1. エルム街の悪夢2/フレディの復讐
精神が、肉体が、自分以外のナニモノカに乗っ取られていく。多重人格をテーマにホラーにするとこんな感じ?自分が自分でなくなっていく恐怖感が出ていて、なかなか良かった。 6点(2002-11-20 23:15:29) |
2. エルム街の悪夢(1984)
人間は眠らなければ生きていけない。その決定的な弱点というか習性というか、そこを突いてくるという点ですでに卑怯で狡猾でえげつないフレディを、5本ナイフで過激に武装させ、必要以上に濃いキャラクターとして世に出した、記念すべき作品。 7点(2002-11-20 23:11:21) |
3. SF/ボディ・スナッチャー
ジャック・フィニイによる原作は、急激な近代化の代償として、人間不信や社会性の喪失の危機が叫ばれ、社会心理学という新たな学問の創出を促した1950年代に書かれた。それだけに、家族が、知人が、同僚が、他人にすり変わっていく過程はリアリティがある。導入部はマンガ「寄生獣」を思わせる。 8点(2002-11-20 22:57:16) |
4. エクスタミネーター
1.ベトナム戦争。こういう娯楽映画にも、何気に影を落としていたんだな。2.悪の根絶。人間がいる限り、悪意も存在するし、他人(特に弱者)を傷つける行為はなくならないのか。と、まあ、テーマも一応あり、どう見ても一般人のギンティがクールにストイックに決め、なかなか見応えがあった。 6点(2002-11-20 22:46:23) |
5. エイトメン・アウト
その8人は、若気の至りというにはあまりに代償の大きい八百長という行為に、なぜ手を染め、いかにして球界を追われていったか。裏切られたファンも、優秀な人材を失しなった球界も、好きな野球を二度とできなくなった選手も、そしてその顛末を見ている方も、みんな辛い。 8点(2002-11-20 22:33:10) |
6. エクソシスト
2回見たけど、2回目の方が深みを感じた。人間なら誰しもが持つ心の弱さ。そこにつけ込む悪魔の恐さ。 8点(2002-10-19 22:37:28) |