1. DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?
《ネタバレ》 このレビューを書いている6月9日、例の総選挙があるということで興味本位で観てみました。 DVDの特典ディスクとしてNHKで放送されたドキュメンタリーが丸々収録されています。 これがAKB48というグループの2010年の活動をうまくまとめており、本編への基礎知識としてはうってつけの内容でした。 これを踏まえて本編を観ると、その時々のメンバーの心情がよくわかり興味深く観ることが出来ました。 ただ、それほど歴史があるわけでもなく大きなドラマも少ないグループのインタビューましてやほとんどが10代の女の子なわけですから名言や感銘を受ける言葉などは皆無で、 おばあちゃんを訪ねたり久々に地元へ帰るといったドキュメンタリー仕立てになっているメンバーのパート以外は印象が薄いです。 わたくし自身、AKB48の曲は最近のしか知らないうえ、メンバーも有名どころの名前しかわからないので、 この映画を観てお気に入りのメンバーのひとりでもできるかな~などと うっすら考えていたのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。 あくまでファン向け。「ちょっと興味ある」くらいの人には向いていないのかもしれませんねこの映画は。 [DVD(邦画)] 6点(2011-06-09 15:46:01) |
2. ドゥームズデイ
《ネタバレ》 近頃気になっているニール・マーシャル監督なので期待したのですが・・・。あからさまな「ニューヨーク1997」「マッドマックス2」リスペクトも最初は楽しいんですが、そこにプラスαを持ち込むことなく終始そのまんま。ここまでただの模倣だと逆につまらない。もうちょっと捻っておくれよー。致命的なのは登場人物の魅力の無さ。女性版スネーク・プリスケンを狙ったと思われるヒロインやアウトロー軍団のボスもすぐに死ぬような雑魚キャラにしか見えない!タイムリミットの緊張感も皆無。楽しいツッコミどころもあるにはあるのですが映画自体がつまらないのでそんな気もなくなりました。多分元ネタ映画やB級映画好きを狙ったカルト映画っぽいのを作りたかったのでしょうが、いくらボンクラでもこんな工夫のないコピー映画に熱狂する程バカじゃないっすよ。B級映画ファンを舐めんなよ! [DVD(吹替)] 3点(2010-04-08 11:48:17)(良:1票) |
3. 時をかける少女(2006)
青春という瑞々しい要素に助けられているというか依存しすぎな感じ。ステレオタイプで薄っぺらい人物描写の恋愛模様を見せられても退屈なだけ。あの3人がどういう成り立ちでああいう関係になっているのかを示してもらわないと感情移入のしようがないです。タイプリープの使い方も現代っ子的というだけで大して面白味を感じませんでした。要は「時をかける」んじゃなくて単に「やりなおしてる」だけなんですが、そのやりなおしもきちんとキャラクター描かれていれば共感もでき面白いものになるはず。アメリカのB級コメディみたいな安い展開の連続に閉口しました。この程度の内容なら別に映画化する必要ないんじゃ?「サマーウォーズ」が良かったので期待したんですが、こっちはいまいちでした。 [DVD(邦画)] 5点(2009-10-08 00:15:17) |
4. 東京残酷警察
「片腕マシンガール」に続くTOKYO SHOCKシリーズ第2弾。今回は「ブレードランナー+スプラッタ」なSF刑事アクション。雰囲気はガラリと変わり血しぶきの量は倍以上。低予算ながら明快なストーリーと突き抜けたアクションが素晴らしかった前作に比べ、警察の民営化された近未来という世界観とゴア描写に重点が置かれており、登場人物のキャラやストーリー性はやや希薄。しかしながら世界観の作りこみはユニークだし、衣装や小道具も凝っているので視覚的には相当楽しめる作品。もうちょっと短くまとめられたらもっと良かったのに。 劇中CMは「スターシップ・トゥルーパーズ」を思い出しました。 [DVD(邦画)] 5点(2009-04-10 02:38:21) |
5. ドレス(1996)
アイデアに行き詰まった服飾デザイナーが隣のインド人女性が着ていた服の柄をパクッたところ採用され、そのドレスを着た人が奇妙な目に遭うって話なんですが、本当にそれだけ。ストーリーは無に等しいです。例のドレスも特にいわくつきというわけではないし(製造過程をちゃんと描いている)、一体何が言いたかったのか全く持って意味不明。 [ビデオ(字幕)] 1点(2009-01-19 19:01:06) |