1. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 ゾンビの返り血を洗ったモールの池で負傷した黒人警官が、いつゾンビに変わるかが一番の見所でした。 きっとそうなると信じていました。 最後の最後までそれでハラハラ出来ました。 でも、その線で追ってしまった私は結局、ラストで船に乗れずにゾンビに喰われてしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-10 18:26:21) |
2. ドリームキャッチャー
これは完全にパロディーですね。いったい何本の映画の要素が入っているのか見つけるゲームとして観ると結構楽しめます。でもその要素が重なり合って結びつき、オリジナルのパッチワークとしてラストに「おお」といわせられなかったところがいちばんの問題ですが。とは言え迷走するストーリーは行き止まりの多い迷路のようで、何処に連れて行かれるのかハラハラして楽しかったです。 5点(2004-10-08 13:42:52) |
3. 東京ゴッドファーザーズ
ストーリー的には出口が一つのあみだくじの様な、予定調和を絵に描いた様な作品だけど、その「おはなしくささ」を差し引いても余りある魅力を感じる作品でした。豊かな表情や切れが良くてかつ重さを感じるキャラクター達の躍動感ある動きはアニメファンならずとも楽しめると思う。それぞれの人間達のごく私的な行動原理に引きずられて寒空の東京の街を右往左往させられる赤ちゃんが、物語を進めるための一つのアイテムとしてしか扱われていないのがやや思慮に欠けるところだが、次から次へとテンポよく起こるありえない偶然の数々や3人の秘められた過去に視点が移っていくのでそのうちあまり気にならなくなった。日本のアニメの質の高さを垣間見られるシーンがそこここにちりばめてあるので飽きずに見られるコメディーファンタジー。思い出し笑い系。 7点(2004-08-25 16:34:48) |
4. となりのトトロ
頼りにしていたお姉ちゃんが泣いているのを見たメイちゃんの、ちっちゃくておっきな決断と行動が胸を打つ。 2つの幼児から60代の祖父母までも画面に釘付けにする宮崎マジックの真骨頂。 夢とも現実ともとれる視線の高さが絶妙。 野山に繰り出して、萌える緑の香りをいっぱい吸い込んでからこの作品を観ると、よりいいかも。 ストーリーの展開というよりも、それにまつわるセリフや仕草、行動や背景のディテールを繊細に突き詰めて、すべてのバランスがピタリと合った見事な傑作だと思う。 いつまでも古くならないトトロとネコバスのデザインも、大胆かつ秀逸かつミラクル。 トトロはお父さん、ネコバスはお母さんの遠隔操作型のスタンド(jo-jo)と考えると合点がいったりする。 10点(2004-06-08 10:31:23) |
5. トロイ(2004)
合戦シーンは史上最大。 しかし人数こそ多くて壮観だったが戦いは平凡。 やってることは凄いんだけど、引いて観てしまった。 細かいカット割りで、必要以上に揺れるカメラでごまかしながら見せる合戦はもういいって感じ。 ドラマも引き込まれて熱くなるほどの重厚さは無かった。 ブラピも微妙、この程度ででいいんでしょうか、彼は。 これもやっぱり未公開シーン45分くらい入ったスペシャルエクステンデッドエディションが出るのかな。 出れば観てもいいけど、そのままならもういいかな。 6点(2004-06-04 15:35:36) |
6. トゥームレイダー2
《ネタバレ》 ララおねいちゃんはうみにもぐたりそらおとんだりたたかったりしてとてもつよいなあとおもいました。とってもすきになりました。かいじゅうがでてきたときはどきどきししてとてもこわかたです。あのおにいちゃんは「おれをうてないだろう。」なんていったからうたれちゃたんだとおもいます。ぼくならおねいちゃんのいうことおきいていっしょにかえるのになとおもいました。 1ねん3くみ べれた そうだね、主人公の言うことは聞いたほうがいいね。でも、そうしないとお話が終われなかったのかもしれませんね。二人はほんとに好き合ってたのかな? 大人のせかいってむずかしいね。 5点(2004-02-23 21:17:05)(笑:1票) |
7. トーク・レディオ
《ネタバレ》 毒毒毒毒、今回のオリバー・ストーン、DJの喋りに乗せて、何かに憑りつかれたように毒を吐きまくる。 情け容赦の無い主人公DJの毒は毒をあおり、スピーカーの向こうの暗闇から正体不明の毒がゾンビの如く次から次へと噴き出してくる。 毒は毒を呼びスタジオは飽和状態となる。 そして毒によって導き出されたDJの本音も空しくスタジオに響き、それもまた正体の無い毒によって断ち切られる。 ラストのスタッフとリスナーのコメント群には、DJがしのぎを削った相手とは実はこんなもんだったんですよというタネ明かしと、「無意識」と言う名のベールをまとったお前らこそがこの世の猛毒なのだと言うシニカルなメッセージを感じた。 なんか尾崎っぽいか。 でもこんな映画二度と作れまい。 傑作。 9点(2003-12-03 14:33:26)(良:1票) |
8. 永遠に美しく・・・
ハリソン・フォードと、このブルース・ウィリスは痛めつけられて命からがら逃げ始めると、がぜん輝きだす。・・・間違いない。 7点(2003-11-28 16:28:20)(笑:1票) (良:1票) |
9. トゥルーライズ
ジェームズ・キャメロンに「007」を撮らせるべきだ。 きっと面白いぞ。 8点(2003-11-22 18:39:30)(良:1票) |
10. トレーニング デイ
俺もまんまとイーサンになってしまった。 そして朝からデンゼル:デビルマン:アロンゾと行動をともにした。 『デビル二丁拳銃』で悪をたたく姿はとても頼もしかった。 この人についていこうと決めた。 しかし、マフィアに囲まれて丸腰にされたとき、奴は:デビルマン:ではなく、血も涙もない:デーモン:だったと気付いた。 ビビッタよ・・・マジで、 「デ・ニーロもどきの男」には撃たれると思ったよ。 ・・でもラストは映画の法則のとおりだったな。 俺をあんな目に合わせた報いだ、ざまあみろ。 でもよデンゼル、あんたのクールな演技は最高だったぜ。 監督も若いのにうまいぜ。 次回作、期待してるぜ。 8点(2003-11-09 14:13:09) |