1. 手紙(2006)
《ネタバレ》 非常に考えさせられる内容。劇中のひとつひとつの手紙とそれにまつわるエピソード、どれも凄みさえ感じ、難しいテーマへの真摯なアプローチを感じる良作でした。 満点と言える内容でしたがヒロインの『別に事件』で-1点とさせていただきます。 イイ子ちゃんで居ろとはいいませんし劇中の彼女は凄く良かったんですが、やはりアレはそれまでの全出演作品を貶めるような残念な行為だったと思います。それも含めて彼女の罪だと…って、そこまで言うのは酷ですかね。 [DVD(邦画)] 9点(2012-02-19 08:51:56) |
2. 天空の城ラピュタ
《ネタバレ》 言わずもがなの名作アニメーション。冒険や友情、正義の物語で素晴らしい。 ただ昨今のジェンダー問題やコンプライアンス・ハラスメントなど他人や偏った考えに溺れた過干渉の影響で、実写はもとよりアニメでさえも作りづらくなってしまうのでは?という危惧を感じてしまいますね。 子供が働いている・働かせているとか男性女性の役割みたいなものを語ったりだとか、犯罪者に加担したりだとか…。 こんな良い作品も、いつか否定される時がくるのかと思ったらゾッとしましたわ。 ジブリの別の作品でも、タバコのシーンが多いとかなんとかわけのわからない議論がおこったりしましたが、ホントいい加減にしろよって思いますね。 [地上波(邦画)] 8点(2021-03-30 04:57:52) |
3. ディアボロス/悪魔の扉
《ネタバレ》 法廷サスペンスかと思いきや、トンデモ展開のミステリーホラーでしたね。 かなりブッ飛んだ脚本ですが、キアヌ・リーブスとアル・パチーノのさすがの演技で見事に独特な世界観を創りあげていました。 ホント、人に説明するにしてもなんて言っていいかわからないへんてこりんなハナシですが、アル・パチーノの言い分は妙に説得力があって、これはわたしも悪魔にたらし込まれてるのかな?と錯覚するほど。 その斬新な展開にホホォってなりました。 こーゆーことならブッ飛び設定も活きるってもんです。 ラストもいろいろ仕掛けがあって非常に楽しませてもらいました。 さすがに最後の大オチは気がつきましたが。。。 虚栄かぁ、気をつけようっと。 [地上波(吹替)] 8点(2013-04-06 01:23:40) |
4. ディープ・インパクト(1998)
《ネタバレ》 まさにディープ・インパクトを残しましたね、わたしのココロに。 彗星衝突の人類破滅ストーリー。 親と確執のあるジャーナリスト、彗星の発見者の少年、衝突阻止のために飛び立つ宇宙飛行士たち、彼らの群像劇を主軸に、局面局面でアメリカ合衆国大統領が世界のリーダーシップとして人類に語りかけます。 と、まぁ簡単に書いちゃうとそーでもないハナシなんですが、何故か引き込まれる魅力にあふれています。 この映画の初見は東日本大震災よりずっと前ですが、当時からその思いはあって、過去数回観返した作品でもあります。 よく比較されるアルマゲドンとやってることはほとんど一緒ですがベクトルが違います。それぞれ好みのわかれるところでしょうけど、わたしはどちらも好きですねぇ。 ホラー映画よりよっぽど怖い映画ですが、映画なのでやはり現実ではありません。 まるで朝、怖い夢から覚めた時のような安堵感を感じました。ということはそれだけ怖ろしいとおののいていたわけで感情移入もハンパなかった証拠です。 そして地球の存続もあくまで偶然の連続であって、日常に感謝すら感じる、これまた怖ろしい映画なわけです。 っていうと、単純な印象ですが、この揺さぶりこそがディープ・インパクトとして名前負けしてない凄みかなと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-04 23:16:51) |
5. 転校生(1982)
《ネタバレ》 これは面白い! フツーの中学生の男の子と転校してきた女の子が入れ替わっちゃう、たったそれだけの(っていっちゃあ大ごとですけど)事で、これだけ面白く、切なく、悲しくなっちゃうなんて。男と女はやっぱり全く違う生き物なんですよね。 それでもこのふたり、入れ替わったことをきっかけに、お互いを理解し友情というか恋心というか何とも言えない絆が出来上がります。それはココロとカラダが入れ替わったからだけじゃなく、お互いを思うやさしさがあったからこそで、そこが実にいいんですよね。 なにしろ多感な時期ですし、性的な描写もままあるのですが、それも爽やかに軽やかに取り扱われており、ここらへんのサジ加減はお見事でした。 小林聡美さん、尾身としのりさんの尽力は言わずもがな、尾道の魅力もあいまって素晴らしい作品でした。 ところでこれが100歳のおじいちゃんとおばあちゃんが入れ替わっちゃうハナシだったら、何も起らないんだろうなぁ、若いって素敵です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-31 14:07:16) |
6. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 魅力的な尼さんたち、ベタでコミカルなストーリー、そして素晴らしいハーモニー、ホント安心して楽しめる映画ですね。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-21 04:29:25) |
7. 天然コケッコー
《ネタバレ》 なんといっても夏帆さんが抜群にいいですね。悪気はないのにどうも周りとかみ合わない感じや、思春期独特のいろんなとりとめもない悩み、うまーく演じてたと思います。 田舎が舞台ですが脚本も演出も決してノスタルジーに頼ってないところは秀逸だと思います。 エンディングのカットも素晴らしい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-02-13 22:54:46)(良:1票) |
8. TENET テネット
《ネタバレ》 ぐるぐるバットをやったみたいに気持ち悪くなるくらいわからなかった! これから3回目観ます。 わかったら書きます(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-16 07:12:38) |
9. DESTINY 鎌倉ものがたり
《ネタバレ》 まーまー突飛な物語で、CGも多用されてるんだけど、何故か引き込まれる。 それはもう、高畑充希さんと堺雅人さんの温かい夫婦愛の為せる業。 そこをしっかり見せてくれたおかげで、すっかり身を委ねて楽しめました。 素晴らしい! [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-22 22:18:30) |
10. デス・プルーフ in グラインドハウス
《ネタバレ》 ブッ飛んだ作品でしたねぇ。 悪趣味な内容だけど、なんですか、この魅力は? 女子のツマラナイ会話とワケわからんおっさんの暴走劇。 猛スピードで蛇行しながらどこなたどり着くのかと思ったら、 まさかのかかと落としとは! お見事でした。 吹き替えで観たのですが、凄くよくできてたと思います。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-07-01 02:41:08) |
11. テルマエ・ロマエⅡ
《ネタバレ》 やっぱりつくっちゃったんですね、2。 思わぬ(って言っちゃ失礼ですが)ヒットの前作で、予算も拡大、落ちてる金を拾いにいくような感覚で作られたのかな?って思わせるような『企画』かと思って観てみたら、意外や意外、前作の余熱は残ってましたね。 平たい顔族、なんとも魅力的なフレーズ。 小ネタの数々も、まぁ面白かったです。 まるで外国の監督が描いたかのような『胡散臭い日本人像』もいい意味で味がありました。 上戸彩さんの脱ぎっプリもよかったけど、阿部寛さんに比べたら、まだまだ手ぬるかったですね(笑) [地上波(邦画)] 7点(2015-06-21 01:48:16) |
12. デスペラード
《ネタバレ》 そうそう!この爽快感! 続編のレジェンド・オブ・メキシコ観てて足りないと思ったのがコレですよね。 どなたかのレビュワーさんが『活劇』とおっしゃってましたが、まさにそれ。 顔の濃いヒゲのおっさんがいっぱい出てきて、アントニオ・バンデラスやヒロインは色香が半端ない。 そしてギターケース! ただの武器の入れモノのみならず、ギターランチャーとは! おバカ具合とカッコよさのまぜこぜ感がバランス良かったですね。 スティーブ・ブシェミ、クエンティン・タランティーノの語り口のうまさも必見! [地上波(吹替)] 7点(2013-06-05 13:48:14) |
13. 天気の子
《ネタバレ》 君の名は。に影響を受けたんだろうか?受けたんだろうな、この作品自体。 なにか釈然としないものを抱えてエンディングへ。 家出少年が東京で居場所を見つけていくくだりは面白かったんですけどね。 思いやりと独りよがりの加減がおかしいんでしょうか。 新海作品ではここのところのバランスが自分の価値観と合わなくて、ついついこんな鑑賞後感になります。 そのことは今回で間違いなくわかった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-14 20:53:02) |
14. 電車男
《ネタバレ》 最大の敵は自分でしたね。 よく頑張りました! [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-17 08:59:55) |
15. テッド
《ネタバレ》 お下劣クマ、縦横無尽! [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-08-04 14:16:47) |
16. テルマエ・ロマエ
《ネタバレ》 面白かったなぁ、前半。 あのままのノリじゃ確かに映画としてどーなの?って感じでしたが、せっかくコメディとしてイイ出来だったのでそのまま突っ走っちゃっても良かったような。 画面上のしょーもない遊びも、センスが良かったように思います。 監督の次回作に期待したいです。 あ、『2』を創ってほしいってことじゃないですよー。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-11-16 19:06:07) |
17. デモリションマン
《ネタバレ》 スタローンの近未来SFアクションですがコレがなかなかオモシロイ。シュワルツェネッガーはトータルリコールって作品で楽しませてくれたが、ソレに似てますね、悪役の狙いとか。 コメディ要素もなかなかオモシロイし、テレビとかでやってると結構観ちゃうところもトータルリコールと似てるかも。 サンドラ・ブロックもかわいいし、無駄にドンパチやるしで一昔前はこーゆーのが楽しかったよなぁってノスタルジーに浸れる意味でも35歳以上にオススメかも。 [地上波(吹替)] 6点(2012-10-22 22:28:44) |
18. 天使にラブ・ソングを2
《ネタバレ》 前作、本作とも歌がいいのは同じなんですが、ストーリーありきの前作に比べて本作は歌ありきの印象でした。まぁ歌が良かった前作の続編なのでこんなバランスなんでしょうけど生徒に魅力があればもっと評価が良かったと思います。とは言え家族揃って楽しめる作品ってのが少ない昨今、こーゆー映画はホントに素晴らしいと思います。 ってコレも20年前の作品なんですねぇ。 自分も年をとるはずです(笑) [DVD(字幕)] 6点(2012-05-27 04:04:27) |
19. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 いちいち断るのも面倒くさいですが、フィクションのクライムロードムービーをして観るならば、結構面白かったです!最後の結末も含めて、言いたいことはわかります。 ただ、どうしても考えてしまうのが『おかんにコレやられたらたまらんだろうな』ってことっす。いい歳こいて何やってんだか…ってね、ただこの映画、主人公が若かったとしたらこの良さがでないだろうしなぁ。。。と、まぁ、なんともぶっ飛んだ作品ですが、単純にガス抜き娯楽ムービーとして観ればよろし!ってことですかね。 [地上波(吹替)] 6点(2012-05-02 16:26:41) |
20. DEATH NOTE デスノート the Last name
いや、面白かったですよ。フツーに。トリックにばかり焦点がいくのは如何なモノかとは思いますが。 [DVD(邦画)] 6点(2011-02-07 01:15:09) |