1. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
「ドラクエ5」っていうテレビゲームあるじゃないですか。 あったんですよ、昔ね。もっとも私は子供の頃にゲーム機を買ってもらえない子だったんで、プレイしたのはほんの一年くらい前なんですけど。 当時の子たちと同じ気分を味わいたいと思って、Amazonでわざわざ箱付きの中古を探して、上下巻の攻略本と一緒に買ってね。まあ、そんなことはどうでもいいです。 あれに出てくるポートセルミって町の灯台に、ゲーテの最期の言葉を引用した落書きがしてあるんですよ。 何かのヒントなのかと思って辺りを探したんですが、特に何にも関係ないんです。宝のありかへの足がかりってわけでもなし、どこかの洞窟に入る暗号ってわけでもなし。 それにしては意味ありげなところに書かれていたから変な違和感がありましたけど、まあ、いつまでも気にしてても仕方ないし、さっさとゲームを進めちゃいました。 でも、今になって私は思うんです。もしかしてあの落書きは、この映画に対するメッセージだったんじゃないかって。 えっ、なんて書いてあったかって? ゲーテの最期の言葉も知らないんですか、あなた? 「もっと光を!」ですよ。 [DVD(字幕)] 3点(2013-07-03 11:52:27) |
2. エド・ウッド
エドっ子たち(エド・ウッド作品を愛してやまない頭おかしい人たちの意)なら間違いなく満足するであろう一本。 伝説のエピソードの数々が映像で再現されているだけで素晴らしいのに、エドの不必要ともいえる映画への情熱までもが、温かな愛を持って描きぬかれている。なんとも素敵な伝記映画だ。 エド映画の名シーン……名シーン!? はあ!? まあいいや、名シーンがちょこちょこと再現されているのも嬉しい。 ひとつ心配なのは、本作が素晴らしい作品に仕上がってしまっていること。 この映画を、たとえば好奇心旺盛な中学生やジョニー・デップファンの若い女性が見て、エド・ウッドという人物にちょっと興味を持ってしまい、その勢いでプラン9・フロム・アウタースペースやグレンとグレンダなんかをレンタルしてしまった日には、彼らを形容する言葉は「被害者」以外に無くなってしまうのではないか。いや、そこから何かに目覚める可能性も多分にあるけど。 冗談はともかくおすすめできる映画。 個人的にはティム・バートンの映画で一番好き。 欲を言うなら、オープニングの能書きでちょっとカンペ見てほしかったかな。 [DVD(字幕)] 8点(2013-03-29 04:15:47)(良:1票) |
3. エイリアン
設定的にはSFだが、その実、丁寧に基本を押さえたホラー映画である。 「密閉された狭い空間で強く凶暴なものと一緒にいなければならない」という恐怖を、これでもかというほど徹底して描いている。 セットの趣を大きく二種に分け、映像にメリハリをつけている点も良い。 キャメロンのマンガ的なパニックアクションも悪くはないが、やはりエイリアンはこの一作目にかぎる、というのが個人的なつぶやき。 [DVD(字幕)] 8点(2013-02-24 07:13:14)(良:2票) |
4. エージェント・コーディ
典型的なティーン向けのオフザケ映画。ぶっちゃけ二十代終わりごろにもなってこんなもの見て、レビュー書いてる自分に対してどうかと思う。 本来なら4点。けどヒラリー・ダフが可愛いのと、悪役にイムホ(アーノルド・ヴォスルー)がいたことを考慮して5点。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-29 07:41:07) |
5. SFソードキル
ズレているといえばズレているけど、全編にわたって真剣そのものなので、笑っていいのか悪いのか分からない。そう、まるで藤岡弘さんご本人のような映画である。侍が単なる戦闘マシーンみたいに描かれていないという点は、この時期のアメリカ映画にしては珍しい。総合的に言えば5点くらいだが、個人的には味わい深くて好き。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-29 07:34:11) |
6. エボリューション
安定感のあるコメディ。爆笑は無いが、わりと絶え間無いクスクス感で攻めてくる。スタンスを崩さぬままジャブを連発してくるタイプの笑い。やんわり微笑みたい時にどうぞ。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-27 09:15:10) |