21. 永遠の1/2
うーん、残念ながら私にはイマイチ意味不明な映画だった。どうも何が言いたいのか、伝わって来ない。 「自分とよく似た人間に迷惑を被るが、それによって自分の人生を考え直すきっかけになる」ということ?それにしては、「似ている」という設定が曖昧で、上手くストーリー上で機能していないので、何に焦点を絞って見るべきなのかはっきりしないもどかしさがある。 それに加え、全体的にダラダラとしていて緩急が無く、ストーリー展開の面白さや意外性にも欠けている気がする。タイトルもどういう意味なのか分からない。「2分の1」はまだしも、何が「永遠」なのか?言葉のイメージが優先していて、サスペンスなのかドラマなのか分からない中途半端な作品。 [ビデオ(字幕)] 3点(2003-11-14 21:05:17) |
22. エンド・オブ・デイズ
相手が人間だろうがエイリアンだろうが悪魔だろうが、「とりあえずガトリングガン撃っときゃいいんだよ、ガトリングガン」という姿勢には頭が下がります。 3点(2003-10-05 19:58:27)(笑:1票) |
23. エクソシスト ディレクターズカット版
どうしていまさらディレクターズカット版として出すのか分からない。余計なシーンが増えた分、返ってダラダラしている。また今見ると、ストーリー展開が杜撰に感じる。説明不足な部分も多い。おまけに、たいして怖くもない。特に階段からさかさまになって降りてくるシーンなど笑ってしまうだけ。ダダダーッと降りてきて、得体の知れない液体を吐き出して終わり(笑)。一瞬映りこむ亡霊(?)の顔も、あからさま過ぎて萎える。余計な事をし過ぎな印象。 3点(2003-07-03 21:53:29) |
24. エボリューション
これが21世紀に作られた映画だと言うのだから、まさにタイトルとは裏腹に、映画としては退化しているとしか言い様が無い。適当な科学考証によるSF要素に、まるで緊迫感の無いストーリー展開、下ネタ頼りの下品なギャグセンス、インパクトに欠けるモンスターデザイン等、どれもこれも中途半端で、少なくともCG以外の進化がまるで見られない。 『宇宙からの生命体』が地球で大暴れ、こりゃ大変と言うだけの、あまりにもありがちと言うのも憚られるほどありきたりなSFモンスターパニック映画。 ※『 』内の単語はお好きに変えて下さい。いくらでもパニック映画が作れます。 [地上波(吹替)] 2点(2005-06-30 18:02:30) |
25. エイリアンX<TVM>
バカ映画ではなく、ただのカス映画。色々な意味で、金を取っていいレベルじゃない。 こういう映画って何のために作るのか、まったく理解不能。B級ファンのため?しかしこの作品はB級らしい矜持も開き直りも無いまま、大真面目にやっているから始末が悪い。 「エイリアン」のパクリと言うのも憚られるオリジナリティの無さ。ありがちな事を当たり前にやり過ぎているので、パロディにすらなっていない。そしてその恥ずかしさに製作者がまったく気付いていないのが痛い。 金をかけていないから、セットや小道具もチープだし、だからと言って、脚本や演出に工夫やヒネリがある訳でもない。また工夫しようと努力した形跡も見られない。 B級映画が悪いとは言わない。ニーズもあるだろうし、誰もが大金を投入したハリウッド大作のような映画を作れるわけでもない。しかし、B級にはB級なりの「プライド」や「存在理由」があるはずだ。同じ開き直るにしても「開き直り方」というものがあるはずだ。監督を始め、関係者は、「何のために映画を作っているのか」という事を、頭を丸めてもう一度よく考え直せ。こんなカス映画に金をかけるくらいなら、そのまま制作費を恵まれない人のために寄付して欲しかった。 [ビデオ(字幕)] 0点(2004-11-13 23:39:34)(良:1票) |