1. ニュー・シネマ・パラダイス
この作品は映画が最大の娯楽だった時代の物語です。当然テレビやビデオなどはなく映画は映画館で観るものだった。昭和30年代は日本でも映画人口は多く最大の娯楽であった。それがテレビやビデオの普及で映画館が減少していった。映画を映画館で観るのが当たり前の時代を生きた人にとってはたまらない作品でしょう。私も映画が好きになった時はビデオは無く映画館に良く通いました。当時300円位で2~3本立ての名画座が沢山有り「ぴあ」を買ってはお目当ての映画を遠くまで観に行ったものです。現在30代後半以上の歳の方には映画館への思いが切なく迫ってくるのではないでしょうか。登場人物の素晴らしさ、モリコーネの音楽、どれをとっても一級品。映画館を愛した映画ファンすべてに贈る名作です。 10点(2002-01-21 21:38:04)(良:1票) |