2. DRAGONBALL EVOLUTION
《ネタバレ》 <注意>「絶対に1人では見ないでください」と、すでに見た人から聞いていたので2人でツタヤに借りに行った。店員さんに「これおすすめですか?面白いですか?」と聞いたら、店長らしい人が「う・・う~ん・・う~」と営業スマイルで絶句してた。これらの事態から、見るのに相当の覚悟が必要な映画なのだと悟った。そして自分に言い聞かせた。「これから私たちは映画を見るのではない。うんこを見るんだ」と。ハードルを限界レベルまでに下げてから観賞。なぜこうまでして見たかったかと言うと、子供の頃ドラゴンボールが大好きだったから。修行すれば空を飛べると信じ、毎日公園の階段から飛んでいた。今日は5段飛べたから明日は6段だ!と。そしてついに8段飛ぶことが出来るようになった。で、肝心の映画だが・・終始突っ込みどころ満載だった。わずか80分の映画でこれほど突っ込めるのは、ある意味衝撃的。間違いなく前代未聞の問題作だろう。とにかく展開が全く読めないのである。悟空は西洋人でエロだし、じいちゃんの師匠の亀仙人の方がじいちゃんより若いし、ナメック星人なのにしょっかくが無く地球人の女をはべらかすピッコロ。一番吹いたのはヤムチャである。まさかあんなブサイおっさんがヤムチャとは誰が想像できただろうか。世界中に散らばってるはずなのに、出掛ける先々でいとも簡単に発見できるドラゴンボール。かめはめ波を習得するのに要した時間わずか1分。習得できた理由はチチの乳をもみたいという煩悩。ろうそくに火をともす程度の炎の小さいかめはめ波。しかもけが人にかめはめ波を打つと回復するのだから、攻撃技としては本末転倒である。一体何の修行のつもりなのか、走行中のトラックの荷台で逆立ちする悟空。真面目な馬鹿は馬鹿にすることも出来ないので、とにかくいたい。ラストバトルは圧巻だった。なんと大猿が小さいのだ。あれじゃゴリラである。ピッコロの打ったエネルギー波を無傷&無衝撃でつき抜ける悟空。かめはめ波で倒れたピッコロは布団で眠り、地球人の女の人が作ったおかゆを食べて回復するのだ。それほどかめはめ波に威力が無いなら、ここはアメリカだし銃で倒したらどうか・・かつてここまで展開が読めなかった映画は記憶に無い。とにかく多いに盛り上がった。しかし1人で見てたら泣いてたか途中でリタイヤしてたと思う。 [DVD(吹替)] 5点(2009-12-10 15:44:13)(笑:4票) (良:1票) |