1. テルマエ・ロマエⅡ
《ネタバレ》 「指圧の心は母心」、素人のじいさん、白木みのる、そんなところでは笑えた。でも、それらはあくまでもオマケであるはず。話の本筋に引き込まれる面白みが無かったのは残念。 [DVD(邦画)] 5点(2015-03-20 19:22:01) |
2. 天地明察
《ネタバレ》 原作未読。二時間しかない映画として、原作のどの部分を膨らませていくか、ということは逆にいえばどこで手を抜くかということでもある。おそらく公家との闘いあたりがわりとあっさりだったから不満を残すところかもしれないが、それにしてもわりとよく出来ていたと思う。少なくとも退屈はしなかった。 [DVD(邦画)] 7点(2013-08-25 03:08:59) |
3. 天使と悪魔
客観的に物語を浅く辿るような感覚。謎解きを中心に据えない構成のためもあるが、本質的な背景を共有しないで進んでいくわけで、カトリック信者ではないからという以上に、自分を含めた多くの日本人の宗教感ではキリストが仏陀であっても効果的な興奮は起こり得まい。ただ映画としては前作より楽しめた。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-04 00:49:20) |
4. 天国と地獄
《ネタバレ》 たとえば捜査会議のシーン。もちろん今では珍しくも何ともないが、一旦情報を箇条書きのごとく整理し観ている者の頭に叩きこむ。 この映画は紛れもなく教科書なのだと何度見ても思う。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2008-12-02 02:48:14) |
5. ディスタービア
残るものは無い。褒めもしないが、責めもしない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-19 02:19:54) |
6. 転々
小ネタが随所にちりばめられている。ストーリーと並行してそのお宝探しを満喫していく。三木作品は馴染めぬ人がいてもあまりにも当然すぎて論点が存在しないのかもしれない。たとえば辛口否定の人がいて、それが異なる意見であっても度量の大きさ?とも違い、反撃する力が入らぬ一種の懐の深さがあるのである。それがまさしく脱力系なる所以か。傑作「亀速」と同じく、あくまで裏面であるバカバカしさの表には良質な哀愁が存在しており、マニアにはたまらぬ仕上がりである。それにしても老けてからの三浦友和の素晴らしさはどうしたことか。 [映画館(邦画)] 8点(2008-09-28 00:32:56)(良:1票) |
7. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 あれだけのことができる装置なのである。爆弾を仕掛けられた車の履歴に焦点を合わせれば自ずと犯人が関わると思うのだが。この手の作品は整合性を意識しながら観てしまうので疲れた。作品を見直せば疑問の答えが説明されているのだろうが、見直すほど面白いとは思えない。それにしても考えれば考えるほど難しい。 [映画館(字幕)] 5点(2007-03-18 17:03:20) |
8. デイ・アフター・トゥモロー
最初にストーリーより「こういう映像を造ろう!」から肉付けされていったような感覚がしました。それならばよくまとめた感じなのだけど、当然そんなことはないであろうから「ちょっとすべて薄いなあ」が正直な感想。映像に凝りすぎて人物描写が明らかに手抜きをされたのでしょう。でも楽しめたましたが。 7点(2004-07-11 01:15:39) |