1. エイリアン:ロムルス
《ネタバレ》 ホラー映画の定番の一つといえば、アホな若者たちがあれこれとやらかして惨劇を招いてしまう...というのがあるけれど、今回のエイリアンはまさにそれだった。思い返してみると正式なエイリアンシリーズでこの展開ってあったっけな~、となるくらいなかった気がする。エイリアンを純粋にホラー映画として捉えた時に、逆になんで今までなかったの?て思えてしまった。そこで今回の監督さんなんだけれども、ドント・プリーズ・シリーズの監督さんだそうで、自分は観てないけれど映画の評判も上々で、つまりホラー映画ならお得意なわけで、だから今までなかったこの設定に着目できたのかも。まあホラー映画の名手だからこそ映画館で観てみたくもなったんですけどね。 とにかくやる事は変わらないわけで、軍人も科学者もマッチョもオタクも出てこない、普通の若者たちがエイリアンに襲われる光景は、まさに王道ホラーのそれだった。 ただ唯一アンドロイドが2体出てくるけどね。1体はまさかの記念すべき1作目のアッシュくんでビックリ!!いや正確にはアッシュくんと同タイプのアンドロイドなのでしょう。 で、ご丁寧にこのアッシュくんがエイリアンの生態についてあれこれとレクチャーしてくれるので、もしもこの作品がエイリアン初見さんでもバッチグーなわけですね。にしても昨今のCGは本当に良く出来てるよな~...本当の役者さんと全然変わらないもんな~...て、てっきりCGかと思っていたらこれ書いたあとに読んだ記事にアニマトロニクスて記載されてた。いやでもアニマトロニクスでもすごいですよ。はい。それともう1体のアンドロイドはアンディくん。ヒロインの死んだ父親が廃品置き場で拾ってきた心優しきアンドロイドで、この彼が結構物語のキーパーソンとなっていく。面白かったのはアッシュくんのロムをアンディくんにセットしてデーターを上書きした時の変貌ぶりは、気弱な表情から凛々しい表情になり、冷静沈着、非情に徹底した行動は見ものだった。 起承転結の目新しさはこれといってなかったけれど、酸の血が無重力の中で漂いその中をくぐり抜けていくシーンはアイデアの勝利。あのシーンは本当に面白かったし目の付け所の良さに感心した。 エイリアンがわんさかと出てくるとどうしても1体を簡単に倒せちゃう武器も出てくるわけで、そうするとエイリアンをすげえ恐怖の対象として見れなくなっちゃうのがもったいない。まあでもアクションとしての面白さは増すんだけどね。ただやっぱりとことん、ホラーテイスト、にはこだわって欲しかった気もします。 最後に、エイリアンのDNAから採取した人類を完璧な存在へと変貌させる謎の液体を注入した妊婦から、エイリアンと人類の混血児が誕生するのだけれども、なんていうかエイリアンの色強すぎるし、それになんで母親を殺すのかも分からなかった。母親との関係性のアイデア出てこなかったのかな~...せっかくの新種なのに行動パターンがまんまエイリアンなのはもったいない。あ!そっか!もし続編あるとしたらこの謎の液体が鍵になってくるわけか。だから凶暴にしておかないといけなかったのか!? なんて続編あるかはわからんけどね。 まあとにかくなんだかんだでやっぱエイリアンは、薄暗くて大スクリーン&大音響の映画館で観るべき作品ですね。はい。 [映画館(字幕)] 6点(2024-09-12 15:49:18) |
2. AIR/エア
《ネタバレ》 バスケは全く見ないけどマイケル・ジョーダンの名前は知っている。そのマイケル・ジョーダンがどんなプレイをしてどんな偉業を成し遂げたかは全く知らないけれど、エアジョーダンは知っている。つまり、それほどまでに「マイケル・ジョーダン」と「エアジョーダン」の名は、間違いなく世に知れ渡っているということ。この映画を観てそれを改めて実感できた。 映画なので多少の脚色はあるでしょうが、まさかあの酒場でのキング牧師のエピソードが事実だったとは驚きました。まあ実際に酒場での会話だったかはわかりませんが、あそこのシーンがこの映画の見せ場でもある主人公ソニーのアドリブスピーチへと繋がるわけで、だからこそ余計に真実だったことが感慨深くなりました。 劇中に1度もマイケル・ジョーダン役の役者さんの顔を見せなかったのは良かった。プレゼンでCEOが遅れて来て存在感をアピールしたのと同様に、1度も顔を見せないことでその存在感に対して、畏怖の念を抱かずにはいられなかった。 アディダスとコンバースがジョーダンのプレゼンで失態を犯しているかのように勘違いしてしまうかもしれないけれど、あれは他の選手と同じというスタンスであって、ナイキのような背水の陣で挑んでいないから仕方のないこと。なので決してディスっているわけではない...はずです...たぶん(笑) 実話だから最終的にはナイキと契約するのはわかっているんだけれども、それでも作品の世界に引き込まれてしまうベン・アフレック監督の手腕はさすがです。とくに名言なセリフの使いどころがめっちゃ自然な流れで出てくるのがすごい。 観て良かったです。 余談:80年代のセブンイレブン出てきてたけど、日本では朝7時から夜11時までの営業時間がしばらく続いてたんだけどあちらはどうだったんだろ~・・・てとこ気になりました(笑) [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-06 19:20:28) |
3. エール!
《ネタバレ》 ヨーロッパがアジア圏よりもわりかし「性」に対してオープンなのはなんとなく知ってはいたけれど、それでもこうやって面と向かってあからさまに見せつけられちゃうと、やっぱりお国柄の違いを感じずにはいられませんでした。でもなんていうか全然イヤラシさがないんですよね。ナチュラルすぎて。ただあちらの女性は初潮は遅いのか?だってヒロインはたしか高校生ですよね?自分が知る限りでは早ければ小学生の高学年くらいで来るってことらしいから、いくらなんでも遅すぎじゃないのかな~...。まあどうでもいいっか。 主演のルアンヌ・エメラちゃん。演技は何ていうか自然体だった。自然体というか自然すぎて演技しているように見えなかった。裏を返すと、この子すげぇな~、ていう風に感じられなかったってこと。自然すぎて。それがフランス流なのかな。それと彼女の歌声、別に悪くはないし上手な方だとは思うんだけど、心を揺さぶられたかっていうとそこまでではなかった。はい。 娘が夢を見つけてそれを叶えようとしているのに自分たちのこと最優先に考えちゃうのって、批判の対象になりそうだけど、親だって人間なんだし、それも聾唖者なんだからそういうエゴがあるのも生々しくってそれはそれでアリかなって。ただ、父親はともかくとして母親の心変わりはちと唐突すぎました。もうちょっと編集頑張って欲しかった。あとなんでパリに着いたとたん母親に吹き出物いっぱい出来てんのよ!ビックリしたわさ。 まああれこれ言いましたが、なんだかんだで良い映画だったな~とは思いました。はい。 あ!エンドロール中に後日談があります。 一応父親は当選したみたいですね(´∀`*) [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-10 22:08:46) |
4. エンド・オブ・ステイツ
《ネタバレ》 「エンド・オブ」シリーズの第3弾。2作目の視聴から約1ヶ月空いたので、違和感を感じながらも最後までそのことに確証が持てなかった。奥さん、俳優やっぱり代わってたのね。こんなことを言うと失礼かもしれませんが、前2作の奥さんの方が美人さんだった。まぁ好みの問題なのでどうかご勘弁を。 とたわいもないフリから入りましたが、何ていうか今作、ちょっとパワーダウンを感じずにはいられませんね。アクションも脚本も。OPの戦闘シーンはもう訓練だっていうのがすぐわかるし、特に目新しさもない。大量のドローンによる大統領暗殺シーン。人間対人間じゃないせいか、緊迫感もなく単調。大型トレーラーによる逃走劇。特になし。オヤジさんの山での戦闘シーン。大量の火薬の爆破だけ。それだけ。病院の爆破シーン。CGが粗い。引きの絵だから迫力に欠ける。ラスボス、宿敵との対戦。予想通りの肉弾戦になるが呆気なく終わる。ただこの呆気なさだけは良かった。観客を沸かせる格闘技じゃないんだから、本来実戦なんかは呆気なく決着がつくものでしょう。なので唯一あそこのシーンだけは良かった。宿敵もダラダラ喋らず死んだのもグッド! 脚本の粗さはひどい!犯人に仕立てられたバンニングだけれども、証拠が揃いすぎてることに何の疑問も持たないFBI連中。バニングほどの人物がもしも本当に犯人なら、てまず推測してみると思うんだよな~。それと白昼堂々大統領を殺しに来ちゃうって、いくらその後に海外に逃亡したって、めっちゃ国家級の大犯罪人になってしまうんだから、そんなのどこの国に行ったって無理なんじゃないのかってね。 まあ所詮は娯楽映画。そんなにツッコむなよ~て言われるかもだけど、せめてその「娯楽」の要素がもうちょっと大きかったらそんなにツッコミもしなかったかも。 てかなんでもシリーズ第4弾の製作が発表されたそうな。ふむ。何だかんだできっと観ちゃうでしょうね。はい。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-02-10 09:56:06)(良:1票) |
5. エンド・オブ・キングダム
各国の首脳陣を次々と暗殺するために、長い年月をかけて周到に準備してきたであろうテロリストさん。そのおかげあってか計画は順調に進んだ。がしかし!なぜかアメリカ大統領にだけは、その周到さをいかしきれてない。あれだけの兵力と武器がありながら・・・。てね、そんなことを言ったらこの映画自体が成立しなくなるんですけどね。最後もあっけなくやられちゃってさ。このシリーズって最初はめちゃくちゃド派手で、一体どうなっちゃうんだ!てなるのに、段々と尻つぼみになっていくんですよね。アクションシーンもそう。ラストに凄い見せ場でもあるのかと期待しちゃいますもん。まあお気楽ノーテンキ映画ですね。 もし実際にあんなことが起きたら、テロリストの潜伏を許してしまったイギリスが責任問題を問われるんですかね?わからんけど。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-04 19:08:34) |
6. 映画 ひみつのアッコちゃん(2012)
ただただ綾瀬はるかさんの天真爛漫な無邪気さを楽しむ映画。それ以上でも以下でもないですね。大真面目に語ってはいけない映画でもある(笑) [インターネット(邦画)] 3点(2021-11-10 22:12:55) |
7. エターナルズ
《ネタバレ》 まずはじめに特筆すべきはその編集の素晴らしさ。7000年とうい時間の間にあった出来事を必要最低限に見せてくれるのだが、タイミングや終わり方などが違和感なく自然で、さらにたったこの1作だけでエターナルズの各メンバーの性格や特徴なんかも、ものの見事に描ききっていた。アクションとそうでないシーンとのバランスも非常に良かった。お見事としか言いようがない。さすがはアカデミー監督。 とにかく物語自体があまりにも壮大で、今までのMCUとは比較にならないくらい良い意味で差別化に成功している。本編中に何度か「神」という言葉が出てくるけれど、いやいや「神」ってもうそれは君たちの創造主セレスティアルズやん!て言いたくなっちゃいました。ただこれだけ壮大な物語なのになぜエターナルズのメンバーの能力がそこまですげぇー!てならないレベルなんだろう...これにも意味がちゃんとあるのかな?色々と検索したら出てくるのかもしれないけれど、今はまだいいや。そういうことも推理して楽しみたいから。 とにかくこれだけ壮大な物語の中にどうやって他のMCUのキャラたちが絡んでくるのか。今からワクワクが止まりません。 唯一この映画で残念に思えたのは、7000年前の人類の衣類や見た目があまりにも綺麗すぎたこと。いくらなんでも海辺近くで生活を営んでいるのにあれだけ綺麗な肌をしているのは不自然すぎました。ほんとそれだけ。 [映画館(字幕)] 7点(2021-11-09 16:10:46) |
8. AI崩壊
《ネタバレ》 AIの暴走がよくあるSFの、自我に目覚めてとかではなく、人的なことだった点が現実感があってそこは評価したい。それに解決方法も同等に、あくまでも正攻法だったところも加えて評価したい。てっきり母親と娘のオカルトちっくな感じで来るのかと思ってました。 ただそこまでリアリティさにこだわっておきながら、警察の特殊部隊の描き方が相変わらずマンガマンガしすぎていて、興ざめでしたね。いくらテクノロジーの天才とはいえ、ああも簡単に何度も取り逃がすかよ。洗練された特殊部隊なら、あらゆる脱出経路を未然に抑えてるだろうが。特に大学のは酷かった。それと実弾の発砲。ありえないって。催涙ガスとか麻酔銃とかなら分かるけどさ、いきなり実弾で人命を簡単に奪っちゃうって・・・ありえないって!ほんとね、こういうとこ、ちゃんとしてほしいわ!頼むよマジで。 それとね、いくら通信を切断したからって、はいそうです私が仕組みました。私が犯人です。って告白しちゃうかね?周りにあれだけ人がいる状況で。あれも、オイオイでしたね。 写真をサーバー室に落としてしまった!いやいや、あんな大きな物落としたらすぐに気付くって。他に人もいるんだし、そもそもサーバー内のカメラやセキュリティどうなってんじゃい?百歩譲って落としたの気付かなかったとしてもだ、あんなところにどうやって落とすんじゃい!大爆笑もんでしたねw 全体的にテンポもよく飽きることなく一気に見れたし、それなりには楽しめた。大沢たかおも良い演技してたし、三浦友和の定年間際のベテラン刑事役も、まあステレオタイプではあるけれども、なぜかこの作品の中で一番安心して見れた。 文句はそれなりに言いましたが、まあ気楽に観るにはちょうどいい作品です。 [DVD(邦画)] 5点(2020-06-17 10:45:10) |
9. X-MEN:ダーク・フェニックス
《ネタバレ》 X-MEN、いや!全ミュータントの中で最強といわれる、フェニックスことジーン・グレイ。その彼女の裏の顔ダーク・フェニックス。制御不能で恐るべき力を発揮する。どれだけ凄いパワーで、どれだけ凄い破壊のカタルシスを味わえるんだろう。そんな、しちゃいけない期待を抱いて鑑賞してしまいました。(^_^;) 本編鑑賞。謎の異星人連中が現れ、おお!未知なる連中との壮絶なバトルが楽しめるのか~、とテンションもいい感じに上がっていく。ところがどっこい!その異星人連中、強いのか弱いのかよくわからないし、行動目的がピンボケすぎて敵役として全くもって魅力ゼロ。これはいただけない。それに肝心の主人公であり「最強」の異名を持つジーンそのものも、これまた魅力を感じられない。一番の理由はラスボスとのバトル。お互いつかみ合って宇宙に飛んでそこで爆発。あまりの膨大なエネルギーで甚大な被害を恐れて宇宙へ、ていうのはまあ仕方ないとしてもだ、も~ちょっとさ~、ラスボスと宇宙で激しいバトルしても良かったんじゃない?その前の地球ミュータント・チームVS地球外生物チームとのバトルが、電車っていうなんともまあせせこましい空間でのバトルだったから、圧倒的開放感のある宇宙でめっちゃ暴れまわって欲しかったんだけどな~。話の内容が多少つまらなくってもさ、そういったバトルシーン見れるだけで、それなりの満足感は得られるんだけどな~。はぁ~残念残念。 それと「X-MEN」シリーズって、どこかで時間軸変わっちゃったよね?ウルヴァリンが過去にタイムスリップした時だっけ?だからこの話は1作目へとは繋がらないんだよね?鑑賞の間が空いていると、頭の整理に余計な時間がかかって、素直に話が入りにくくって困るよ。過去作を見直してください、ていう前提ありきな考え方もどうかと時々思ったりもします。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-11-02 08:23:05) |
10. エバン・オールマイティ
《ネタバレ》 ジム・キャリー主演の「ブルース・オールマイティ」の続編。てかこういう続編の作り方って面白い! ただのコメディ映画にしてはラストの大洪水、迫力ありすぎてビックリした。ここまでやるんかよと。主演のスティーヴ・カレルの芸達者ぶりは流石の一言。 神様に何かお願い事をしたら神様は、その願いが叶うかも知れないチャンスを与えよう。ここのところ、すっごく好きです。 気楽に観られる映画ですね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-14 18:03:01) |
11. 映画 聲の形
《ネタバレ》 「障害者問題」や「イジメ問題」に、思春期の少年少女たちが葛藤する物語。とても良い映画です。みなさんこれを観ていろいろと考えましょう。人は皆複雑で簡単な生きものではありません。この作品から多くを学んでください。ということでめでたく各方面から賞賛を浴び、めでたく様々な賞を受賞。いやぁ~立派立派。理解できなかったり低評価する輩はきっと、純粋さが足りない可哀想な人達でしょう。かくいうわたしも多分、その輩の一人かも たしかにね、悪くない作品だとは思いますよ。すごく丁寧な仕事をしているな~と。でもなんだろ~な~、引っかかるんですよどうしても。聴覚障害を持つ硝子を、あまりにも自責の念が強いキャラとして描き過ぎなんじゃないかと。いくら植野にあんたのせいだ!って言われても、いくら将也が誤って友達を傷付けてしまっても、その後二人でいろいろと遊んだり、家に招待してお母さんの誕生日を祝ったり、とても自殺まで追い込まれるような、そんな追い詰められたようには見えなかったし、もし私がどこかで大事なモノを見落としていたとしても、それでもやはりあの自殺のシーンは唐突すぎた。これじゃあまるで、聴覚障害者は周りの人たちを不幸にするかのようで、どうしてもこの作品に対して愛情を持てない。一番酷いのは担任と学校、それと母親。あまりにもお座成りすぎじゃないですか。普通に授業中朗読させたり、硝子をサポートするような取り組みもしないし、大体子供が残酷な行動を考えもせずにするっていうのを大人であり親である母親が理解も示せず、現金を平然と受け取ったり、とにかく大人たちがあまりにも酷い描き方だ。そうすることで主人公、将也を孤立させようという演出なんだろう。て思ってしまう私はやっぱり、純粋さが足りないみたいです。 それから将也が中学生から高校生へとなる見せ方が説明不足で、てっきり中学生のまま話が進んでるのかと、文化祭のシーンまでずっと勘違いしちゃってました。 [インターネット(邦画)] 3点(2019-05-06 23:28:48)(良:1票) |
12. エイリアン:コヴェナント
エイリアン映画。それ以上でも以下でもない。エイリアン映画。ダニエルズ役のキャサリン・ウォーターストンが、ちょっと綺麗になったお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜に見えて仕方なかった。エイリアン映画。特筆すべきことが特になかった、エイリアン映画でした。 [映画館(字幕)] 5点(2017-09-17 14:42:59) |
13. エクス・マキナ(2015)
奥深い映画であることは間違いないのですが、いかんせん早朝の寝ぼけまなこで見始めたもんだから、淡々と進む展開に、欠伸が止まりませんでした。なのでいったん休憩を挟んで再度鑑賞。それでもやっぱり私には響いてきませんでした。なんか悔しい。大方の人が絶賛してるのに、良さを共感できなくて。まあ仕方ないですね。それが私の感性なのですから。ただ、エヴァ役のアリシア・ヴィキャンデルちゃんは、尋常じゃないくらい可愛かった。バストが小さくなってしまったのは手品?かな(笑) [DVD(字幕)] 4点(2017-08-05 21:16:46) |
14. エヴェレスト 神々の山嶺
《ネタバレ》 山に取り憑かれた男たちのロマンを格好良く描こうとしているが、中二病丸出しのダサい仕上がりになってしまった。最大の要因は、とにかく台詞が仰々しいこと。クライマックスシーンで羽生のメモ書きを引用するところは、正直言って赤面MAXでしたw よくまあ恥ずかしくもなく作ったもんです。逆に凄いわw あとその台詞でちょいちょい聞き取りにくい箇所があった。ボソボソと小声で喋るから、何言ってんだか分かりゃしない。DVDに字幕機能があって助かりましたw 登山に関しては全くの素人で何も分かりませんが、羽生が7年間準備してきたって一体何の準備で、どういった内容なのか漠然すぎて理解できなかった。もう少し専門的要素を取り入れても良かったんじゃないかな。くどくならない程度に。 原作は知らないけれど、ヒロインの存在感の無意味さと言ったら・・・(^_^;) 総評してこの映画は、日本映画の悪い部分を濃縮した見本市ですねw [DVD(邦画)] 3点(2016-09-25 08:11:33) |
15. HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
《ネタバレ》 前作で免疫が出来てしまったので衝撃度は減少してしまった。しかしこの映画に求めるのは単純にバカバカしさだけ。衝撃はなくても、いい意味でバカやってることに称賛の拍手を送ることができればそれでいい。ほんとうにただただそれだけ。結論から言うとちょっと物足りなかった。それは敵。前作ではいろんな○○仮面が登場して楽しませてくれた。極めつけはニセ変態仮面。彼の存在が変態のバロメーターを一気に上げることに貢献した。だが今回の敵は変態ではない。単なる恋敵。変態してるのが変態仮面だけという寂しさゆえに、物足りなさが生まれてしまった。師匠でおじいちゃんのアノ人は敵じゃないし、もはや殿堂入り変態役者(褒め言葉)ですからw あとやたら戦闘員たちとの戦闘シーンが多いのもマイナス要素。せっかくの鬼モードも、もう少し活躍して欲しかったな~。三作目は宇宙生物に・・・www [DVD(邦画)] 5点(2016-09-19 17:44:24) |
16. X-MEN:アポカリプス
《ネタバレ》 X-MEN大好きで全作品観ています。今作はニュージェネレーション・シリーズの最終章で、最大最強の敵の登場とあって、期待に胸を膨らませての鑑賞となった。OPの儀式のシーンはなかなかの出来。ていうかあれだけ仰々しくやらないと相手に乗り移れないんじゃ、一番最初はどうだったのかが疑問。元々アイツ自身の能力って何だったんだろう?いろんなミュータントに乗り移って力をつけていったらしいけど、最初から神と崇められるほど力を持っていたのか?千回以上乗り移るって相当だよ!よくまぁ~みんな言うことをきくもんですな。その辺が疑問に残ってしまった。 X-MENの持つテーマは一作目から何ら変わってはいない。しかし変わらないからマンネリ化もまた避けられない。良くも悪くもワンパターン。特にマグニートーくん。もうね、コロコロコロコロ変わりすぎ。敵になったり味方になったり。結婚して子供がいたのにもビックリ!よく正体バレずにいたもんだ。とにかくテーマが変わらない普遍的なものならば、もうちょっと見せ方の工夫がほしい。人類がミュータントを忌み嫌い差別するにしてもありきたりな演出で、はぁ~またですかな感じ。新鮮さに欠けます。 この作品から一作目の作品へと繋がっていくのだけど、はたして何の違和感もなくすんなり繋がってるのか?絶対にどこかしら、ん?ってなるとこあると思うな。 で、結論を言えば期待以上ではなかったけど、まあX-MENなんで単にそれだけでこの点数です。はい。あとやっぱりジーンが一番最強なんだと再認識させられた。それとプロフェッサーの永久脱毛の原因も・・・(笑) エンドロール後にまたまたお楽しみ映像があるので、最後まで席を立たずに、です。 [映画館(字幕)] 6点(2016-08-13 14:44:52) |
17. X-ミッション
《ネタバレ》 ●犯人グループの顔の特徴が似たりよったりでキャラが没個性しまくり。 ●主人公の内面がイマイチでピンボケしまくり。 ●散々偉そうなことを言いながらも資金に困って銀行を襲い、さらに銃撃戦までやっちゃったらもはやただの強盗グループじゃん。 ●ノーCGというのがこの映画の売り文句だけど、鉱山を爆発させて降り注ぐ岩石群の中をバイクで疾走するシーンは、どう見てもCGだろ! ●でも退屈しのぎにはちょうどいいかも。 [DVD(字幕)] 5点(2016-07-18 22:07:14) |
18. エージェント・ウルトラ
《ネタバレ》 DVDを自宅でくつろぎながら観たのが良かったのか、レンタル代分くらいは楽しめましたね。映画館だったらこうはいかなかったかも。 ただね~、粗探しじゃないけどどうしても”?”が多すぎて、レンタル代分の楽しさも実のところ危ういというのが本音です。 ?その1・・・監視役の彼女は彼が街から出れないことを知っているのに、旅行に行けなかったことを残念がるのか意味不明?水着見ながらため息ついてたよね。 ?その2・・・欠陥品だから計画を中止したのに、結局諜報員として彼を使ってるってどういうこと?意味わからん。ヽ(  ̄Д ̄;)ノ ?その3・・・車でスーパーマーケットに突っ込んで来るなら左右に分かれて待機し、下りてくるところを一斉攻撃すればいいのに、なんでご丁寧に全員奥へ奥へと引っ込んでいくだよ!それでも訓練受けた特殊部隊かよ!意味わからん! ?その4・・・というか人質があるんなら逃げる必要ないやん!投降を要求すればいいだけじゃん!毎度毎度人質の使い方悪すぎて、もっと頭脳派の悪党を見たいもんです。 ?その5・・・最後に出てきたボスみたいな人がどんなポジションでどんな人物なのかよ~分からなすぎて、それこそ?のオンパレードですわ。 てな感じでとにかく消化不良映画に殿堂入り決定ですねw 楽しめた、と冒頭で言っておきながら結局これですわw ヴィクトリア役のコニー・ブッリトンさんがキャリー・フィッシャーにしか見えなかったです。これって自分だけかな? 最後のスーパーマーケットでの戦いはやっぱり地味、というか面白くない。同じ地味でもデンゼルワシントンの「イコライザー」の方が緊迫感と戦い方の洗練さがあって全然面白かった。もっとあれこれ創意工夫して戦ってほしかたよ。ウルトラなんだからさ! [DVD(字幕)] 4点(2016-07-11 22:04:57) |
19. 映画 ビリギャル
昔あった「積木くずし」な世界を想像していました。ポジティブで前向きな性格と、恵まれた環境が揃っていて、なんだか出来すぎな印象を受けた。しかしそんな無難な設定にも関わらずこの作品には「再生」というテーマ以上に、もっと大きな意味合いを感じることができた。それは他人との接し方です。慶応に行くと決めてからも友達との付き合いをやめなかったさやか。そんなさやかの義理堅さはまるで、当たり前っしょ、と言われてるみたいで、人間関係に気を使いすぎる私には眩しくうつりました。たしかに泥臭くもなく熱い青春群像でもない。実際のビリギャル本人がどうだったかも問題ではない。映画「ビリギャル」がどうなのか?良いのか?悪いのか?面白いか面白くないのか?そこだけに焦点を当てたならば、間違いなく良い映画だと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2015-12-10 22:17:04) |
20. 映画 暗殺教室
《ネタバレ》 漫画原作の実写化にしては良く出来ている方だと思います。テンポもよくあまり間延びしないのもGOOD!殺センセイも違和感なく溶け込んでてこれまたGOOD!脇を固めるベテラン俳優さんたちの演技力もこれまたGOOD!そしてなによりも、羽住監督がこの原作に対して「リスペクト」をしているのがひしひしと感じられたのが嬉しかった。原作の持っている「らしさ」を損なうことなく、短い時間の中で非常にスマートな仕上がりになっており、尚且つ見せるべきものをしっかりと抑えていてまさに職人技ですね。ただラストの脱出は種明かしをして欲しいかったな~。それがこの作品の肝なんだから。まあ何だかんだでそこそこ楽しめました。次回作の卒業編は劇場に行こうかな・・・。 [DVD(邦画)] 6点(2015-11-08 14:57:18) |