1. ディパーテッド
《ネタバレ》 オリジナルは名作だが、こちらも結構楽しめた。ディカプリオも存在感のある役者になったという感じ。マットディモンもなかなかよい。 唯一、オリジナルと決定的に違うのは、オリジナルにあった人間臭さみたいなものが本作にはまったく欠落していることだろう。オリジナルで描かれていた、主人公二人の心の交流はこちらにはない。また、オリジナルではマフィアの間にも通常の人間関係を超えた濃密な家族愛のようなものがあり、警官どうしの間にも信頼感や絆の存在が感じられたのに対し、本作では、ジャックニコルソンは冷酷無比なだけで、ボスとしての懐の太さ、部下への愛は全くない。なので、マットディモンも最後にいとも簡単にボスを射殺してしまうことができるのである。 警官は警官で、仲間内で汚らしい言葉でののしりあい殴り合いしてるばかり。だから、見終わった後に濃密な人間ドラマを見たという感動が残らない。 それにしてもフ●●クだのフ●ラだのを必要以上に口にするアメリカ人は本当に品がない。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-11 00:07:45) |
2. DEATH NOTE デスノート the Last name
前編に続き、いいテンポで話が進み、あきさせない。ラストはこうくるかと感心。最近ネタ切れのハリウッド映画をしのぐいい脚本ではないか。原作先行ものでは異例の成功作だろう。 [DVD(邦画)] 8点(2007-07-16 01:39:53) |
3. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 原作は屈指の傑作。そういう作品が映画化されるとこけることが必定だし、もともと現実離れしたストーリーが実写化されるとどうかと思ったので、あまり期待せずに見たが、なかなかどうして、いけてる! 原作の忠実な映像化にこだわらず必要な改変と独自の解釈を加えたのが成功の要因だろう。なかでも最後の美術館でのシーンには感心した。藤原竜也のおさえた演技もなかなかだ。ただ、Lの天才的な推理はほとんど現われてないし(この程度なら日本警察だけでなんとかなる)、仕方ないが原作にある熾烈な心理的かけひきが見られないのは残念。 [DVD(邦画)] 8点(2007-07-16 01:23:23) |
4. デッドコースター
続編なので安心して(?)見てられる。多少どきどきする。死の法則はややこしくてよくわからないが、あまり関係ない。 [DVD(吹替)] 6点(2007-01-20 19:36:46) |
5. デイ・アフター・トゥモロー
前半はパニック映画、後半はもっぱらお父さんが息子を命がけで助けに行く感動(?)のお話。絶対たどりつけるわけないじゃん! 6点(2005-03-05 13:12:26) |
6. デビル(1997)
2大スター共演ということですが、ほとんど何の印象も残らない映画です。 4点(2004-02-01 02:17:58) |