1. トップガン
《ネタバレ》 この頃のトム・クルーズの「トップガン」、「ハスラー2」、「カクテル」、「デイズ・オブ・サンダー」辺りのキラキラ感は、もうたまらない!! 明るいハリウッド、爽やかな空気感、王道を行く青春映画。トム・クルーズの絶頂期だなあと当時は思ったものです。新世紀になって四半世紀、いまだにあのノリで続けているとは思いもしなかったですけれど。 「トップガン」は様式美の映画です。山賀がテレビ版マクロスのオープニングで使った手法を大胆に取り入れ、ベルリンのあの音楽、スズキを駆って戦闘機と並走する、これ以上ないエンターテインメントです。あの時代の雰囲気を良く表してます。 当時は普通のCGと言えばまだ「トロン」レベルだし、超絶金かけてつくっても「ラスト・スターファイター」の宇宙戦闘機くらいにしかなりません。だから、本作の戦闘機アクションは実写に全掛け、迫力あります。 ただ、CGがレベルに達してない、プロップじゃ迫力でない、仕方ないから敵機であるはずのMigはF-5が演じてまして、これが出てくると、ああ所詮は映画、作り物だあと醒めた覚えはありましたねえ。 この映画は、頭を空っぽにしてみましょう。軍隊映画は全部悪、米軍が出てきた、米帝撃滅!、こんな目でみても面白くはないです。 どういう見方をするかは自由ですが、この映画を楽しもうと思うなら、ただ単にワーキャー言ってみるのが一番です。トム・クルーズとF-14のプロモート映画。アイドル映画と是非同じノリで。 [映画館(字幕)] 8点(2024-12-30 09:50:14) |
2. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜
《ネタバレ》 「阿久津はどうしたっ」 これ最高に笑いました。 「甲子園に叩き込めっ」 大阪大阪言ってるのに、甲子園?あそこ兵庫じゃなかったっけ? 「浦和vs大宮」 ああっ、結局はそうなるのね。 「エンディングロール」 凝りたいのはわかるんですが、これはどうなんでしょう? 「日本にはバカバカしい映画が必要です!!」 うんうん、これは良作です。(ホント?) あと、俺の菱沼さんが、なんか歳をとってしまった・・・ [映画館(邦画)] 6点(2024-06-11 13:06:13) |
3. トップガン マーヴェリック
《ネタバレ》 これこそ古き良きハリウッド・エンターテイメント、いやあ面白い。 30年前の初代の雰囲気そのまま。 しかし・・・敵国をイランにしちゃって大丈夫かな。F-14を使用可能で残してるのはイランだけなんだから・・・ さすがに敵機はCGになってて安心しました。初代は敵のミグ役をF-5がやってて、完全に興ざめだったからねえ。 昨今のポリコレ全開のハリウッド、軍人は悪としか言えない凝り固まった左翼全開日本映画、どちらとも一線を画す爽快な映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2024-05-31 22:02:12) |
4. トレマーズ
《ネタバレ》 これ、ホラーに分類されてるけど、違いますよね?全然怖くない、っていうか、すごく笑えた。どうみてもB級ギャグ映画にしか思えなくって、とても良かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2024-04-17 07:05:25) |
5. 遠い夜明け
昔、映画館に見に行ったときは衝撃だったんだけど、今見直すとう~ん。難しい。人間がすれちゃったんだろうか。音楽は変らずよかったんだけど、何かが違う。これが時代背景なのかなあ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-08 03:33:56) |
6. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 原作も映画も含めてのネタバレも書いちゃうので、未見の人は注意してね。 単純にすごくいい映画でした、泣きました!!寂れゆく炭坑町、ロケットへの少年らしい情熱がよく描けているし、スプートニクを見ながらエレベーターで坑道へ下がっていくシーンなんて感涙ものです。炭坑町のストライキ中に我が町の少年たちだけは助けるなんて、昔の日本の炭坑町でもスポーツ大会などで本当によくあったことで、いずこも同じなんだなあと、違った意味でも泣けてしまいました。また、主人公たちの町は、現実の世界ではもう存在しません。人口も減り会社も撤退し、消滅しました。残っていても今の日本の炭坑町のように大変なことになっていたでしょう。その意味では「炭坑の町」へのレクイエムのようでもありました。音楽もいい!!ストーリーもなかなか。ただ、有名になった最後の実話のエピソードをカットしちゃったのは残念。実はあまりにもできすぎですが、この後、主人公はロケットのノズルと全国大会のメダルをいつのまにか忘れてしまいます。ところが、父親の死後、遺品を整理しているときに、父が大事に取って置いてくれたのを見つけるのです。これだけでもラストシーンになりうるのに、そのメダルとノズルは、1998年にホーマーの友人である宇宙飛行士の土井隆雄氏が、スペースシャトル・コロンビアで宇宙に運んでくれたのです。ロケットボーイズのロケットは、とうとう宇宙に行った!!この実際のエピソードは入れて欲しかったなあ。あと、撮影技術が非常に高いのには感心しました。映画の中で飛ばしたロケットが、見事に金属の質感を持っていましたから(実際は紙とプラスチックからなるモデルロケットを使用したそうです)。炭坑町とロケットという点では、日本でも北海道のカムイロケットが有名ですが、ますます応援したくなりました。この映画、お勧めです。 [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-01-13 21:17:54) |