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1.  栄光のル・マン 《ネタバレ》 
いぶし銀映画でした。確かに脚本はもの足りないが差し引いてもあまりあるリアルなカーシーン。CGでは決して出せない現実感という重み。今じゃ金かかりすぎて決して撮れないでしょうな~午後4時にスタートする時の緊張感はヒリヒリするほど。スターであるマックイーンが優勝する万歳映画じゃなくて個人的には良かったですが、確かにハリウッドではうけなかったでしょう。興行的には失敗したのも頷ける;「男のやる事に女が口だすな」映画という解釈もあるようですが、私はそうは思わなかった。夫を亡くした女性は彼女もレースから離れられないレース人間なのだと思う。夫を亡くしてもマスコミにまとわりつかれても「自分である為に」帰ってきたから。「命をかけるほどのことか」という問いは自分自身への疑問なのだろう。
[地上波(字幕)] 6点(2021-09-05 21:29:36)
2.  エイリアン 《ネタバレ》 
小さい頃は恐ろしすぎてまともに観れなかったこの作品を1、2と続けて鑑賞する機会がありました。どちらも好きですが、1作目の芸術性の高さはすごい。スコット監督の映像センス。無駄のない脚本。ギーガーの造形美が見事に昇華されて「エイリアン」という世界観を作り出している。この作品を嫌いな人は「無機質感」が嫌なのではないだろうか?しかし、私はこの「無機質感」が「宇宙」という空気も重力も温度もない空間の非情さを肌に伝えているように思う。「エイリアン」が恐ろしいのは「殺される恐怖」ではなく「生命を侵略(凌辱)される恐怖」なんだと気づいた。そしてもしかしたらスコット監督は「エイリアン」を芸術作品として撮っているのではないか?とふと思った。アンドロイドの言葉いわく「完璧な生命体」として(2では完璧に「人類の敵」として描いていた)その生命力、環境への適応能力、良心の呵責も罪悪感もなく他の生命を侵していく。人間のレイプと違うのは「支配」の為ではなく、すべて「種の存続」の為であるという事。その純粋さ。恐ろしいが、その純粋さに皆は惹きつけられるのではないだろうか?だから、続編が次々と出来たのではないだろうか。なんにしても映画史に残る傑作であることは間違いない。この「エイリアン」を超える異星人キャラクターは今だ創られていないように思う。
[地上波(字幕)] 9点(2011-06-15 23:47:30)(良:1票)
3.  エクソシスト 《ネタバレ》 
子供の頃に冒頭からあまりの怖さに、チャンネルを替えてしまいました。それ以来、何度かテレビのロードショーで放送していたのですが、怖くて観賞出来ず;数年前、テレビで放送された時「これを逃したらもう観れないかもしれない」と覚悟を決めて観賞いたしました。やはり怖すぎです…が、同時にその芸術性に驚かされました。登場人物達の葛藤も大人になった今だから分かる部分があり、ただのホラーだけでない「人間の心の闇」を描きだしている脚本にも感嘆させられました。 後日、原作を読んでみたのですが、こちらの方が映画よりサスペンス色が濃いように思いました。 音楽は素晴らし過ぎです。心理分析の観点からいっても、この音楽は「人を不安にさせる音の波」らしいです。 もう、こんな芸術性の高いホラー(?)映画は今のハリウッドでは作れないのだろうな~と思いました。
[地上波(吹替)] 9点(2008-12-18 16:03:57)
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