1. ドニー・ダーコ
苦手なタイプの作品。 SF+暗いというカテゴリーで、期待して借りたが、大きく裏切られた。 見終わるまでに3,4回かかり、結末もだからなに?というもので、自分には合わない作品だった。 [DVD(字幕)] 5点(2015-09-21 08:56:09) |
2. 扉をたたく人
《ネタバレ》 雰囲気は好き。けど登場人物の行動が優しすぎるというか話を展開させるための行動で、リアリティや一貫性は乏しいかも。最初は偏屈だなーと思っていた主人公に対して愛しさを感じられようになるのは、作り手がやりたかったことが成功しているのでは。 ただ、結局問題が解決できないままで台詞にあったように「我々は無力だ」というまま終わってしまうのが、少し物足りない。優しすぎる登場人物たちなのだから、ハッピーエンドでもよかったのでは(それは作り手がやりたい話ではないのだろうけど ラストの、きっかけとなった地下鉄で太鼓を叩くという主人公なりの問題への向き合い方は良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-06 06:22:26) |
3. ドッペルゲンガー
《ネタバレ》 「叫」で黒沢清監督作品を初めて観て、面白かったのでこの作品も観たのだが・・・ 前半ホラー、後半はギャグのちロードムービーという感じ。 役所広司の演技はよかったが、肝心の脚本が何を伝えたいのかがわからなかった。 あまりにも話が支離滅裂すぎるのと、ホラーと銘打っておきながら怖くもなんともないのとで低評価。(ある意味終盤のキャラクターの行動は、理解し難く怖いといえるかもしれない) 理解し難い作品を見たい方には、おすすめ。 [DVD(邦画)] 4点(2011-01-27 18:07:45) |
4. 東京ゴッドファーザーズ
今敏がパーフェクトブルーのような作品ではなく、万人受けするような作品を作ったのがこの映画。 やはり見ていて飛び抜けた感が無いので、どこか消化不良だが、終盤のあるシーンには圧巻。 未だに脳裏に焼き付いているほど、美しい映像だった。 クリスマスシーズンにちょうどよい映画。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-27 17:29:05) |
5. トゥモロー・ワールド
近未来SF、そしてアクションもの。それだけではなく、この作品には『暗い』というイメージが付く。 不思議なジャンルだなと思いながら見ていたのだが、少女と主人公を取り巻く人々の裏切りや優しさを見ていて、この映画は近未来SFを土台にした、ヒューマンドラマなのかもしれないと感じた。 SFとして見ると、これから・・・というところで終わってしまので物足りないが、ヒューマンドラマという観点から見るとこれもありかな、と思う。 全体的に暗い雰囲気の映画なので、軽い気持ちで借りて見るのには向かない。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-21 20:11:15)(良:1票) |