1. エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000)
原作が発表されたのがもう50年前、映画化もされ、そのリメイクとなった訳ですが、随所を現代風に焼き直しをしてある物の、うまくまとまっている感じで違和感が無く、楽しめました。原作の作者が米空軍の元司令官だったせいか、戦争に対する恐ろしさなどが大変リアルに綴られており、救いの無いラストもあって見終わった後は疲れと絶望感ばかりが残ります。今後、絶対に発生し得ないとは言い切れない未来の形の一つであると想像するだけで本当に恐ろしいです。ただ一つ気になったのは邦題を「ON THE BEACH」もしくは「渚にて」のままになんでしてくれなかったかって所ですね。。。えらいタイトル名で損してる気がします。なんでよりにもよってモロB級なタイトルにしてしまったのか。。。原作は間違いなく超A級なんだから、もっと自信があっても良かったような。。。 9点(2002-09-16 16:50:58) |