1. ナイト ミュージアム2
《ネタバレ》 前半の笑いの部分が見事にスベリまくっていたが、 クライマックスに進むにつれ、前作のキャラ、新キャラとそれなりに見せ場があり、 盛り上がらせる事に関しては、子供向けの作品のわりに憎いほど上手いのだが、 前作有り気というか、前作ほどのファンタジー感は完全に無くなっちゃった気がする。 [地上波(吹替)] 6点(2012-02-18 00:25:51) |
2. なま夏
《ネタバレ》 駄目男を描かせたら、この監督の右に出るものなし。 いつか、そんなそんな評価をされる日も、そう遠くは無いと思います。 監督デビュー作の本作ですが、ちょっと気合が入りすぎた印象。 主人公の中年役は本当に、朝、電車で見かけそうな中年で、もう存在が既にリアル。 この俳優を使うんだったら、あまり料理しすぎてしまうと食傷気味になってしまう気がした。 男の持つ変態の部分を目を背けず正面からやりきったといえば、そういうことなんだろうけど、 大なり小なり何歳の親父になっても、朝、電車で可愛い女子高生を見かければ、 誰だって何らかの癒しにはなるでしょう。(僕が変態だからそう思うだけ?) この部分をもっと強調するだけでも良質なコメディになりそうだったけど、 なんか変態の部分を料理(強調)しすぎたせいで、ホラーっぽさが見えてきてしまったのは俺だけでしょうか? [DVD(邦画)] 6点(2011-05-05 04:17:06) |
3. ナイト ミュージアム
80年代は結構こういうファンタジーな映画多かったですよね。 わりと好きなジャンルだし、現代の技術でこういった映画をまた作られても、 大人になってしまった自分が純粋に楽しめるかどうかは、正直怖かったですが、 まぁ、子供向けに作られたことに目を瞑れば、そこそこ楽しめました。 [地上波(吹替)] 7点(2010-10-17 22:13:22) |
4. なくもんか
《ネタバレ》 舞妓haaaan!同様、阿部サダヲのハイテンションな演技で押し切っていくスタイルは変わらず。 設定や伏線の広げ方は観ていて「うわぁ、これ最後どう締めるんだろう」とか「どんなオチが待ってるんだろう」とドキドキしながら、楽しく観られるのですが、 クドカンにしては、珍しく伏線を回収できなかったというか、伏線は活かしたけど、観る側の期待する方向とは全然違う所へ持って行っちゃった感じが否めない。 わざとこういう感じを狙ったようにも思えるけど、そこが残念。素直に泣かしてよ。 これじゃ泣くもんかじゃなくて、泣かすもんかだよ。 小ネタの面白さ、セリフ回しのチョイスは相変わらず面白いし、演者も子役含めて良かったです。 [映画館(邦画)] 6点(2009-12-02 09:15:20) |
5. 9デイズ
80年代後半から90年代前半に多発したアクション映画っぽい話。 ありえない話とはいえ、細かい設定とかがリアル指向なのが、観る側に違和感を与えているのだろうか? リーサルウェポンとかビバリーヒルズコップとかみたいに、派手にやるだけやって詳細設定を雑にしてるほうが、もっと純粋に楽しめるってことなのかな? たぶん、この本を書いた人は上記2作とか好きで自分好みに焼きなおしたってところだろうか。 結果、アクションに派手さをなくし、妙にサスペンス的な要素を意識した登場人物背景などあいまって、エンターテイメント色が薄れてしまった。 まぁ、そんな理屈はとっぱらって、純粋にストーリーだけ追ってれば、それはそれで楽しめる作品です。 色々、考えちゃ駄目な映画。 自分は邦題の9デイズのが、好きだけどな。バッドカンパニーよりは。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-15 23:01:23) |