1. 突撃(1957)
戦場の酷さがよく伝わってきた。でもこれでも、第二次大戦や現代に比べると戦闘のやり方がどこか牧歌的なわけで、現在も世界各地で戦争が行われているという現実がつくづく残念。 キューブリックはこういう正攻法の撮り方ができる人なんですね。若い頃のピカソは精緻なデッサンを多数していたけど、それと通じるのかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-11 17:05:24) |
2. 東京物語
シブい作品ですが、今の私にこれ以上の点数は無理。 原節子って、絵に描いたように美しかったんですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-17 12:10:49) |
3. 逃亡者(1993)
あまり期待してなかったけど、意外と楽しめた。中盤から終盤あたりの謎解きが詰込み過ぎの感じでわかりにくかったけど。 7点(2004-12-04 13:23:43) |
4. ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ
《ネタバレ》 ドラえもんの映画(または長編作品)はこれ含めて4,5本観ているが、もっとも記憶に残っているのはどういうわけか本作である。 その理由は次の4つくらいになりそうだ。 【1】映画化前にコロコロコミックで連載されていた原作をリアルタイムで読んでいたから。ちなみに原作の方が面白かったように思う。 【2】ベースが有名な「桃太郎」だから。 【3】鬼伝説に対する解釈が子供心に新鮮だった。 【4】未来から来たドラえもんやのび太らが好き勝手に行動しているにもかかわらず桃太郎伝説の大筋は崩さず整合性を保っており、SFタイムトラベルものとしての完成度は意外と高いから。 ・・・と、ここまで書いていて今頃気づいたのだけど、実はこの作品はかなりの影響を私に与えていて、かつ、私も思っていた以上に本作が好きなようだ(グググッ! ←2点ほど点数アップする音) 桃太郎伝説を裏付ける当時の写真らしきものが冒頭に出てくるのだが、のび太らが過去に行って活躍(?)した後に見ると写真の内容が変わっている、という描写がある。今まで気づかなかったけど、これって Back To The Future とまるっきり同じ。しかもこっちの方が先に作られてるし。タイムマシン、銃の名手だけど普段冴えない主人公、腕力だけが強いいじめっ子・・・等々、ドラえもんとBTTFの共通点の多さに今さらながら驚くばかり。 こりゃあもう確信します、ロバート・ゼメキスは根っからのドラえもんフリーク、日本から取り寄せたコロコロコミックをスピルバーグと2人で回し読みしていたに違いな~い! たぶん 8点(2003-12-22 01:01:56)(良:1票) |
5. 道頓堀川
今となっては、松坂慶子全盛期の裸身くらいしか印象にない・・・。あ、カルーセル麻紀がかなりアツいオカマを演じていた(ん?そのままやん)のも覚えてます。 4点(2003-12-22 00:20:20) |
6. TRICK トリック 劇場版
何人かの方が言われるように、TV版のノリそのままでただ時間だけが長くなった感じ。TVのトリック1ではかなり楽しめたこの雰囲気にも最近は飽きてきたみたい。 5点(2003-10-28 01:04:54) |
7. ドランク・モンキー/酔拳
最後に観てからもう20年近くになるけど、この頃のジャッキー・チェン作品って本当に面白かった。中でも本作はトップクラス。 ジャッキーとずっとコンビだったあの老師(役名はソカシ?俳優名はユアン・シャオ・・・失念)が、カンフーシーンでは基本的に吹き替えで顔があまり映らなくなるのに、酒が切れて激よわのシーンでは吹き替え無しで太極拳みたいなカンフー出して顔がばっちり映ってボコボコにされていたのが今思い出しても(笑っちゃいけないが)笑える。 8点(2003-08-20 00:13:12) |
8. トワイライトゾーン/超次元の体験
《ネタバレ》 これって80年代、TVのロードショーでかなりの頻度で放映してましたよね。その割にはコメントが少なくて意外。ナチ、口が無い少女、飛行機まではわかるけど、あと1作は何だったか思い出せない・・・怖いというよりファンタジーという感じで結構、好きな作品でした。 7点(2003-08-19 23:55:58) |
9. トゥルーライズ
当時のCMの宣伝がよくできていたせいか、かなり期待して映画館に行った。タイトルもいいし「トータルリコール」は余裕で上回る作品と思ったんだけど、期待が外れた。 奥さんのダンスシーンは楽しかったし、ハリアーは凄かったんだけどねぇ。コメディ作品でも何か一本スジが通っていてほしいけど、それが無かったのは残念。 6点(2003-08-10 23:27:43) |
10. 12モンキーズ
テリーギリアム作品なのに不覚にも最近まで知らなくてビデオで観た。未来世紀ブラジルよりも洗練された(商業主義に走った?)作りになっている反面、面白みに欠ける印象があり、個人的にはブラジルの方が好み。 しかし、なかなか良くできている。特に「めまい」のパロディにはニヤリとさせられた。本作のヒロインの女優名とめまいのヒロインの役名まで”マデリン”で一致してるし。やぼったく見えるヒロインが後半見違えるような美人として登場するという演出はブラジルと同じで、テリーギリアムらしさを感じた。 あと、他の方も言われてますが、本作をただのバッドエンディングと思っている人はもう少し集中力を持続して観るようにした方がいいかも。 ところで邦訳の「救済保険業」という職業は耳慣れないけど現実にもあるのかな? (ここから2004-1-12に追記) どうでもいいことなんだけど・・・本作の一番良かった点に”ブラピのイカれ演技”を挙げる人が結構いることがちょっと哀しい・・・かも。 [ビデオ(字幕)] 9点(2003-07-12 11:46:40) |
11. トゥルーマン・ショー
設定の面白さに惹かれて期待して映画館に行ったが、設定だけ、って感じでした。ビデオで十分。 5点(2003-06-09 10:03:38) |
12. トータル・リコール(1990)
今ではかなり違和感を感じるであろうCG&SFXですが、当時はそれに釣られて映画館に観に行きました。特にお腹に顔のあるミュータントのリーダー(?)はちょっとちゃちいかも。。。まあ、私としては、ディックのSFとして期待するより、アクション作品と思って観た方がいい映画だと思います。 6点(2003-05-27 01:09:57) |
13. 時計じかけのオレンジ
なんて言うか、時代、国を超越して別の星で撮られたのかと思ってしまうくらいアルトラな世界観に圧倒されます。けして褒められた内容じゃないけど、こういう作品をまとめあげてしまうキューブリックってやっぱり凄すぎます。 8点(2003-05-13 00:07:27) |