしそんなに悪くないと思うのだが、「妻は告白する」や「清作の妻」などの増村映画の顔的存在の若尾文子や、「巨人と玩具」の野添ひとみ、「痴人の愛」の安田道代、「盲獣」の緑魔子といった強烈な印象を残すヒロインたちにくらべれば全然普通の印象しか残らないし、増村監督の演出もなにかいつもに比べて平凡に感じてしまったのは残念で、増村監督としてはこういう題材の映画は得意なはずなのに、圧倒的な「何か」が足りていないような気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-28 18:32:36)(良:1票)
2.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
昔、初めて見た時はもっとスポーツ映画という印象が強かったのだが、初見以来久しぶりに見てみるとそうでもなく、どちらかと言えば大富豪に憑依して生まれ変わった主人公ジョーと彼が一目ぼれし、大富豪に憑依するきっかけになった女性・ベティとの恋模様が中心に描かれていて若干この邦題に違和感を感じるものの、それでもやはり心温まる映画で、素直に良作だと感じた。天使の手違いで寿命がまだかなり残った状態で死んでしまい、魂がこの世に戻ってくるというストーリーは現代ではありがちに感じるけど、そのぶんシンプルでわかりやすいつくりで安心して見ていられるのが良い。新米天使や天使長であるジョーダンを振り回すジョーも笑えるし、この二人を演じるバック・ヘンリーとジェイムズ・メイソンが良い味を出していて、中でもジェイムズ・メイソンの紳士的な佇まいと存在感が本作に深みを与えているように思う。ラスト、ジョーとしての記憶を失い、別人として生きることになった主人公を前にしたマックスの表情がなんとも寂しげで切なく、思わず泣けてくるのだが、その後の主人公がやって来たベティと意気投合するのは一応、ハッピーエンドにはなっていて、初めて見た時はとても印象に残っていたのだが、今見ると少し説得力に欠けるものがあるように感じるのがちょっと残念。でも、本作でそれはそこまで気にすることでもないような気がした。(2023年10月1日更新)
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-17 01:23:10)
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